イケてる刑事

愛浜署に赴任して来た刑事・近藤武の、ドタバタな日常生活を描いたコメディ作品。甘糟美貴をはじめとした魅力的な女性キャラクターが多数登場し、お色気シーンも存分に盛り込まれている。実は佐野タカシの『イケてる二人』の主要キャラクターである甘糟真希が本作にも登場したりと、世界観を共有している。

正式名称
イケてる刑事
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ヤングキングコミックス(少年画報社)
関連商品
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あらすじ

第1巻

愛浜署捜査一課に赴任する事になった近藤武は、姉・近藤繭の墓前で、これまでの感謝と今後の意気込みを語っていた。その最中、墓地内に喪服に身を包んだ甘糟美貴を見かけ、あまりの美しさと色っぽさに我を忘れて襲いかかってしまう。美貴が近藤を跳ね除けようとしていると、それを見た黒服の男性達が二人に向けて銃を突きつける。(エピソード「ルーキー近藤武刑事」)

近藤は、愛浜署に赴任して来た婦警たちからチヤホヤされていい気分になっていたが、実際は力仕事などを任され都合よく使われているだけだった。一方、愛染妙麻恵は、便利屋状態になっている近藤に対し、男はいらないと言い放つ。そんな中、愛浜署で確保したコンビニ強盗が銃を奪い、署内で暴れ回る事件が発生する。(エピソード「女だらけの愛浜署」)

愛浜署管轄内に「連続女子高生暴行事件」の犯人が潜伏しているという情報が入り、美貴は検挙のために現場に向う。しかし、本庁からやって来た佐々木に女が犯人を捕まえられるわけがないと言われる。苛立ちを覚えながらも美貴は警ら隊と共に女子高生に変装し、犯人をおびき寄せるおとり作戦を実行する。そんな中、近藤が少し目を放したスキに葛西真瑠子が犯人に連れ去られてしまう。妙麻恵が近藤を役立たずと激しくののしると、近藤は勃起しなくなり、男性としての自信も失ってしまう。近藤は真瑠子のため、そして自分のために救出へ向かう。(エピソード「美少女ローラー作戦」「真瑠子大逆転」)

愛浜署管轄内では最近若い女性が次々とノーパンになる事件が発生し、盗撮される騒ぎが起こる。近藤が独自に事件を探ると、とあるラーメン店が事件とかかわっている可能性が浮上する。真瑠子ら警ら隊は疑惑のラーメン店に警察官である事を隠して乗り込む。(エピソード「ノーパン天国の謎」)

美人が多くパンチラも日常茶飯事の愛浜署内で、近藤はつねに興奮をしている状態だった。そんな中、突然美貴に男性トイレ内で話しかけられた近藤は、誤って男性器をチャックに挟んでしまう。しかも勃起したまま挟んでしまい困っていると、管轄内の銀行で強盗事件が発生したとの通報が入り、近藤はそのまま出動する羽目になる。(エピソード「タケマグナム大爆発」)

電車内で痴漢が急増し、美貴は犯人検挙のために車内でのおとり作戦を提案する。当初は反対していた伊織冴子からもGOサインが出て、桜田門玲がおとりに指名される。近藤は華奢で清楚な玲がおとりになると聞き、絶対自分が玲を守らなくてはと意気込み、美貴と共に電車に乗り込むのだった。(エピソード「美少女隠しダマ作戦」)

愛浜署では夏場に海辺を警備するため、美貴と警ら隊にセクシーな水着制服が支給された。女性警ら隊は早速水着に着替え、即興のファッションショーを行い楽しんでいた。そんな中、水族館にナイフを持った男が立てこもるという事件が発生。一刻を争う状況の中、水着制服のまま美貴と警ら隊は水族館へと向かう。(エピソード「萌えろ!マリナーズ!!」)

近藤、美貴、警ら隊は海辺を警備していた。そんな中、女性のビキニのブラだけが次々と紛失する事件が発生。これは愛浜ケーブルテレビの揚田新三郎が企画したテレビ番組が仕掛けた事であった。美貴はあえてビキニに着替え、襲い掛かる参加者たちを返り討ちにしていく。(エピソード「巨乳ブラをGETせよ」)

前夜、近藤はパンツを穿かずに就寝した事で風邪をひいてしまう。出勤前に病院へと行くと、なぜか露出の激しいナースに剃毛されそうになってしまう。状況を飲み込めず流れで剃毛されそうになる近藤の前に、偶然にも指名手配犯の男が現われる。(エピソード「ビッグマグナム大手柄」)

第2巻

大阪府警から愛浜署玄熊谷蓮がやって来た。愛浜署の署員たちに挑発的な言動を繰り返す蓮に対し、近藤武は射撃で勝負を挑む。二人は接戦を繰り広げるが、あとから参加した甘糟美貴が圧勝をおさめる。その後、蓮は大阪府警から正式に愛浜署捜査一課に異動になった事を告げ、愛浜署の一員となる。しかし、蓮は愛浜署の同僚と打ち解けようとせず、特に美貴に対して冷たく当たってしまう。そんな中、愛浜署の一室に幽霊が出没するという噂が広まる。(エピソード「浪速はぐれ刑事・蓮」「復讐するは我にあり」)

以前から近藤の巨大な男性器に興味を抱いていた目黒あけみはセクシーなランジェリーを身につけ、密室で近藤と二人きりになる事に成功する。このまま身体の関係を持とうとするものの、寄りかかった壁が外れて隠し通路へと迷い込んでしまう。そこはなぜか近所のコンビニにつながっており、偶然にもコンビニは強盗に襲われている最中だった。(エピソード「フェロモン・クイーンあけみ」)

愛浜署はクリスマスであっても仕事モードで、近藤は少しくらいはクリスマスを楽しもうと美貴や愛染妙麻恵に提案するものの、却下されてしまう。ふて腐れたまま巡回に出た近藤は、道端で男と揉めている女子高生・一之瀬桃子と出会う。桃子は援助交際の客と揉めており、近藤はそんな桃子に対して説教をする。(エピソード「ハーレムナイトXマス」)

鈴木まゆは美貴やあけみから太ったと指摘され、ショックを受ける。近藤との巡回中に見つけたダイエットに即効性があると知られる若造槍五郎のエステサロンを見かけ、まゆは近藤と共に入店する。早速、まゆと近藤は美容に効果のあるとされるドリンクを飲まされるが、それは即効性のある媚薬だった。まゆ以上に効果てきめんの近藤は、エステサロン内で暴走する。(エピソード「エステサロンで恥刑」)

動物好きな仲田涼美のもとにパンダのオスが誘拐された事件が舞い込む。涼美はパンダを抱っこできるチャンスとばかり、近藤と共に事件解決へと行動を開始する。しかしとにかくパンダと触れ合いたい涼美は、近藤を邪魔な存在だと判断し、途中で無理矢理別行動を取る事にする。そんな中、涼美はパンダ誘拐犯に返り討ちにされ、捕まってしまう。(エピソード「本能!獣姦志願すずみ」)

