概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
エンヤ 主人公
化けダヌキの子ども。人間の子どもに化ける練習をしていたとき、伊賀忍者のくノ一にさらわれ、忍者養成所に連れてこられた。エンヤの父ちゃんに、忍者修行をすれば立派なタヌキになると言われ、人間の子どもの姿のま... 関連ページ:エンヤ
ジロー
化けギツネの子ども。両親が戦乱に巻き込まれて亡くなり、ひとりぽっちになってしまった過去がある。その復讐のため、いつでも石を持ち人間を攻撃するようになる。人間の子どもに化けているときに百地百太郎にスカウ... 関連ページ:ジロー
カッパ
エンヤとジローが旅の途中で出会ったカッパの子ども。小さい時からひとりぽっちで人間にいじめられ、エンヤとジローが初めての友だちになった。何事にも一生懸命だが、どんくさくネガティブ思考の持ち主。エンヤとジローと共に、果心居士に会いに行く旅をする。
かがり
エンヤが修行する伊賀の忍者養成所でインストラクターをする、くノ一3人組のひとり。優しい性格。真面目で良識があり、くノ一3人組の中ではいちばんしっかり者のまとめ役だが、時々無茶をする。
あかり
エンヤが修行する伊賀の忍者養成所でインストラクターをする、くノ一3人組のひとり。明るく、目立ちたがりで意地っ張り。強気な性格のため、百地百太郎やくノ一の先輩らに目をつけられやすく、トラブルメーカーでもある。
いさり
エンヤが修行する伊賀の忍者養成所でインストラクターをする、くノ一3人組のひとり。男まさりな性格で、短筒を使うのが上手い。実は泳げないことを内緒にしていたが、同じくカナヅチのエンヤと一緒にこっそり練習をして泳げるようになった。
百地 百太郎
『エンヤ KODOMO忍法帖』の登場人物。伊賀の領主百地三太夫の、18歳の跡取り息子。大きな顔が特徴。わがままで自分勝手なので人望がない。自分が仕切っている忍者養成所の子どもたちはエリート集団だという... 関連ページ:百地 百太郎
信吉
エンヤと共にさらわれて、忍者養成所につれてこられた男の子。自称村いちばんのおりこうさんで、しばしば頭が良いことを鼻にかける。九九ができ、なんでも勉強でカタをつけたがる。
満児
エンヤと共にさらわれて、忍者養成所につれてこられた男の子。ぽっちゃり体型が特徴。自称村いちばんの早食い。食いしん坊で食べ物に目がない。
まさよ
エンヤがいる養成所で食中毒騒ぎがおきたため、百地百太郎から派遣された食事係の女忍者。ぽっちゃり体型のおばちゃん。実はエンヤがいる養成所の優秀な子をヘッドハンティングするために、百地百太郎が送り込んだスパイ。エンヤは自分の母親に似ているまさよを美人だと思っている。
松風
百地百太郎が馬の代わりに乗っている、大きなカエル。とてもかしこいが、気が弱い。可愛らしいのでエンヤがいる忍者養成所の子どもたちに人気がある。百地百太郎から虐げられることが多いが、百地百太郎のことは好きで、気に入られようといろいろ努力する。
綱手姫
エンヤがお花見で出会った、甲賀のくノ一。一時期エンヤを弟子にする。変化の術を使うが、ナメクジにしか変身できない。いつでも転職できるよう、忍術の他に剣術と華道と茶道も極めている。
果心居士
山奥に住む、幻術の天才。老人男性だが、いつでもクマの人形を持ち、子どものような可愛らしい喋り方をする。エンヤ、ジロー、カッパに幻術やヒーリング、幽体離脱などの術を伝授する。織田信長が伊賀忍者を滅ぼそうとしていることを察知し、伊賀にいる忍者たちを助けた。
エンヤの父ちゃん
化けダヌキ。戦だらけの世の中で食べ物が少ないため、人間に捕まったら食べられてしまうということで、息子のエンヤに人間に化ける術を練習させる。エンヤが忍者修行している間も、様々な姿に化けて様子を見に来る。割といい加減な性格で、酒と女が好き。
場所
伊賀の忍者養成所
エンヤが村の子どもたちと共にさらわれて、ここに連れてこられた。伊賀にはエンヤが修行する忍者養成所の他にも、百地百太郎が仕切る忍者養成所がある。
甲賀の忍者養成所
エンヤが変化の術を使いこなす甲賀忍者の綱手姫に弟子入りするため、伊賀を家出してやってくる。
果心居士の住む山奥
幻術の天才の果心居士に弟子入りするため、エンヤとジローとカッパが訪ねる。険しい崖を登らないと行けない。果心居士の妖術により、真冬でも花が咲き蝶が舞う。
書誌情報
エンヤ :Kodomo忍法帖 全4巻 小学館〈少年サンデーコミックス スペシャル〉 完結
第1巻
(1996年5月発行、 978-4091248114)
第2巻
(1997年5月発行、 978-4091248121)
第3巻
(1998年2月発行、 978-4091248138)
第4巻
(1998年8月発行、 978-4091248145)