概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
池田 由紀 (いけだ よしのり)
高校1年生(後に2年)の少年で、アルバイト先の写真館にて店主に乗せられ、ウェディングドレスの写真モデルを経験。それをきっかけに、女装してのセルフポートレート撮影、さらには女装しての外出が趣味になる。女装時は「由紀」の読み方を変えた「ユキ」を名乗る。成長にともない第二次性徴と高まる男性的な性欲に困惑し、女性への憧れが強くなる。 幼なじみの森居左、クラスメイトの黒川水面に惹かれ、二人の間で気持ちが揺れ動くが、同時に女装した自分自身を理想とするナルシシズムも抱えており、複雑な恋愛関係を持て余す。
森居 左 (もりい ひだり)
池田由紀の2つ下の幼なじみであり、同じマンションの隣に住んでいる中学2年生(後に3年)の少女。由紀を「紀くん」と呼んで兄のように慕っているが、次第に異性として意識していることを露にしていく。小学校時代はテコンドー、中学では女子サッカー部で活躍した、活発な努力家。 由紀と肩を並べられるよう早く大人になりたいと思っており、女子サッカー部引退後は髪を伸ばし、急に大人びた雰囲気を持つようになる。
黒川 水面 (くろかわ みなも)
池田由紀のクラスメイトであり、森居左の家庭教師をしていたこともある知的な少女。普段の格好が地味なため目立ちにくいが、容姿は端麗で成績優秀な優等生。しかし対人関係を築くのが苦手で、同級の女子からは嫉妬や嫌悪の目で見られやすい。男嫌いの傾向があるため友人がほとんどいなかったが、女装した池田由紀と出会い、心を開く。 自分の内面を理解した由紀に依存する面があり、告白もするが、ふられた後もつかず離れずの関係が続いている。
池田 未記 (いけだ みき)
池田由紀の姉。両親は離婚しており、未記と由紀を引き取った母親は多忙なため、由紀の家庭での面倒は全て彼女が見ている。一見、さっぱりして由紀に対してあけすけな態度を取る美女だが、ブラコンの気質が強く、かなりの過保護で、過干渉。由紀は普通に高校、大学と進学して将来的には森居左と結婚するべきと考えており、それに反する行動を由紀が取ると癇癪を起こす。 多くの男性と交際するが、実は中年男性好きであり、本命は森居左の父。
書誌情報
ゆびさきミルクティー 10巻 白泉社〈Jets comics〉
(2003-08-01発行、978-4592134572)
第2巻
(2004-02-01発行、978-4592134589)
第3巻
(2004-07-01発行、978-4592134596)
第4巻
(2005-03-01発行、978-4592143840)
第5巻
(2005-08-01発行、978-4592143857)
第6巻
(2006-02-01発行、978-4592143864)
第7巻
(2006-09-01発行、978-4592143871)
第8巻
(2009-11-01発行、978-4592146483)
第9巻
(2009-11-01発行、978-4592146490)
第10巻
(2010-08-01発行、978-4592146506)