ある日、愛浜署内で次々と婦警が消える事件が発生し、署内は緊迫したムードに包まれる。近藤は蓮と共に事件解明に動き出すが、近藤は謎の人物に捕まってしまう。近藤が目を覚ますと周囲には行方不明になった婦警たちがおり、パンツを脱がされ剃毛されてしまったと訴える。犯人の目的は不明なまま、署内に残された蓮と美貴は捜査に乗り出す。(エピソード「愛浜署・完全封鎖する」「戦慄の地下攻防戦」「剃毛調教師参る」「熱風の鎮魂歌」)

第3巻

今年も愛浜署では、水着の制服で海岸警備をする季節がやって来た。昨夏は近藤武が頻繁に勃起してしまった事から、今年は近藤のために伸縮性のほとんどない水着が支給された。水着姿の警ら隊を前に痛みで悶絶する近藤だったが、甘糟美貴玄熊谷蓮はそんな近藤をよそに、どちらが女性としての魅力が上かと言い争いになり、勝負をつけるために水着を着用したままで近藤を誘惑する。(エピソード「肉弾マリナーズ!!」)

近藤、美貴、警ら隊が海岸警備をしていると、女性がクラゲに刺される事件が発生する。クラゲに刺されるのが、決まってスタイルのいい美女である事から、美貴と警ら隊は刺されれば自分がメンバーの中で一番スタイルがいいと闘争心を燃やし、自らクラゲのもとへと飛び込んでいく。(エピソード「ハード・コアストリーム!!」)

とある通販カタログで新品下着を購入すると、汚い使用済下着が送られてくる事件が頻発していた。近藤は愛浜署管轄内に犯人が潜伏していると思われる廃ビルを特定する。通販好きの伊達葵と近藤は二人で廃ビルに乗り込むが、近藤は捕まり、葵はセクシーなランジェリーを身につけているところを写真に撮られてしまう。(エピソード「セクシーランジェリーの罠」)

ある日突然、加藤ゆいは寿退社すると言い出す。目黒あけみはあまりにも展開が早すぎる事から、お金でも要求されていないかと心配する。まさに図星だった事からゆいはあけみに対して激怒し、恋人のと結婚すると言い放ち、署から出て行く。ゆいを追うあけみは、別の女性を口説いている最中の渡を偶然見かける。(エピソード「寿退社ゆいの苦悶」)

愛浜署管轄内に脱獄犯が逃げ込んだという情報を受け、美貴たちは独自の捜査で、とある工務店に匿われている可能性が高い事を突きとめる。しかし確証がないため、美貴は工務店を監視するためにとなりに住んでいるヒロミに捜査を依頼する。美貴に興味を抱いたヒロミはコーヒーに睡眠薬を混ぜ、眠った美貴の身体にいたずらする。(エピソード「張り込みエクスタシー」)

近藤にあこがれる一之瀬桃子は警官を目指し、愛浜署で研修を受けていた。近藤との巡回中、すぐ近所のラブホテルに現金輸送車襲撃事件の犯人らしい人物がいると情報を得る。桃子と近藤はラブホテルに掃除係に扮して潜入したところ、援助交際をしようとしている女子高生を見かける。以前の自分を見ているようで放っておけないと、桃子は警察だと声をかけたところ、近くの部屋に潜んでいた現金輸送車襲撃事件の犯人が自分を捕まえに来たと感違いして、近藤に発砲する。(エピソード「桃子のホワイトクリスマス」)

桃子は、前回の事件でケガをして入院していた近藤を見舞いにやって来た。すると、ほかの病室でナイフを持った患者が女性看護師を人質にし、看護師の奈瀬に服を脱ぐよう脅迫する事件が発生する。ケガをしている近藤はまともに動けない状態ながら、どうにかして奈瀬を助けようと奮闘する。(エピソード「臨床カタルシス」)

節分の日。美貴、警ら隊は愛浜署管轄内の銀行での防犯促進を兼ねたキャンペーンに、セクシーな鬼のコスプレをして参加していた。近藤は本格的な鬼の扮装をし、子供たちから豆を容赦なくぶつけられる。そんな中、凶悪な銀行強盗グループが会場に乗り込んで来て、警ら隊をはじめ美貴までもが縛り上げられてしまう。(エピソード「虎じまクイーン鬼退治」)

美貴と蓮の関係の悪さは伊織冴子の耳にも入り、その解決策として週末に二人で温泉旅行へ行くよう、強制的に計画されてしまう。美貴はせっかくだからと桜田門玲も誘い三人で行く事にするが、玲は行きの電車からギスギスしている二人のあいだに入り、神経をすり減らす。(エピソード「桜散る湯けむり白書」)

第4巻

近藤武は、署長から極秘捜査を命じられる。その内容は本庁特捜部捜査官で警部補を務める春日野遥が香港マフィアに潜入し、そのまま連絡が途絶えてしまったので、救出に行ってほしいというものだった。近藤は香港に飛び、現地でパートナーのフェイ・メイファンと合流し、マフィアの構成員のシャティンミーシャファーたちと熾烈な戦いを繰り広げる。(エピソード「香港昇竜編」)

愛浜署がずっと追っていた暴力団構成員の犯人が北海道で自首したとの情報が入り、甘糟美貴、近藤と採用されたばかりの一之瀬桃子の三人が身柄を引き取るために北海道へ向う。到着した三人を見た北海道警察署署長は、女性ばかりでは犯人に逃げられてしまうのではないかと悪態をつく。そんな中、犯人への報復を企てる暴力団員が大勢押しかけ、警察署を襲撃する。(エピソード「御乱交!!北の国から」)

近藤や美貴、警ら隊は、夏の海水浴場の警備を強化していたが、多発している窃盗犯を逮捕するどころか発生件数が増加している状況だった。桃子とパートナーを組んでいる近藤は巡回の範囲を広げ、周囲にある別荘地まで足を運ぶ。そんな中、桃子はその一帯で幽霊屋敷と噂される館へと入り、近藤との既成事実をつくる絶好のチャンスだと考える。するとそこは窃盗グループのアジトになっており、近藤は縛り上げられ、桃子はベッドで辱めを受ける。(エピソード「真夏の怪事件!?桃子危機一髪」)

近藤は桜田門玲から、兄の桜田門戒の前で恋人として振る舞ってほしいと依頼される。戒のブラコンが加速し、ストーカー状態になっているため、距離を置くための計画だった。しかし、戒は近藤に対して激怒するだけでなく、玲と恋人関係になると暴走し出す。(エピソード「禁断のリビドー」)

警ら隊が酒に酔って暴れる男を確保した。悪態をつくその男に対して、男嫌いの愛染妙麻恵は辛辣な言葉を吐く。怒った男が妙麻恵に襲いかかろうとしたところで近藤があいだに入り、事なきを得る。だがその際に強打した近藤の睾丸が、大きく腫れあがってしまう。責任を感じた妙麻恵が医療局医師・松希余子のもとに近藤を連れていくと、彼の男としての機能が失われていないか、二人で確認しようと提案される。(エピソード「爆裂ゴールデンボール」)

