インドでキャバクラ始めました(笑)

21歳のキャバクラ嬢が単身インドへ渡り、キャバクラをオープン。インドのお国柄と戦いながら、キャバクラ経営にいそしむ悪戦苦闘の日常を描く実録4コマ漫画。WEBサイト「モアイ」で2013年11月から2014年7月にかけて掲載された作品。

正式名称
インドでキャバクラ始めました(笑)
作者
ジャンル
水商売
レーベル
ワイドKC モーニング(講談社)
関連商品
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概要・あらすじ

21歳のキャバクラ嬢・沼津マリーは、店の客である社長からの誘いを受け、単身インドへ渡ってキャバクラ「クラブマリー」をオープンする運びとなった。しかし、いざ現地へ赴いてみれば、店のオープンは無計画で見切り発車的な感じが否めない。そしてインドのお国柄から、事が簡単に運ばないという事実が露呈し始める。社長や村上という協力者はいるものの、「クラブマリー」の準備段階から反対し続ける田中の存在が、マリーを苦しめていく。

そんな中、キャバクラなのに22時30分閉店という無茶な条件のもと、ついに「クラブマリー」はオープンを果たす。インドで生活する日本人にとって、唯一の娯楽を提供する場となるべく、マリーは悪戦苦闘しながら営業を続けていく。

登場人物・キャラクター

沼津 マリー (ヌマヅ マリー)

ゆとり世代と呼ばれる世代の女性。服飾専門学校に通う学生だったが、遊ぶ金欲しさにコスプレキャバクラ店で働き始めた。以来、水商売にはまり、学生業が週3日だったのに対し、水商売に週5日励む。それから3年後、なんとか学校を卒業したところで、店の客である社長の話を受け、21歳にしてインドでキャバクラ「クラブマリー」を経営する事になった。 顔立ちは中の下、水商売においては分かりやすいあざとさを武器にしている同性に嫌われがちなぶりっ子タイプだが、客とは一定の距離感をきちんと保っている。見かけによらず肝っ玉は据わっており、ちょっとの事では動じない。女性が肌を出す事をよしとしないインドでも、好みの服を身につけてハイヒールを履く事にこだわっている。 ハロー!プロジェクトのアイドルが大好き。

社長 (シャチョウ)

飲食店のオーナーを務める男性。通っていたコスプレキャバクラ店で、沼津マリーが18歳の頃に知り合って以降、彼女とは腐れ縁の関係にある。傍若無人な性格で、マリーに対しては一方的に言いたい事を言っている。日本人の人口が増えつつあるインドで、日本人向けの娯楽がない事に目をつけ、キャバクラを出店しようと決意。実際は見切り発車だったにもかかわらず、当時21歳だったマリーをうまく言いくるめて強引に話を進めた。 キャバクラ「クラブマリー」に関しては、出資者という形で関与しているが、経営はほぼマリーに任せっぱなしの状態で、自身はすぐに日本に帰国している。

村上 (ムラカミ)

インドの和食居酒屋「みやび」のデリー店で20年来店長を務めている男性。社長とは若い頃からの知り合いで、インドにキャバクラ店を作るという彼の意向に賛同し、見切り発車を後押しした。人当たりがよく、初めてインドにやって来た沼津マリーにも協力的で、キャバクラ経営に反対している田中の説得を試みたりしている。タイ人の妻と18歳の息子がいるため、日本への帰国は考えていない。

田中 (タナカ)

インドの和食居酒屋「みやび」のグルガオン店で店長を務めている男性。自店が入っているビルの3階に、ライセンスを貸し出す形でキャバクラ「クラブマリー」が開店する事に大反対で、自店に悪い影響が及ばないかと懸念している。そのため、沼津マリーに対してはつねにキレており、いつも理不尽な事を怒鳴り散らしている。「クラブマリー」の出店後も何かとうるさく口出しし続け、営業時間をきっちり守らせるために、自店の従業員アルーンを毎日偵察に向かわせている。 一方で、酒の席などでは、なぜかアメリカに関する事を引き合いに出すと機嫌よく話をする。

クマール (クマール)

社長の知り合いのインド人男性。日本人向けレストラン「飛鳥」から女性アルバイトを引き抜き、沼津マリーに紹介した。外見はバブル時代の成金そのもので、ブランドロゴが分かりやすく付いているベルトやサングラスを着用し、すべての指にゴージャスな指輪を付けている。訪日した際、六本木のオッパイパブが気に入り、6時間延長して30万円使ったという逸話の持ち主。

(ハハ)

沼津マリーの母親。家庭内を丸くおさめるために重要な役割を担う存在。娘のマリーが学生時代から水商売をしている事、インドでキャバクラを経営している事など、すべての事情を把握している。マリーがインドへ渡る前に社長とも直接顔を合わせており、インドでの労働条件など詳細についても直接聞いている。

(チチ)

沼津マリーの父親。学歴至上主義のステレオタイプの公務員。娘のマリーが水商売に手を染めている事も、インドでキャバクラを経営している事も知らない。ただ、インドに行っている事は知っており、そこで日本食料理屋の店長を務めていると聞かされている。

サトウ (サトウ)

