アバンギャルド夢子

アバンギャルド夢子

男性器を見てみたい、という思いで頭がいっぱいになってしまった女子高生を描く、押見修造の連載デビュー作。「別冊ヤングマガジン」2003年No.44号~No.49号に掲載された作品。

正式名称
アバンギャルド夢子
ふりがな
あばんぎゃるどゆめこ
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

女子高生の望月夢子は、男性器のことで頭がいっぱいだった。幼い頃に父を亡くし、兄弟も彼氏もいない夢子は、男性器がどんなものなのかがよくわからない。「本物のちんこが見てみたい」と授業中でも歩いていても夢子の頭はそればかり。ヌードデッサンをすれば本物が見られると考えた夢子は、学校の美術部へ入部する。幽霊部員ばかりの美術部で唯一真面目に活動している本田正一は、可愛い夢子を入部させるために、彼女が提案したヌードデッサンのモデルを嫌々引き受ける。

登場人物・キャラクター

望月 夢子

15歳の少女で高校1年生。黒髪のショートカットで、瞳の大きい可愛らしい顔立ち。一人っ子で、3歳の時に父を事故で亡くし、母は仕事で毎日夜中に帰宅するため、家ではいつも1人。男性器がどんな形をしているのか見てみたい、という強い思いにとらわれており、そのことばかり考えている。彼氏はおらず、セックスも怖くて嫌だと考えており、純粋に男性器にのみ強い興味を抱いている。 その熱い情熱に突き動かされて芸術活動を始める。

本田 正一

望月夢子の通う高校の美術部に所属する先輩男子。幽霊部員ばかりの美術部の中で、1人真面目に油絵を描いている。眼鏡をかけた冴えない風貌で、一応だが美大を目指している。夢子を入部させるためにヌードモデルを引き受ける。

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