吉本るみは、駐車違反の切符を切った男性に絡まれていたが、フェイ・メイファンが助けに入り事なきを得る。壊滅状態になった香港マフィアは解散し、ミーシャとファーは和解したフェイと共に来日し、中華料理店で働いていたのだ。再会を喜ぶ近藤だったが、フェイだけが浮かない顔をしていた。(エピソード「再見!火龍門三姉妹」)

第5巻

愛浜署では普段の労をねぎらうため、クリスマスパーティーが催されていた。いつも部下たちとは行動する事のない伊織冴子はノリについていけず、自分が使用している個室へと戻る。するとマッサージチェアが用意されており、署長からのプレゼントだと勘違いした伊織は早速使用する。すると何者からか愛浜署内に爆弾を仕掛けたとの予告が入る。そんな中、伊織の座っているマッサージチェアが爆発物で、立った瞬間に爆発するのではないかと署内はパニックになる。(エピソード「愛浜ファイヤー・ナイト・Xマス」)

ある日突然、近藤武の部屋にファーが現われる。フェイ・メイファンミーシャと喧嘩をし、家出して来たのだ。ファーは近藤の身の回りの世話をしようとするが、失敗ばかりで元気もなくしていた。近藤はファーの事が心配になり、フェイとミーシャのもとを訪ね、仲直りを提案する。(エピソード「おしかけ女房ファー!!」)

ファーのガス栓の閉め忘れによって部屋が爆発したため、近藤は甘糟美貴の部屋で世話になっていた。そんな中、近藤と美貴は、裏社会組織「B・Bエージェンシー」との関係が疑われているプロレス団体「鉄魂DO!!」への潜入捜査が決まり、日夜プロレス技を磨いていた。そんな中、愛浜署の捜査一課に珍しく男性の力藤斬が赴任して来る。近藤は後輩として親睦を深めるが、実は力藤は元「鉄魂DO!!」の花形レスラーで、団体を守るために復帰をしようと計画していたのだ。近藤は力藤とタッグを組み、「鉄魂DO!!」を利用して金銭を巻き上げようとする「B・Bエージェンシー」のミス・スヨン蛭沼の野望を打ち砕くため、プロレスの試合に出場する事となる。(エピソード「肉欲!駅弁クラッシュ」「NEWCOMER!力藤刑事」「見参!空手マスク!!」「白いマットと男の約束」「燃えろ!刑事タッグ!!」「さらば!青春の光」)

第6巻

甘糟美貴により、「絶対に消えないペン」で左まぶたに落書きをされた玄熊谷蓮は、近藤武と共にペン開発者の五条沙久也のもとを訪れる。消し方を教えてほしいと迫る蓮に対し、沙久也はエロティックな発明品を試そうとする。目の前で肌を露わに戯れる蓮と沙久也を前に近藤は思わず暴走してしまう。(エピソード「SF!Dr.沙久也の島」)

愛浜署に遊びに来た沙久也は女性署員たちに対し、次々とエロティックな発明品を試すため、署内はパニックに陥っていた。沙久也は近藤に対し、10年ほど前にさかのぼる事が可能なタイムマシンを試す。10年前に戻った近藤は自身の姉・近藤繭に会いに行く。繭はまだ幼い近藤を養うため、懸命に働いていた。(エピソード「魁!!タイムマシーン奇譚」)

近藤は非番を利用して繭の墓参りに訪れる。そこに同じく非番の桜田門玲が突然現われ、一日繭の代わりに料理や部屋の掃除をしてあげると提案し、近藤も快くその申し出を受け入れる。どことなく繭に似ている玲に思い出を重ねながらも、やはりかわいらしい玲に対し、近藤は少しずつ理性を失っていく。(エピソード「悶絶!お姉さんといっしょ」)

愛浜署管轄内では通信販売で購入した下着を身につけている女性が、次々と強盗に遭う被害が多発していた。伊織冴子もその通信販売を利用しており、今回は美貴や警ら隊ではなく伊織がおとりになり、犯人を確保する作戦が決行される。(エピソード「伊織出撃す!」)

クリスマスの夜、近藤は勤務後にフェイ・メイファンミーシャファーとの四人でささやかなパーティーを行う予定だった。近藤が会場に駆けつけると、そこには香港マフィアの残党から襲われているフェイ、ミーシャ、ファーの姿があった。近藤は決死の覚悟で三人を助けるべく、相手に立ち向かう。(エピソード「来々!ホーリィナイト・フィーバー!!」)

近藤と美貴はアパートの一室に夫婦役として、となりに住むドラッグ密売人を逮捕すべく、潜入調査を行っていた。なかなか尻尾を出さない密売人に対し、美貴は最近夫とうまくいっていないと、相談するために密売人の部屋を訪れる。その演技に引っかかった密売人は美貴に対し、催淫効果の高いドラッグ入りのジュースを差し出す。ところが美貴はそのジュースを飲んで、発情してしまう。(エピソード「エロティカ・四畳半ライヴ」)

バレンタインデー当日、愛浜署に出勤した近藤に対し、女性社員たちが次々と積極的に迫ってくる。近藤は何が何だ理解できないながらもニヤついていると、最終的に最低だと罵倒されビンタを受け、散々な目に遭ってしまう。実は沙久也が「食べるだけで発情し、テクニシャンになるチョコレート」を開発し、バレンタイン当日にバラ巻いていたのだった。愛浜署内がパニックに陥っている中、被疑者が署内の拳銃を奪い暴れる事件が発生する。(エピソード「スウィート・バレンタインDEATH!」)

交通課の栗田ちひろから、弟の栗田瞬との関係がうまくいっていない事を聞き、近藤は瞬に直接話を聞きにいく。瞬からちひろに好意を抱いていると告白され、同じくシスコンの近藤は同志だと感激する。そして瞬はちひろに対し、目の前でおもらしをしているところを見たいと頼む。(エピソード「潤愛!MySister」)

第7巻

花見シーズン。近藤武桜田門玲がペアを組んで巡回していると、玲が泥酔客に絡まれてしまう。時を同じくして愛浜署には玲に会いに桜田門戒が訪れる。目黒あけみを中心に警ら隊はルックスのいい戒に色めき立つが、戒は極度のブラコンのために要注意人物扱いされる事となる。それでも戒は気にせず、玲のロッカーを漁るなどマイペースな行動に出る。(エピソード「愛浜署桜満開」)

