いつでも夢を

いつでも夢を

作者・原秀則が、小学館「ヤングサンデー」連載『部屋においでよ』の完結後、同誌にて開始した長編連載。1990年代の東京都が舞台。漫画好きの高校3年生・多田野一郎は、親友の彼女で片思い中の如月みちるの何げない励ましの言葉がきっかけで、漫画家を志す。冴えない劣等生・多田野が、さまざまな障害を乗り越えながら漫画の道を歩んでいく姿を描いた青春ストーリー。夢を追うことへの不安や恋愛の悩みなど、人生の転機を迎えた若者の苦悩を等身大に描いた人間ドラマ。小学館「ヤングサンデー」1994年18号から 1997年7号まで連載。

正式名称
いつでも夢を
ふりがな
いつでもゆめを
作者
ジャンル
作家・漫画家
 
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

多田野 一郎 (ただの いちろう)

漫画好きの男子。初登場時は高校3年生。友人・筧幸太郎の彼女、如月みちるに片思いをしており、三人でよく遊びながらも、複雑な感情を抱いていた。自分とみちるを主人公にした恋愛漫画を描き、妄想を膨らませていたが、ある日、当の本人であるみちるに漫画を見られてしまう。みちるに「がんばれ」という言葉をかけられたことから、漫画家になることを決意。出版社への持ち込み、アシスタントなどの経験を積んでいく。同級生で同じく漫画家を目指す小島能理子と交流を持つが、順調に漫画家への道を歩む能理子に劣等感を抱く。

小島 能理子 (こじま のりこ)

多田野一郎の同級生の女子。初登場時は高校3年生。ショートカットが特徴。漫画を描いており、多田野も漫画を描いているという噂を聞き、交流を持つ。漫画の腕前は多田野より数段上で、小島能理子の生原稿を見た多田野に勧められて応募した新人賞の佳作に入選。その後、順調にデビューして売れっ子漫画家の道を歩むが、自分が描きたいものを描かせてもらえないことと忙しさから精神を病んでいく。

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