アリスにおまかせ!

アリスにおまかせ!

不思議な能力に目覚めた少女が、恋人と自分自身に降りかかる恐ろしい出来事を乗り越えていく。三角関係といったラブストーリーも含みつつ展開される異能力オカルトバトル作品。「ちゃお」1992年2月号から1995年10月号にかけて連載された。

正式名称
アリスにおまかせ!
ふりがな
ありすにおまかせ
作者
ジャンル
異能力・超能力
レーベル
コミック文庫(女性)(小学館)
巻数
既刊5巻
関連商品
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概要・あらすじ

二階堂アリスは、学校からの帰宅時に水晶を拾ってからというもの、不思議な力を発揮できるようになった。それと前後して、同じ部活の小野寺克巳と相思相愛の関係になり、幸福な日々を過ごしていた。しかし、克巳に執着している近藤さやかに嫉妬されたアリスは、さやかとその協力者であるキャサリンの魔術により、克巳とともに不可解な出来事に巻き込まれるようになる。

アリスは、克巳との幸福な時間を取り戻すために、水晶の力を借りながら、さやかとキャサリンの魔術に対抗していくのだった。

登場人物・キャラクター

二階堂 アリス (にかいどう ありす)

高校1年生の女子。ショートカットの髪型で、活発で明るく、裏表がない性格。ラグビー部のマネージャーを務めている。部員の1人である小野寺克巳から想いを寄せられ、付き合うようになった。ある日、学校の帰りに水晶を拾ってからというもの、予知夢や霊を見る能力といった不思議な力を発揮できるようになる。克巳に片想いしている近藤さやかの恨みを買っていて、彼女とその協力者であるキャサリンの魔力により、克巳とともに不可解な出来事に巻き込まれている。 克巳の曾祖父である小野寺総次郎の霊に、子孫を守って欲しいと言われたこともあり、二階堂アリス自身の不思議な能力を使って、克巳や自分自身に降りかかる不可解な出来事を回避しようとしている。

小野寺 克巳 (おのでら かつみ)

高校1年生の男子。ラグビー部に所属している。少々お調子者でスケベなところがある。二階堂アリスとラグビーの話を通して親交を深める内に、恋心を抱くようになる。自身の想いを素直に表現できず、アリスにいじわるすることもあったが、のちにきちんと告白をして恋人同士となった。幼なじみの近藤さやかに、異性として好かれているが、その気持ちには気付いていない。 克巳を恋人にしたいと願うさやかの魔術の力によって、危険な目に遭わされたり、心を操られたりするが、その度にアリスに守ってもらっている。

近藤 さやか (こんどう さやか)

高校1年生の女子。新体操部に所属している。小野寺克巳の幼なじみ。ストレートヘアを腰のあたりまで伸ばし、モデルの母親から譲り受けた美貌を持つ。克巳とは家が隣同士で、物心ついた頃から家族ぐるみの付き合いをしており、兄弟のように育った。そのため、克巳のことを一番よく知っているのは自分だと自負していて、いずれは付き合うことになると考えていた。 だが、克巳が二階堂アリスと付き合うことになり、嫉妬に苦しんでいる。キャサリンに出会ってから魔術を使えるようになり、彼女の助言のもと、アリスと克巳を魔術の力で別れさせようとする。

キャサリン

近藤さやかのもとに、差出人不明で送られてきたアンティークドール。キャサリンホワイトが生前大切にしていた人形で、自由に動き回ることができ、言葉も話すことができる。片想いに苦しんでいるさやかに魔術を教え、二階堂アリスから小野寺克巳を奪うように助言する。初めはそれほど自我も力もなかったが、さやかが魔術を使うごとに力が増大し、はっきりとした自我を示すようになる。 さやかの恋を応援しているように見えるが、別の目的があることを匂わすこともあり、その真意は分からない。

織田 広司 (おだ こうじ)

高校1年生の男子。ラグビー部に所属している。小野寺克巳の一番の親友で、冗談や下ネタを好むところもあるが、基本的にはクールな性格。マネージャーとして一生懸命に自分たちに尽くしてくれる二階堂アリスに恋愛感情を抱いていたが、克巳もアリスに想いを寄せていることを知ってからは身を引いた。だが、2人が喧嘩をしている時などは、アリスは自分と付き合った方が良いのではないかと考え、想いが口をついて出てしまうこともある。