伊織冴子から近藤、甘糟美貴玄熊谷蓮に対し「本庁特務13課攻機隊」の強化合宿に参加するように指令が出る。強化合宿では本庁特務13課攻機隊隊長の多古村から、実戦はもちろん料理対決など無理難題が出されるが、三人は力を合わせてクリアしていく。一方、現大阪署のエースで蓮の元部下の相良城は蓮に対して一方的にライバル心を抱き、陥れようと画策するが失敗し続ける。そして最終試験は下水道を使ったサバイバルゲームで、愛浜署の三人と城率いる大阪署の一騎打ちとなる。(エピソード「恐怖の合宿試験1・特攻!アルカトラ」「恐怖の合宿試験2・伝説のブラッディ美貴」「恐怖の合宿試験3・死の下水管ゲーム」)

夜中、近藤は美貴からのなまめかしい声の電話を受け、美貴が一人暮らしをするマンションに向かう。するとマンションの前には愛染妙麻恵がおり、以前は家に招待してくれたのに、最近はめっきり声をかけてくれないから来てしまったと不安そうな顔を浮かべる。近藤は美貴が、妙麻恵をどう思っているかはっきりさせるため、二人で美貴の部屋へと向かう。すると部屋には美貴の姿がなく、室内は荒らされていた。(エピソード「欲情ミッドナイト」)

夏のあいだも、近藤と玲はずっと勤務しており、海水浴に行く時間もなかった。そこで二人は休日を利用して温水プールに行き、楽しい時間を過ごしていた。そんな時、更衣室から複数の女性の下着が消える事件が発生する。犯人を逮捕するため玲は動き出すが、逆に掃除のおばちゃんに化けた下着泥棒に捕まってしまう。(エピソード「撲滅!連続パンティ泥棒」)

愛浜署に新署長代行として魞威俊寛が配属される。エリートかつイケメンの魞威に署内は色めき立つが、実は魞威は女好きで、愛浜署内でハーレムを築こうとしていた。そのためには女性署員から人気のある近藤を排除する必要があると考え、まずは刑事課から交通課へと突然の異動を言い渡す。交通課では既に魞威が近藤のでたらめな悪評を流しており、近藤と以前から交流のある吉本るみ栗田ちひろ以外の署員からは厳しく当たられる。さらに近藤は愛浜署内ではなく、プレハブ小屋の交通安全なぜなぜセンターで勤務する事になり、干されたも同然の状態に陥る。しかし近藤は楽しそうに勤務しており、魞威の逆鱗に触れてしまう。(エピソード「新署長代行・魞威」「タケ転属!交通課」)

第8巻

近藤武が勤務する交通安全なぜなぜセンターに、大江智佳が部下として異動して来る。智佳は魞威俊寛から命を受け、近藤に自主退職を促すよう指導されていた。そこでいくら交通課が指導してもよくならない地域の自転車マナーの悪さを見せつけ、刑事課と異なり自分たちの仕事はやりがいのないものだと訴える。しかし近藤は逆にやる気になり、地域の自転車マナー向上のために一肌脱ぐ。(エピソード「違法駐輪を唾棄せよ」)

近藤はやっと取れた休暇にもかかわらず、自宅でゴロゴロしていた。そんな中、甘糟美貴が手づくりおせち料理を持ってやって来る。美貴は近藤が交通課で不遇な扱いをされているのを知っており、元気づけるために来たのだった。近藤はありがたく美貴のおせち料理を食べるが、あまりのまずさにパニックになってしまう。(エピソード「姫はじめは爆弾おせちで」)

どうしても近藤を排除したい魞威は九堂静名波奈央を使い、近藤にレイプ疑惑をかける。さらに愛浜署内に急遽「魞威署長代理直属憲察隊」を設立し、愛浜署内での規律を乱す者を厳しく罰する事にする。隊員に任命された南雲五月は早速近藤を拘束する。同時に静と奈央は魞威のやり方に嫌気がさし、伊織冴子に自分たちが事件をでっち上げたと告白をする。さらに「魞威署長代理直属憲察隊」が設立された事で愛浜署内が人手不足となり、魞威への反感が強まる。(エピソード「制御不能マグナム暴走」「A.P.D戒厳令」)

料理の腕が壊滅的な美貴は、近所の料理教室のレッスンに参加する。周りは女性ばかりで、その中でも人妻の若林絵理と仲よくなるが、美貴はどこかで見た事があるような気がしていた。そしてレッスンはスタートしたものの、途中で男性参加者の1人が姿を消す。気になって建物内を探すと、男は絵理のロッカーを漁っていた。(エピソード「肉弾!料理教室」)

魞威はなかなか排除できない近藤に対し、苛立ちを募らせていた。さらに静と奈央が近藤の方が魅力的だと話している場面に遭遇し、勃起しなくなってしまう。男性としての自信を失った魞威は暴走し、伊織を人質にして近藤に銃を向けるが、伊織の機転によって確保され、署長代行の任を解かれる事となる。一方、同じ男性として勃起しなくなった事を不憫に感じた近藤は、五条沙久也にどうにか治せないかと相談する。(エピソード「エリート帝国の黄昏」)

近藤は五月といっしょに近所の幼稚園で、交通ルール啓蒙の着ぐるみ劇をする予定となっていた。幼稚園に向かう際、氷室早都がパトロールがてら送ると言ってくれたが、早都は交通違反者の対応に追われ、遅刻しそうになる。また、早都が違反切符を切った相手は、子供が急病のためにやむを得ず病院付近に停めた車だと分かる。悲しそうな顔をする子供を前に、早都は自分のしている事が果たして正義なのかと疑問を抱く。(エピソード「着ぐるみ指導地獄変」)

桜田門玲は自身のプライベート写真がインターネット上に出回り、さらにホームページまで公開されている事実に不安を抱く。近藤は玲を救うべく捜査に乗り出すと、その犯人はなんと玲の兄・桜田門戒だった。戒はかわいい弟の写真を色々な人に見てほしい気持ちからホームページを立ち上げたのだと打ち明ける。玲はそんな戒の屈折した愛情に激怒する。(エピソード「情報漏洩ネットの罠」)

近藤と玲は沖縄県警から爆弾魔逮捕の応援要請を受け、沖縄を訪れていた。そこで行動を共にする事となった知念由里加は「本庁特務13課攻機隊」の強化合宿で脱落したため、近藤に対してライバル心を抱いており、チームワークは壊滅的な状態だった。そして爆弾魔を見つけた三人だったが、ダイナマイトを駆使する相手に苦戦を強いられる。(エピソード「南の島の爆弾魔」)

第9巻

甘糟美貴五条沙久也玄熊谷蓮は同期の結婚式に参加していた。三人は二次会にも参加してすっかり酔っぱらい、沙久也が帰ったあとは美貴と蓮が二人きりになる。泥酔した蓮から本気で近藤武が好きだと打ち明けられ、美貴はどうなのかと質問される。美貴はただの弟のようなものだと答えるが、本心では男性として意識している自分に気づかされる。(エピソード「ズバリだめ出し?美貴の憂える夜」)

非番の愛染妙麻恵は、街の女性向けランジェリーショップで下着を物色する近藤を見かける。妙麻恵は変態だと罵るが、実は下着ドロを確保すべく、おとりとなる下着を探していたのだ。恥ずかしくなった妙麻恵は自分も協力したいと懇願し、自分の下着を使ってほしいと申し出る。(エピソード「小悪魔と下着ドロボウ」)

