イナズマンVSキカイダー

イナズマンVSキカイダー

人造人間ジロー(キカイダー)がイナズマン(風田サブロウ)と協力し、新人類帝国と戦う姿を描いたSFマンガ。石ノ森章太郎の原作キカイダーのリメイクとしてスタートした『キカイダー02』の休載期間に書かれた作品であり、『キカイダー02』の最終話にあたる。

正式名称
イナズマンVSキカイダー
ふりがな
いなずまんぶいえすきかいだー
原作
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

平凡な高校生風田サブロウは、姉の風田御世と平和な暮らしを送っていた。しかし、サブロウは不可解な夢を見るようになり、周辺では奇怪な事件が起こる。新人類と名乗る集団に襲われる姉弟。そのピンチをキカイダーが救う。

登場人物・キャラクター

風田 サブロウ (かぜた さぶろう)

『イナズマンVSキカイダー』の主人公のひとり。姉の御世とともに平穏な生活を送っていたが、ある日他人の心が読めるようになる。新人類帝国に襲われたところを、キカイダ―に救われる。その後、新人類帝国に洗脳されたキカイダ―と戦うこととなり、この過程で覚醒。最初はサナギマン、そしてイナズマンへと変身(メタモルフォーゼ)できるようになる。

ジロー

『イナズマンVSキカイダー』の主人公のひとり。不完全な良心回路を持つ人造人間。新人類帝国に襲われた風田姉弟を助ける。その後、新人類帝国との戦いで敗れ、洗脳される。

風田 御世 (かぜた みよ)

風田サブロウの姉。念力や瞬間移動などの超能力を持つ。からだの細胞の配列を変えることで、変身(メタモルフォーゼ)し、蝶のような姿になる。

サブロウの母 (さぶろうのはは)

新人類帝国へ来るようサブロウの前に現れる。

バンバ

新人類だけの世界、新人類帝国を作ろうとしている超能力者。現在の普通の人間=旧人類を皆殺しにしようとしている。その秘密基地は月にあった。

小巻 (こまき)

サブロウの通う学校の先生。新人類のひとりで、サブロウを新人類帝国へ入れようとする。

コブバンバラ

新人類帝国の新人類が変身(メタモルフォーゼ)した怪人。

量産型ハカイダー (りょうさんがたはかいだー)

廃墟となった空白の地(ブランク・エリア)で、兵器反応を探知すると、その兵器を壊そうとするロボット。ジローは機械兵器と認識され、破壊しようと動き出す。

その他キーワード

DARK (だーく)

『イナズマンVSキカイダー』の用語。キカイダ―と戦っていた敵組織。空白の地(ブランク・エリア)にあるDaARKのメイン・コンピュータ・メモリーには、人造人間計画とともに、遺伝子操作による新人類(ミュータント)の創造により、新世界を作ろうとする計画が残されていた。

新人類 (みゅーたんと)

『イナズマンVSキカイダー』の用語。現代の普通の人間=旧人類の中から、能力のあるものを選んで遺伝子の調整を加えて作りだされた人間。しかし、遺伝子操作によって優れた能力を得た新人類は、重要な遺伝子の欠陥により子孫を残せず、その寿命が極めて短いという問題を抱えた。

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