日本の会社で海外事業部に所属している男性。インドのキャバクラ「クラブマリー」に同僚と二人で客として訪れた際、入店するなり沼津マリーのスカートをめくって下着を確認した。その後、暴言を吐いたり、暴力を振るったりと好き勝手に振る舞った挙句、マリーを羽交い絞めにして強姦一歩手前の行為に及んだ。帰り際にマリーに渡した名刺から身元が割れ、社長が会社に直接連絡を取る事態となった。 場合によっては法的手段も辞さないと伝えた事で態度を急変させ、最終的にはマリーと再び顔を合わせて、示談金3万ルピー(日本円で約48000円)を用意し、謝罪する事となった。

ダイ (ダイ)

沼津マリーが専門学校時代の友人を経由して、インドにいる知り合いつながりで紹介された男性。勤めている会社のオーナーが日本人のため、オーナーに習いながら日本語を勉強した事で、今では日本語に堪能。話の流れで、キャバクラ「クラブマリー」で働いてくれる女性として、歩美や千秋、春菜を紹介した。

歩美 (アユミ)

チベット出身の女性で、年齢は25歳。ダイからの紹介で、17歳の妹といっしょに寮に入る事を条件にキャバクラ「クラブマリー」で働く事になった。体育会系の肉体派で、仕切り好きの姉御肌。一方でずぼらで大雑把なところがあり、細かい事は気にしない。そのため掃除もしない。英語はあまり堪能ではないため、口数は少ないが、巨乳がウケてお客さんからはそこそこの人気を博している。 本名は「ツェドン」だが、源氏名として沼津マリーに付けてもらった「歩美」を名乗っている。日本名の意味を聞く事が好きだが、その意味を聞いても、毎回理解するのに苦しんでいる。故郷のチベットにはアパレル関係に勤める彼氏がいる。

千秋 (チアキ)

春菜の友達の女性で、年齢は30歳。チベットの大学出身で、チベット語とヒンズー語、中国語に堪能。英語と日本語も片言ながら多少は話す事ができる。ダイからの紹介で、沼津マリーに日本語を教えてもらう事を条件にクラブマリーで働く事になった。モンゴル系の薄い顔立ちで、容姿については可もなく不可もなくといったところ。 そのため、マリーにとっては、春菜を採用するついで的な存在だった。きれい好きだが、それ以外は細かい事を気にしない大らかな性格。素直で思った事をすぐ口に出すため、無口な春菜と組ませる事でバランスを取りやすい。自由恋愛の経験がなく、結婚は親が決めた人とするのが普通であると思っている。

春菜 (ハルナ)

千秋の友達の女性で、年齢は26歳。チベットの大学出身で、チベット語とヒンズー語、中国語に堪能。英語と日本語も片言ながら多少は話す事ができる。ダイからの紹介で、沼津マリーに日本語を教えてもらう事を条件にキャバクラ「クラブマリー」で働く事になった。顔立ちは中国系で、マリー好みの超美人。きれい好きだが、それ以外は細かい事を気にしない大らかな性格。 口数が少ないため、店ではほとんど置物状態になっているが、かわいらしくはかなげなところが客に好評を博している。自由恋愛の経験がなく、結婚は親が決めた人とするのが普通であると思っている。

アルーン (アルーン)

インドの和食居酒屋「みやび」のグルガオン店で働いている男性。キャバクラ「クラブマリー」が22時30分にきちんと閉店するように、田中の指示で毎日時間ぴったりに営業時間終了を知らせにやって来る。のちに沼津マリーにチップを渡されてからは、多少の融通を利かせるようになる。以降はマリーと共に田中への不満を言い合ったり、クラブマリーの閉店を待って女性従業員たちを自宅まで送ってあげるなど、監視役でありながらも、仲よくなっていく。

山崎 (ヤマザキ)

ニューデリー駅で沼津マリーが知り合った日本人旅行者の男性。日本で起業する予定があり、その前の思い出作りのためにインドへ旅行にやって来た。日本には家族がおり、まだ小さな子供もいる既婚者。マリーを気に入り、宿泊先のホテルに手紙を渡してもらい、マリーと再度会う約束を取り付ける事に成功した。少々ケンカっ早いところがあるほか、お金には割とシビア。 マリーの事を女優だと思い込んでいる。

場所

クラブマリー (クラブマリー)

沼津マリーがインドで始めたキャバクラ店。社長が出資者だが、経営は基本的にマリーに一任されている状態。ちなみにインドでは、法律や宗教上の理由から、本来は女性が店に出る事はタブーとされている。女性がお酌したり、客のとなりにべったりついての接客ももちろん禁止で、深夜12時以降は飲食店の営業も許可されていない。そのため、インド国内でチェーン展開している和食居酒屋「みやび」のグルガオン店が入っているビルの3階を間借りし、ライセンスも借りる形で、あくまでも居酒屋という業態で営業を始める事になった。 しかし、「みやび」グルガオン店の店長を務めている田中はクラブマリーの営業に反対しているため、彼に何かとうるさく口出しされながら、相当肩身の狭い状態での営業を続けている。 閉店時間は、キャバクラなのに22時30分という無茶設定。そのため、マリーが一人体制で営業しているあいだは、一日一組の来客受け入れに限定し、その後、従業員数を増やす事で客の受け入れを増やしていくなど工夫を凝らしている。客層はインド駐在員の日本人男性がほとんど。

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