近藤はこれまでの実績が認められ、伊織冴子からLA市警に1年間の研修を指示される。帰国後は本庁勤務となり、愛浜署での勤務は終了となる。これまで近藤とかかわってきた警ら隊や交通課のメンバーは、個々にこれまで言えなかった感謝の言葉を告げ、近藤との別れを惜しむのだった。(エピソード「さらばタケマグナムの日々」)

近藤が旅立ったあと、その後任に沖田祐が赴任して来る。しかしまるで少年のような雰囲気の沖田に対し、美貴や警ら隊は婦警の制服を着せるなどおもちゃにしていた。そんな中、海水浴場に酔った痴漢が出たと通報が入り、沖田の活躍もあり無事解決する。しかし、目黒あけみは沖田では近藤の代わりは務まらないと冷たい態度を取る。その後、最近多発してるレイプ魔を逮捕する際、おとりとなったあけみを沖田が守り抜いた事で二人の距離は縮まる。(エピソード「新任!沖田くん参上」「フェロモンクイーンとレイプ魔」)

愛浜署管轄内で女子高生が大ケガを負う事件が発生する。女子高生が何も語らない事から、沖田は美貴からの指示を受け、女子高生が通っている女子高に女装姿で潜入捜査をする事となった。そして被害者と仲のいい友達に会う事はできたものの、黙っているだけでなかなか情報を得る事ができず、沖田の潜入捜査は難航する。(エピソード「女だらけの聖誕祭」)

沖田は再び潜入捜査の依頼を受けるが、また女装するのは嫌だと断る。しかし、今度は現在入院中で美少年が好きなミッキー・幕の内の警護で、女装しなくてもいいと言われたものの、恐怖を覚えた沖田はあえて女性看護師に変装して警護を行う。すると怪しい女性看護師が現われ、沖田は幕の内を守るために奮闘する。(エピソード「イケない祐の要人警護」)

愛浜署管轄内ではパーティーで整形話を持ち掛け、多額の金銭をだまし取る詐欺が横行していた。美貴と女装した沖田は犯人の情報を得るため、パーティーに出席していた。すると「叺姉妹」と呼ばれるゴージャスな二人組が沖田に接近し、豊胸手術をしないかと持ちかけてくる。(エピソード「セレブ姉妹の極楽クリニック」)

登場人物・キャラクター

近藤 武 (コンドウ タケシ)

愛浜署の捜査一課に新しく赴任して来た男性。階級は巡査。愛浜署の婦警たちからは名前の読みをわざと間違えて、「コンドーム刑事」とからかわれている。両親は幼い頃に事故で死去しており、姉・近藤繭に育てられた。しかし、繭も武が刑事になる5年前に死去している。理想の女性像は繭で、重度のシスコン。ただし、容姿がよかったりスタイルがよかったりする女性は全員好きで、「死んだ姉に似ている」といった口説き文句で接近するのが得意。 軽薄で適当な性格ではあるものの、刑事の仕事には誇りを持っており、まじめに取り組んでいる。また、常人離れした体力を誇る。巨大な男性器の持ち主で、愛浜署の婦警や犯人からは「ビッグマグナム」「タケマグナム」と呼ばれ、恐れられている。 愛浜署内では甘糟美貴、愛染妙麻恵、桜田門玲が特にお気に入り。

甘糟 美貴 (アマカス ミキ)

愛浜署の捜査一課に所属する女性刑事。階級は巡査部長。甘糟真希の姉。捜査一課のリーダーで、美人が多い愛浜署の婦警の中でもトップクラスの容姿を持ち、スタイルも抜群。明るく気さくな性格で、部署の違う署員からも好かれている。特に部下からの信頼は厚く、甘糟美貴の命令に反する者はいないほど。自分の決めた事は絶対に曲げない強い意志と信念を持って仕事に取り組んでいる。 正義感も強く、犯人を確保するためならば自分が多少の危険にさらされても構わないと思っており、合理的でリスクを嫌う伊織冴子とは対立している。恋愛に関しては性別を問わず付き合う事ができ、自分に好意を寄せている愛染妙麻恵にちょっかいを出したり、玄熊谷蓮をかわいいと感じていたりと自由奔放。 近藤武が愛浜署に赴任してからは行動を共にし、出来の悪い弟のような感覚でかわいがっていた。しかし、さまざまな試練や事件を通して、近藤が男性として気になる相手へと変わっていった。

愛染 妙麻恵 (アイゼン タマエ)

愛浜署の交通課に勤務する女性。近藤武からは「妙麻恵しゃん」、甘糟美貴や親友の葛西真瑠子などのほか親しい人たちからは「タマ」と呼ばれる。捜査一課に異動願いを出しており、のちに希望通り配属される。小柄でスリムな体型のクールな美女でレズビアン。美貴にあこがれと好意を抱いており、実際に美貴からは身体を触られるなど、ちょっかいを出されている。 男性には興味がなく、新設以来ずっと女性が中心で業務を行ってきた愛浜署に男性は不要と考えており、近藤に対して冷たく当たる。しかし、その対応が逆に近藤にツンデレだと好意を持たれる結果を招く。

玄熊谷 蓮 (クロクマガヤ レン)

大阪府警から愛浜署の捜査一課に異動して来た女性。大阪時代はエースとして扱われており、犯人検挙率も高く成績優秀だった。ただし強引な犯人確保や協調性のなさから、問題児扱いされていた。左目にアイパッチをしているが目が悪いわけではなく、以前研修先で甘糟美貴に「絶対に消えないペン」で左まぶたに落書きをされた事が原因。 そのため美貴に対して反発心を抱いており、一方的にライバル意識を持つ。異動後も何かと美貴に対して闘争心を燃やしている。長身でスタイルは抜群であり、バストサイズは愛浜署で一番と評判の美貴と張るほど。近藤武と行動を共にするうちに好意が芽生え、処女は近藤に捧げると密かに心に決めている。さっぱりとした男勝りな性格の持ち主だったが、近藤に恋をしてからは女性らしい仕草を見せるようになった。

沖田 祐 (オキタ タスク)

近藤武がLA市警へと研修に旅立ったあと、愛浜署の捜査一課に新しく赴任して来た男性。階級は巡査。かわいらしい童顔で、小柄でスリムな体型をしており、少年のような雰囲気の持ち主。赴任早々、甘糟美貴と警ら隊たちのおもちゃにされ、婦警の恰好をさせられている。そんな中、優しい桜田門玲に心惹かれるが、のちに男性と分かりショックを受けた。

葛西 真瑠子 (カサイ マルコ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性。明るくポジティブな性格の持ち主で、近藤武に対しても友達感覚で接する。愛染妙麻恵とは親友で、「真瑠ちゃん」と呼ばれる。元コギャル。

