概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
東堂 啓太 (とうどう けいた)
都立吉ノ宮高校2年2組に在籍する少年。年齢は17歳。フルリムの眼鏡をかけ、右手首に腕時計を巻いている。さまざまなデバイスを使いこなす機械オタクで、ゲームの実力も世界トップクラス。修学旅行で八丈島に向かう客船「フリージア」にも、携帯ゲーム機やカメラ搭載ドローンなど、大量のデバイスを持ち込んでいた。他人にデバイスをオモチャ呼ばわりされると機嫌が悪くなる。クラスメイトの宮原葵とは幼なじみで、かつて事件に巻き込まれた彼女を助けたことがあり、現在も気に掛けている。判断力や応用力に優れる一方で、体力は武闘派の同級生、高崎光博から「弱い」と罵られるほど。しかし、フリージアが巨大な竜巻に襲われた際は、海に投げ出された葵を助けるために、救命胴衣を手に海に飛び込むなど、葵のために身体を張ることを厭(いと)わない。「シマビト」が暮らす島に漂着後も、葵を助けようとシマビトと対峙(たいじ)するなど、無謀な行動に出ている。なお、頭痛と共に未来の光景を垣間見(かいまみ)ることがあるが、詳細は不明。
宮原 葵 (みやはら あおい)
都立吉ノ宮高校2年2組に在籍する少女。年齢は17歳。東堂啓太とは幼なじみ。ロングヘアをサクランボのようなデザインの髪留めでワンサイドアップにしている。独自の文化を形成している「シマビト」の老婆すら目を見張るほど容姿が整っている。14歳の頃に行方不明となり、ニュースで顔写真が公開されたことがある。東京都武蔵野市の住宅で夫婦が殺害された事件に関与していること、その事件で啓太に助けられたことが匂わされているが、詳細は不明。修学旅行中に巨大な竜巻に襲われ、客船「フリージア」のデッキから海に投げ出されてシマビトが暮らす島へ漂着した。この際、心停止状態に陥るが、啓太の適切な処置によって息を吹き返し、同じく島に漂着した仲間たちと合流した。しかしその後、シマビトに拉致されてしまう。当初は打ち寄せる波に驚いて悲鳴を上げるほど臆病だったが、拉致されてからは怯(おびえ)える友人を勇気づけたり、鞭(むち)を振るうシマビトに毅然(きぜん)と抗議したりと、気丈に振る舞っている。
クレジット
- 原案
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天下 雌子
書誌情報
インゴシマ 18巻 ワニブックス〈ガムコミックスプラス〉
第1巻
(2018-11-24発行、 978-4847068331)
第13巻
(2022-08-25発行、 978-4847068720)
第14巻
(2023-01-25発行、 978-4847068782)
第15巻
(2023-05-25発行、 978-4847068805)
第16巻
(2023-11-27発行、 978-4847068836)
第17巻
(2024-04-02発行、 978-4847068881)
第18巻
(2024-10-25発行、 978-4847068911)