概要・あらすじ
無店舗の薬売りであるおいさん。彼がご町内を一軒ずつ回って錠単位で薬を商ううちになじみとなった41歳学生をはじめとする愉快なご町内の人々(不可思議な存在含む)が、ハートフル&ファンキーなやりとりを繰り広げる。
登場人物・キャラクター
おいさん
十字マークの付いた一般家庭の救急箱のような薬箱を手に薬を売り歩く(錠単位での販売OK)無店舗式の薬屋さん。あらゆる事態を冷静に受け止める大人の風格を持つ。
41歳学生 (よんじゅういっさいがくせい)
41歳で学生服を着用、フリーターで生計を立てている。学生といいつつ浪人生かもしれないわかりづらい存在。自室に薬売りに訪れた おいさんから腹痛の薬を購入し顔見知りになった。40歳時に1500gカレーを完食した過去もある。
赤さん (あかさん)
格好は赤ちゃんだが、映画館にも単身出入りするなどそれ以外の要素は赤ちゃんと呼ぶには差し障りのある人物。敬意を込めて「さん」付けで呼ばれている。
ラーメン屋あるじ (らーめんやあるじ)
ラーメン屋・あきれす軒の店主。目覚めた瞬間から眠る寸前までハイテンションを維持する健康には悪そうな性質。
猫氏 (ねこし)
常に猫の着ぐるみを着用している。かつてはどこの町内にもいた生き字引の末裔らしい。周囲からの風当たりは強い。
監督 (かんとく)
41歳学生のバイト先である工事現場のニワトリ然とした監督。のどの所のプルプルは消すこともできる。子供の頃、作文に書いた将来の夢を実現させた。皆に慕われてはいるものの尊敬されてはいない。
ねこのほう
おいさんのひげに似たチョビひげのような模様があるためこう呼ばれている。おいさんとの関係は不明。41歳学生の食べ物を狙ったりおいさんが忘れた薬箱を守ったりする神出鬼没の存在。
眠れぬお母さん (ねむれぬおかあさん)
眠れるお父さんの妻。結婚生活20年の主婦。このところ夜眠れないが、昼寝をしている。悩んでいるかどうかは不明。
眠れるお父さん (ねむれるおとうさん)
登場早々ヅラを暴露されてしまう眠れぬお母さんの夫。奥さんへのツッコミも板についてきた。
ジュリー
正義感が強すぎるあまり、疑い深く、妄想しがち。空回りすることも多い警察官。メガネに黒髪、浅めに被った帽子がポイント。
ゆらし屋 (ゆらしや)
春先に木をゆすって花粉を飛ばす花粉症の原因と考えられる2人。造形的には妖怪・妖精を思わせる。ユー助という子供がいる。
セクシー東京 (せくしーとうきょう)
胸毛と白タイツ姿。フェロモンをむやみにまき散らす、男の中の男。
ティチーヤ
公立高校教師。よしおの担任。担当科目は不明だが、おそらく国語以外。「チャーハン」を「チャハーン」などと音引きの位置を変えて話す。
よしお
不良っぽい見かけだが案外優しい性格の高校生。話しかけてくるティチーヤにツッコミを入れる。小学生の頃は飼育係をやっていた。
出題君 (しゅつだいくん)
回答君との会話は「問題」で始める。不条理であったり深い問題提起であったりと、禅問答をはるかにしのぐ難問を繰り出す。クイズマニアかどうかは不明。
回答君 (かいとうくん)
出題君の「問題」に律儀に答える生真面目な男。回答者というよりはツッコミ役。
弥生さん (やよいさん)
気持ちが前面に出すぎて空回りするタイプ。メイド喫茶をリストラされ41歳学生のバイト先の工事現場へ。作業服ではなくメイド服で働いている。3月生まれ。