桜田門 玲 (サクラダモン レイ)

愛浜署の警ら隊に所属する男性。桜田門戒の弟。華奢で清楚な外見に、控え目で繊細な性格は女性そのもので、愛浜署内でも婦警の制服を身につけている。婦警たちからも女性として扱われており、近藤武も女性だと思い込んでいた。痴漢のおとり作戦の成功率の高さから、「痴漢キラー」と評されている。近藤に片想いをしており、一方の近藤は桜田門玲を男性と知りつつも、かわいらしい容姿と優しく控え目な性格に心惹かれ、葛藤を繰り返している。

目黒 あけみ (メグロ アケミ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性。警ら隊の中では一番の年上。大きな胸に細い腰とメリハリのあるスタイルで、大人の色気を漂わせている。男好きで、いい男だと感じた相手には自分から積極的にアプローチを開始する。巨大な男性器を持つ近藤武をターゲットにする。大人の魅力たっぷりだが、ネズミを見かけただけで取り乱すなど、子供らしいところもある。

鈴木 まゆ (スズキ マユ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性。眼鏡っ子で本人は知的キャラだと思っているものの、実際は抜けているところが多い。スタイル抜群の女性が多い警ら隊の中では、ややぽっちゃりとした体型で、その事を鈴木まゆ本人も気にしている。

仲田 涼美 (ナカダ スズミ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性。健康的な明るい性格で動物が大好きな事から、理想の男性像はパンダ。普段はまじめで勤務態度もいいが、動物が絡むと私欲に走りがちになる。

伊達 葵 (ダテ アオイ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性で、署内にカタログを持ち込むほどの通販好き。ショートカットの髪型で、健康的なスタイルの持ち主。勤務に対してはまじめに取り組んでいる。

加藤 ゆい (カトウ ユイ)

愛浜署の警ら隊に所属する女性。勤務態度はまじめな優等生ではあるものの、結婚願望が非常に強く、プロポーズしてくれた渡に不安を感じつつも受け入れ、一時は寿退社すると宣言した。破談になったあと、再び愛浜署の警ら隊に勤務する。

一之瀬 桃子 (イチノセ モモコ)

愛浜署管轄内に住む女子高生。自分の事を「モモ」と呼び、周りからもそう呼ばれている。クリスマスに街で援助交際をほのめかし、財布を奪った男性と揉めていたところを近藤武に助けられる。実際は援助交際の経験はなく、クリスマスなのに家族にも相手にされず、一人ぼっちで自暴自棄になっての行動だった。近藤に説教されてから好意を抱き、警官を目指して愛浜署で研修生として学び、のちに警ら隊に正式採用される。

芹沢 (セリザワ)

愛浜署の交通課課長を務める女性。クールな性格で、警察官という自分の仕事にプライドを持って取り組んでいる。近藤武が交通課に異動して来た際には、事前に魞威俊寛からでたらめな悪評を聞いていたため、警察官として失格だと軽蔑していた。しかし、実際に近藤の仕事ぶりを見て見直した。

吉本 るみ (ヨシモト ルミ)

愛浜署の交通課に所属する19歳の女性。小柄で華奢な体型で、まるで少女のようなスタイルをしており、声もアニメ声。近藤武からは「危険度120%のロリプー」と評されている。一人称は「るみるみ」で、仕事に対してはあまり熱心ではない。見かけの割に気は強く、嫌味を言われたらきっちりと言い返すタイプ。栗田ちひろとは親友。

栗田 ちひろ (クリタ チヒロ)

愛浜署の交通課に所属する女性。吉本るみとは親友で、「クリたん」と呼ばれる。そばかすのあるあどけない顔立ちで、地味なタイプ。つねにおどおどとした態度で気が弱いため、犯人や違反者に強く出られる事が多い。恐怖のあまり勤務中に何度か失禁してしまった経験があり、九堂静と名波奈央からは「おもらし婦警」と言われからかわれている。 男性経験はなく処女。弟に栗田瞬がいるが、再婚した両親の連れ子同士であるため、血のつながりはない。

大江 智佳 (オオエ チカ)

愛浜署の交通課に所属する女性で、交通安全なぜなぜセンターに在籍している。クールな性格でめったに感情を表に出さない。魞威俊寛から近藤武に対するでたらめな悪評を聞いていたため、近藤を軽蔑していた。そして魞威から近藤を自主的に退職するよう促せと命令されていたが、実際に近藤の働きぶりを見て考えを改め、それからは近藤の味方になる。

九堂 静 (クドウ シズカ)

愛浜署の交通課に所属する女性。縦ロールの髪型をしたゴージャスな美人で、言いたい事ははっきり口に出すタイプ。栗田ちひろに対しては「おもらし婦警」といってからかっている。吉本るみとは仲が悪く、名波奈央と頻繁につるんでいる。近藤武が交通課に異動して来た際には、事前に魞威俊寛からでたらめな悪評を聞いていたため、軽蔑のまなざしを送っていた。 魞威を全面的に信じ、支持していたが、次第に性格も男性器も近藤の方がいいと感じ始める。

名波 奈央 (ナワ ナオ)

愛浜署の交通課に所属する女性で、九堂静と仲がいい。静と共に栗田ちひろに対し「おもらし婦警」とからかうなど、口が悪い。近藤武が交通課に異動して来た際には、事前に魞威俊寛からでたらめな悪評を聞いていたため、冷たく当たっていた。魞威を全面的に信じ、支持していたが、次第に性格も男性器も近藤の方がいいと感じ始める。

南雲 五月 (ナグモ サツキ)

愛浜署の交通課に所属する女性。まじめで潔癖な性格の持ち主。近藤武が交通課に異動して来た際には、事前に魞威俊寛からでたらめな悪評を聞いていたが、実際に近藤と会って悪い人ではないのではと違和感を覚える。しかし、九堂静と名波奈央が仕組んだ近藤のレイプ現場を目撃し、失望。魞威から「魞威署長代理直属憲察隊」に任命され、愛浜署内での規律を乱す者を罰する役目を担った。 地味な容姿で目立たないがスタイルは抜群で、魞威から目をつけられている。魞威が署長代理を退いてからは近藤を誤解していた事を謝罪し、交通安全なぜなぜセンターに在籍する。

氷室 早都 (ヒムロ サト)

愛浜署の交通課に所属する女性。小さい頃に実家でボヤを起こし、その際に周囲の路上駐車により消防車が駆けつけられずに全焼した事件がトラウマとなっており、交通違反を絶対に許さない正義感の持ち主となった。まじめであるが故に頑固で、少々融通の利かない一面がある。

松 希余子 (マツ キヨコ)

愛浜署の医療局医師として勤務している女性。明るくいいかげんな性格の持ち主で、おもしろい事が大好き。近藤武に対する扱いは非常に悪い。

力藤 斬 (リキドウ ザン)

