オレンジ

オレンジ

サッカー漫画を多数手掛ける能田達規の代表作の1つ。架空のプロサッカーリーグ「Fリーグ」の2部リーグ「F2」の弱小チーム「南予オレンジ」を舞台にしている。スペインからやって来た若き天才ストライカー・若松ムサシと、ムサシの才能に興味を持って移籍してきたエースプレイヤー・青島小次郎をはじめとした個性あふれる選手たちが、万年最下位に甘んじていた南予オレンジを、1部リーグ「F1」へ昇格させるべく奮闘する姿を描いたプロサッカー漫画。ムサシや小次郎の活躍はもちろん、選手の一人ひとりに活躍の場が与えられており、臨場感あふれる試合シーンが彼らの勇姿を引き立てている。また、弱小チームが抱えるさまざまな問題が、南予オレンジのオーナーである盆野美果の視点から描かれる。秋田書店「週刊少年チャンピオン」で2001年41号から2004年6号まで連載の作品。作者の能田達規は実在のプロサッカークラブ「愛媛FC」と交流があり、マスコットの「オ~レくん」「たま媛ちゃん」「伊予柑太」をデザインしたほか、公式ホームページに応援漫画を寄贈している。

正式名称
オレンジ
ふりがな
おれんじ
作者
ジャンル
サッカー
 
青春
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

若松 ムサシ (わかまつ むさし)

「南予オレンジ」のフォワードを務める少年。年齢は16歳。小柄ながら並外れた持久力と瞬発力、シュート能力を備えたエースストライカー。よくも悪くも素直な性格で、プライベートではデリカシーのない発言や、自分本位な行動が目立つ。ただし試合では常識にとらわれない思考が前向きに働き、決して勝利をあきらめない。優れたフィジカルを生かしてがむしゃらにゴールを狙う姿は、チームメートやサポーターたちに元気と勇気を与えている。幼い頃からスペインに滞在しており、15歳の時に有名なサッカークラブ「アトレティコ・アラゴン」のプロ契約が内定していた。しかし、7年前にバレンシア地方で出会った南予オレンジのオーナーを務める盆野太郎が作るジュースの味が忘れられず、ひそかに南予オレンジで戦いたいと願っていた。やがてその気持ちが高じて、父親や関係者に内緒でアトレティコ・アラゴンとの契約を辞退し、単身日本に渡る。そこで実際に南予オレンジの試合を観戦し、現オーナーの盆野美果に一目惚れし、太郎と美果のためにあらためて南予オレンジに所属することを決める。

青島 小次郎 (あおしま こじろう)

「南予オレンジ」のミッドフィールダーを務める青年。年齢は22歳。個人技、パスワーク共に突出した資質を備え、U-20の日本代表候補でもある。個性的なプレイヤーが多い南予オレンジの中では常識人のため、貧乏くじを引きやすい。一方で、弱小チームに所属し続ける価値がないことをはっきりと明言するなど、リアリストな一面を持つ。若松ムサシとは何かと喧嘩になることも多いが、内心では信頼し合っており、ピッチの上では華麗なコンビネーションプレーを見せる。かつてF1最強と謳われる名門チーム「東京シュバルツ」に所属し、攻撃的ミッドフィールダーとして活躍していた。だが、試合のケガがもとで出場機会が減り、療養のために愛媛を訪れた際、シュバルツが新たに獲得したオランダ代表のクラステンの控えに回されることを知る。さらに、ケガが完治したにもかかわらず「故障で再起不能になっている」と偽の情報を流されたことでチームに愛想が尽きるが、さりとて弱小チームの南予オレンジに所属する気にもなれずに思い悩む。そんな中、観戦していた南予オレンジの練習試合で、ムサシがわずか開始10秒でゴールを決めたシーンを目撃し、彼のストライカーとしての資質を認める。そして、青島小次郎自身のアシストがあれば、シュバルツでプレーしていた時以上のゲームメークができることを確信し、彼と共に南予オレンジで戦う道を選ぶ。

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