概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
オバタリアン
『オバタリアン』の主人公たち。複数人の中年女性がオバタリアンとして描かれるが、全員苗字は小畑。最も出番が多いのは、大仏ヘアーで体格のよい庶民的なタイプのオバタリアン。メガネのお局様OL風キャリアオバタリアン、おだんごヘアーの団地の主婦風オバタリアン、パッツンおかっぱヘアーのセレブ風オバタリアンなどがいる。 夫、娘、息子などが登場するが、その年恰好や名前は必ずしも一定しない。皆一様に中年女性の図々しさ、図太さに満ちた性格だが、姑にだけは弱い。
オバタリアンの夫 (おばたりあんのおっと)
オバタリアンたちの配偶者で被害者となる男性たち。容姿等は必ずしも一定しないが、大仏ヘアーのオバタリアンの夫は眼鏡をかけてひょろりとした風貌、キャリアオバタリアンの夫は角刈りで四角い顔である。皆一様にオバタリアンの非常識な行動を穏健に抑えようとするが、逆襲を受けてしまうことが多い。 対オバタリアンを目的とした秘密組織、オバタリアン撲滅同盟に加盟しているオバタリアンの夫もいる。
オバタリアンの後輩 (おばたりあんのこうはい)
オバタリアンの勤務先の後輩女子を始めとした、若い女性たち。特にキャリアオバタリアンには常にイビられている。自分自身のオバタリアン化を恐れているが、ちょっとした振る舞いにオバタリアン化を自覚しおののく。同様の登場人物に、オバタリアンが利用する店の女子店員、オバタリアンの近所に越してきた新婚の奥さんなどがいる。 ほとんどみな一様に髪型はミディアムで、80年代アイドル風の容姿である。
オバタリアンに遭遇する若い男性 (おばたりあんにそうぐうするわかいだんせい)
オバタリアンの被害者となる若い男性たち。オバタリアンの傍若無人な振る舞いに憤るが、皆一様に敗退してしまう。オバタリアンが買い物する店の男子店員、オバタリアンの近所に越してきた新婚のだんなさん、オバタリアンが通うゲイバーのシスターボーイなどがいる。
世間 見造 (せけん みるぞう)
眼鏡で着物姿、白髪で痩身の、への字口が特徴的な初老男性。肩書きは斜会学(しゃかいがく)博士。オバタリアンの生態について数々の発見をするものの、対策には常に失敗している。
集団・組織
オバタリアン撲滅同盟 (おばたりあんぼくめつどうめい)
『オバタリアン』に登場する組織。オバタリアンに対抗するため、オバタリアンの被害者によって結成された秘密組織。宿敵オバタリアンを倒すための秘密兵器として、オバタリアンそっくりの最強ロボット・マネタリアン28号を完成させる。同様の秘密組織にオバタリアンを女房に持つ男同盟、オバタリアン被害者同盟がある。