愛浜署の捜査一課に新しく赴任して来た男性。階級は巡査。近藤武にとって初めての後輩となる。背が高く屈強な身体をしているが、優しく思いやりあふれる性格の持ち主。実はプロレス団体「鉄魂DO!!」の元花形レスラーで、脱退して警察官になった。裏社会組織「B・Bエージェンシー」に利用されそうになっている「鉄魂DO!!」の危機を知り、レスラーとして復帰した。 リングネームは「オリエンタル・カラテマスク」で、虎を模したマスクをかぶっている。近藤を尊敬しており良好な関係を築いていたが、「鉄魂DO!!」絡みの事件が解決してからはレスラーに戻る事を決心。付き人となったミス・ビクトリア・ビューティーと共に愛浜署を去った。

魞威 俊寛 (エリイ トシヒロ)

ニューヨーク市警での研修を終え、愛浜署に配属されたエリート男性。階級は警視正のため伊織冴子の上司にあたり、署長不在の愛浜署を「新署長代行」として統括する事となる。女好きで、ターゲットにした女性は全員落としてきた。美女揃いの愛浜署では自分を中心としたハーレムを作ろうと画策し、女性署員から人気の高い近藤武を邪魔に思い、排除しようとする。 愛浜署内で一番のお気に入りは甘糟美貴で、南雲五月にも興味を抱く。

伊織 冴子 (イオリ サエコ)

署長不在の愛浜署を統括するエリート女性。階級は警視。眼鏡をかけたインテリ系の美女で、感情をめったに表に出さない。合理的でリスク嫌う考え方をしており、犯人確保を何より優先する甘糟美貴とはそりが合わない。一見ドSのように思えるが、実は隠れドM。

署長 (ショチョウ)

愛浜署の署長を務める男性。ただし愛浜署にはほとんどおらず、代わりに伊織冴子に署内を統括させている。普段は国外の戦場に乗り込み、修練を積むなど自由に行動しているが、過去の実績から本庁には咎められずにいる。時々抜き打ちで愛浜署に戻り、署員たちの実力を試すなど常識外の行動が多いものの、個性豊かな愛浜署職員を受け入れる度量の広さを持つ。

佐々木 (ササキ)

「連続女子高生暴行事件」で本庁から愛浜署に配属されて来た凄腕の男性刑事。女性を蔑視している人物で、伊織冴子や甘糟美貴を自分より下に見ており、信用していない。

五条 沙久也 (ゴジョウ サクヤ)

本庁の科捜研に勤務する女性。優れた研究者かつ発明家ながら、趣味に走りすぎたものや人を実験台にするようなものばかりを開発するため、周囲からはマッドサイエンティスト扱いを受けている。以前甘糟美貴と共謀し、玄熊谷蓮の左まぶたに「絶対に消えないペン」で落書きした人物で、美貴と共に大笑いした事から、蓮には恨まれている。 ただし後日、美貴を通して蓮にペンを消すクレンジングクリームも渡した。発明と研究のために本庁ではなく、離れ小島に自身専用のラボを造り、普段はそこで業務をこなす。

揚田 新三郎 (アゲタ シンザブロウ)

愛浜ケーブルテレビに勤務する中年男性。名プロデューサーだが、視聴率を上げるためならば手段を選ばない。愛浜署管轄内の夏の海岸で女性のビキニを奪い取り、一番大きなサイズを手にした者が賞金100万円をもらえる番組企画を立て、生放送を強行した。

若造 槍五郎 (ワカヅクリ ヤリゴロウ)

愛浜署管轄内でエステサロンを経営する男性。即痩せるといった広告を打ち、ダイエットに即効性のあるエステを体験できるとうたっている。実際は美容に効果のあるドリンクだと偽り即効性のある媚薬を飲ませ、相手の女性と身体の関係を持っていた。さらにその行為を撮影しているため、女性たちは泣き寝入りをするしかない。

(ワタリ)

結婚詐欺師の男性。口がうまく複数の女性と同時に交際し、金品を巻き上げている。偶然出会った加藤ゆいを普通のOLだと誤解してプロポーズし、結婚願望の強さを利用して金を巻き上げようとしていた。

ヒロミ (ヒロミ)

愛浜署管轄内に住む一般市民の男子。小柄で細身の美少年だが、実はハードなSMに興味がある。ヒロミの住んでいる家のとなりにある工務店に脱獄犯が匿われているという情報を受け、甘糟美貴が工務店内を監視するために彼の部屋に入った際、睡眠薬を使って美貴を眠らせた。一人っ子のうえに両親も不在がちで寂しい思いをしている。

奈瀬 (ナセ)

近藤武が入院している病院の女性看護師。スタイル抜群の美人で笑顔が優しく、まさに白衣の天使といった人物で、近藤のお気に入り。ナイフを持った患者が後輩女性看護師を人質に取った際は要求通り服を脱いだ。

春日野 遥 (カスガノ ハルカ)

本庁特捜部捜査官でキャリアの女性。階級は警部補。「本庁特務13課攻機隊」にも所属している。香港で極秘任務を遂行するために香港マフィアに潜入し、そのまま消息を断ってしまう。そのため、署長が近藤武に応援を要請した。

多古村 (タコムラ)

「本庁特務13課攻機隊」の隊長を務める屈強な男性。本名の多古村にコンプレックスを抱いており、周囲には「グクラム隊長」と呼ばせている。言葉づかいが悪く、強化合宿に集まった者たちにも横柄な対応をする。

相良 城 (サガラ ジョー)

大阪府警に所属する女性。玄熊谷蓮の元部下で現エース。「本庁特務13課攻機隊」の強化合宿に参加した。プライドの高い美人で、蓮はもはや自分の敵ではないと挑発的な言動を繰り返す。勝つためには手段を選ばず、自分の身体を使って男性を思うがままにあやつる。

知念 由里加 (チネン ユリカ)

沖縄県警に所属する女性。近藤武と桜田門玲が沖縄県警に応援しに来た際、共に行動した。「本庁特務13課攻機隊」の強化合宿に参加していたものの、途中で脱落。最後まで残った近藤に対し、自分の方が優れているとライバル心を燃やす。

フェイ・メイファン (フェイメイファン)

近藤武が香港で極秘任務に就いた際、行動を共にした女性。香港で歴史のある武術「南派飛燕門(なんはふぇいえん)」最後の継承者で武術の達人。黒髪ロングのクールな美人で、近藤武は一目見て気に入ったが、フェイは「エロバカ」と相手にしていない。香港マフィアを解散に追い込んだあと、男らしいうえに優しい近藤に好意を抱き、日本の中華料理店でファーとミーシャと共に働く。

チョット・リー (チョットリー)

近藤武が香港で極秘任務に就いた際、身の回りを世話した男性。近藤の人柄についてはあまり知らされておらず、人間離れした体力や極度の女好きに驚きを隠さなかった。

ミーシャ (ミーシャ)

