わたしのふしだら

わたしのふしだら

大見武士の『ぼくらのふしだら』の続編。現代日本を舞台に、新入生の友里悟史に恋したことをきっかけに不思議な力を手に入れた女性教師、橘伽凛の、激変した日常生活と恋愛模様を描いたエロティック・サスペンス。前作と同様に、ある代償と引き換えに強力な力を手に入れた女性が堕落していくサスペンス要素と、激しい性描写が特徴となっている。主人公や主要キャラクターは前作から一新されている。本作では限られた時間だけ好きな年齢に若返る能力を手に入れた伽凛が、999分のあいだだけ高校生になって青春を謳歌(おうか)する中、人生の転機と心境の変化が訪れる。少年画報社「月刊ヤングキングアワーズGH」2016年1月号から2017年2月号にかけて連載の作品。

正式名称
わたしのふしだら
ふりがな
わたしのふしだら
作者
ジャンル
恋愛
 
サスペンス
レーベル
YKコミックス(少年画報社)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

橘 伽凛 (たちばな かりん)

高校教師の女性。担当科目は国語。黒髪ロングヘアで、右目下にホクロがある。何事にも冷めた性格で、これまでの人生を達観して過ごしてきた。継続することも苦手ながら、オナニーだけは18年間続けている。そんなある日、新入生の悟史に一目惚れする。日毎に悟史への思いは募っていくが、教師と生徒の立場の違いや一回りも年下の悟史との叶わない恋に自らの人生を後悔する中、悪魔のような謎の女性から若返りの能力を与えられる。その能力を使って高校生になった時は「高市」を名乗り、黒髪セミロングヘアに眼鏡をかける。実はお見合い相手の優一郎と婚約しており、若返り能力を使う代償が性行為となってからは、彼を利用するようになる。

友里 悟史 (ゆり さとし)

高校1年生の男子。入学して間もない頃に文学部に入部し、顧問の伽凛と出会う。穏やかな性格で読書や和歌を趣味にしているが、クラスメイトがゲームやネットばかりに夢中で、同じ趣味の友人ができないことに悩んでいた。そんな中、図書館で高市と出会い、彼女の正体が若返った伽凛だとは知らずに和歌を通して親しくなる。やがて高市に恋心を抱くようになる。しかし、裕福ながら複雑な家庭で育ったこともあり、徐々に高市に対して依存するようになる。

前作

ぼくらのふしだら

成年向け作品も執筆している大見武士の代表作の一つ。現代日本を舞台に、「時間停止能力」を手に入れた代償として性欲が強くなってしまった結城美菜実が、危険な快楽に溺れていく姿を描いたエロティック・ホラー。少... 関連ページ:ぼくらのふしだら

書誌情報

わたしのふしだら 全2巻 少年画報社〈YKコミックス〉

第1巻

(2016-07-16発行、978-4785958138)

第2巻

(2017-04-17発行、978-4785959937)

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