野田 由加利 (のだ ゆかり)

高校1年生の女子。ラグビー部のマネージャーを務めている。二階堂アリスの親友。活発な性格で、やや落ち着きのない面もある。織田広司に想いを寄せて、よく見ているため、広司がアリスに想いを寄せていることにも気づいている。そのためアリスに嫉妬を覚えることもあり、そんな気持ちを近藤さやかの魔術に利用されてしまう。

小野寺 総二郎 (おのでら そうじろう)

小野寺克巳の曾祖父。既に故人。明治時代に青春を過ごし、ドイツに留学していた経験がある。当時、現地でキャサリンホワイトと恋に落ち、結婚の約束もしていたが、その頃に実家が傾き始めたため、結局は財産家の娘と政略結婚することとなった。そのことを知って激怒したキャサリンホワイトの魔術により、妻や息子を傷つけられることになった。 魔術に対抗する道具などを集めて、キャサリンホワイトの魔術から家族を守っていた。死後何十年も経つが、小野寺総二郎自身の死後も、キャサリンホワイトの魔術が小野寺家に災いをもたらすのではないかと気にしていて、成仏できず、長年この世に留まっている。不思議な力に芽生えて霊が見えるようになった二階堂アリスの前に現れて、その力で子孫を守って欲しいと依頼。 彼女が持っていた水晶を、自身の力によってパワーアップさせた。その後は、力を使い果たして消失した。

キャサリン ホワイト

小野寺総二郎が若い頃にドイツで出会った女性。100年近く前に亡くなっている。生前は、表情豊かで明るい性格の持ち主だった。人形を集めるのが趣味で、キャサリンもコレクションの内の1体。総二郎とは相思相愛の関係にあり、結婚の約束もしていた。総二郎のことを心から愛していたため、彼が政略結婚をしたことを知るや、憎しみから魔術に凝るようになってしまった。 その魔術を使い、総二郎の妻や息子を傷つけていた過去がある。

二階堂 貢 (にかいどう みつぐ)

二階堂アリスのおじ。考古学者で、海外の歴史的な遺物や骨董品について、豊富な知識を持つ。アリスが持っている水晶を見て、刻まれた紋章などから、ドイツと関わりがあるものだと言い当てた。その後、ドイツに興味を持つようになったアリスをドイツまで連れて行くなど、姪のアリスをかわいがっている。

その他キーワード

水晶 (すいしょう)

二階堂アリスが、ある日、学校からの帰宅時に拾った水晶。楕円形をしていて、星のマークが彫られている。この水晶を握って眠れば、必ず予知夢を見ることができる。のちにアリスが小野寺総二郎の霊に出会った時に、総二郎の力によってパワーアップし、楕円形から指輪の形に変化した。パワーアップした後は、持ち主が指輪をつけて祈れば、さまざまな魔術を解くことができるようになった。

御守り (おまもり)

小野寺総二郎が生前に大切にしていた箱に、水晶玉とともに入っていた御守り。この御守りを身に付けていると、呪いを跳ね返すことができる。また、魔力で心を操られている人間に、お守りの中に入っている白い粉を振りかけると、正気に戻すことができる。

水晶玉 (すいしょうだま)

小野寺総二郎が生前に大切にしていた箱に、御守りとともに入っていた水晶玉。月が出ている夜に、この水晶玉に、悩んでいることを相談すれば、解決のヒントとなる映像が映し出される。また、持ち主に災いが降りかかりそうになった時には、持ち主からの働きかけがなくとも、気をつけるべき事柄を映し出してくれる。

書誌情報

アリスにおまかせ! 5巻 小学館〈コミック文庫(女性)〉

第1巻

(2015-03-14発行、 978-4091915436)

第2巻

(2015-03-14発行、 978-4091915443)

第3巻

(2015-04-15発行、 978-4091915450)

第4巻

(2015-04-15発行、 978-4091915467)

第5巻

(2015-05-15発行、 978-4091915474)

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