近藤武が香港で極秘任務に就いた際、敵側の香港マフィアに所属していた女性で武術の達人。マフィアを取り仕切っている人物で、部下にシャティンとファーがいる。シャティンからは忠誠を誓われているが、ファーからは「オバさん」などバカにされる事も多い。大人っぽい雰囲気の美女でスタイル抜群。マフィア解散後は近藤に好意を抱き、日本の中華料理店でファーとフェイ・メイファンと共に働く。

シャティン (シャティン)

近藤武が香港で極秘任務に就いた際、敵側の香港マフィアに所属していた女性で武術の達人。ミーシャの部下で、組織に忠誠を誓っている。現在は日本人との取引を任されており、そのために日本と香港間で運行する飛行機のキャビンアテンダントに扮していた。その際、飛行機で近藤の巨大な男性器を目撃し、悶々とした日々を過ごしている。

ファー (ファー)

近藤武が香港で極秘任務に就いた際、敵側の香港マフィアに所属していた少女で武術の達人。ミーシャの部下だが、「オバさん」と悪態をつくなど忠誠心は薄い。まるで幼女のような身体つきをしており、言動も幼い。いつもウサギの耳がついた帽子をかぶっている。かわいらしい容姿をしているものの、毒舌家で敵に対しては容赦しない。マフィア解散後は近藤に好意を抱き、日本の中華料理店でミーシャとフェイ・メイファンと共に働く。

近藤 繭 (コンドウ マユ)

近藤武の実姉で故人。両親を事故で亡くし、その後は通っていた高校を辞めて必死で働き、幼い近藤を養った。優しく穏やかで包容力のある女性で、近藤の理想の女性像にもなっている。近藤が刑事になる5年前に22歳の若さで死去した。

甘糟 真希 (アマカス マキ)

甘糟美貴の実妹で女子高生。今どきの軽いノリで近藤武にも接する。美貴には高校の制服を持ち出されたり、花見に男子高校生を連れてこいと言われたり振り回されている。佐野タカシの『イケてる二人』にも登場している。

桜田門 戒 (サクラダモン カイ)

桜田門玲の実兄。高校生の頃から非行に走り現在はヤクザになっている。両親が離婚したために離れて暮らしていた弟の玲の事がかわいくてたまらない、いわゆるブラコン。弟だったはずの玲が女装するようになってからはさらに愛情が増し、ストーカーのような状態に陥っている。玲に対しては奇行を繰り返すが、本来は長身かつ男らしい整ったルックスの持ち主で、女性から好意を寄せられる場面も多い。 玲からは「兄ィ」と呼ばれている。

栗田 瞬 (クリタ シュン)

栗田ちひろの弟で高校2年生。両親が再婚した際の連れ子同士でちひろとは血のつながりはない。ちひろに対して女性として好意を抱き、その思いを隠すために冷たく当たっていた。一度でいいからちひろの失禁シーンに立ち会いたいと望んでいる。

ミス・スヨン蛭沼 (ミススヨンヒルヌマ)

裏社会組織「B・Bエージェンシー」で幹部を務める女性。スタイル抜群のセクシーな女性で男好き。自分に忠誠を誓わせるために男を身体で骨抜きにする事もいとわない。

会津 一郎 (アイヅ イチロウ)

プロレス団体「鉄魂DO!!」の代表を務める高齢の男性。元レスラーで、現役時代にはさまざまな奇怪な技を繰り出すことから「技のキテレツ大百科」の異名をとっていた。裏社会組織「B・Bエージェンシー」に「鉄魂DO!!」が乗っ取られそうになっているが抵抗している。プロレス素人の近藤武のコーチを務める。

ミス・ビクトリア・ビューティー (ミスビクトリアビューティー)

アメリカ女子プロレス界の花形レスラー。強さだけでなく美人でスタイルもいい事から、非常に人気が高かった。しかし、所属団体の借金のかたに裏社会組織「B・Bエージェンシー」に身請けされ、最近は露出度の高い衣装で無理矢理リングに上がらされている。「B・Bエージェンシー」から解放されたあとは、力藤斬の付き人としていっしょに旅立った。

若林 絵理 (ワカバヤシ エリ)

甘糟美貴が料理教室で出会った女性。美貴に対しては愛浜エリアに引っ越して来たばかりの人妻だと自己紹介していたが、実際は指名手配中の窃盗犯だった。

ミッキー・幕の内 (ミッキーマクノウチ)

大物麻薬ブローカーの男性。近年ロシアのマフィアと勢力争いをしており、命の危険性を回避するために愛浜署管轄内にある病院へ入院。情報を提供する代わりに警護をしてほしいと要請し、沖田祐が派遣された。美少年好きで、入院前はつねに周りにはべらせていた。男性医師や看護師にも手を出しており、三人ほど肛門科送りにしている。 美少年を見る目は肥えており、女性看護師に扮している沖田に対し、何度も男性ではないかと確認した。

集団・組織

鉄魂DO!! (テッコンドゥ)

愛浜署管轄内に事務所を構えるプロレス団体。10人程度の団体だったが、突然大規模な興行が行われるようになる。愛浜署からは裏社会組織「B・Bエージェンシー」とつながりを持ったのではないかと疑われているが、実際は乗っ取られそうになっている状況。近藤武、甘糟美貴が潜入捜査をした。

B・Bエージェンシー (ビービーエージェンシー)

実態のつかめない裏社会組織。主に芸能界やスポーツ界と癒着が噂され、興行で得た収入を暴力団などの組織に流していると噂され、警察からマークされている。幹部はミス・スヨン蛭沼。現在はプロレス団体「鉄魂DO!!」を利用して金を巻き上げようと計画している。

本庁特務13課攻機隊 (ホンチョウトクムジュウサンカコウキタイ)

国家を脅かすテロ攻撃に対し非合法的に対処する部隊で、一般には存在を知られていない。通常時は特定職員のための強化合宿を行っている。隊長は署長で、愛浜署からは近藤武、甘糟美貴、玄熊谷蓮が合宿に参加した。春日野遥は既にメンバーになっている。

叺姉妹 (カマスシマイ)

ゴージャスな雰囲気の美女姉妹二人組。セレブが集まるパーティーに参加し、相手がコンプレックスに思っている部位の整形話を持ち掛け、多額の金銭をだまし取っている。

場所

愛浜署 (アイハマショ)

近藤武が赴任する少し前に愛浜市に新設された警察署で、海辺に建てられている。略称は「A.P.D」。勤務している警官の9割が女性で、警ら隊はすべて女性で構成される。基本的に署長は不在で、伊織冴子が署内を統括している。

交通安全なぜなぜセンター (コウツウアンゼンナゼナゼセンター)

刑事課から交通課に異動させられた近藤武が勤務するプレハブ小屋。愛浜署の敷地内に立っている。業務内容は地域住民への交通ルールの普及となっているが、実際にはほぼ仕事を与えられないため、近藤が自ら作っている。魞威俊寛に陥れられ設立する事になった部署だが、近藤に好感を抱く婦警たちが出入りしている事もあり、近藤自身は呑気に勤務している。

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