LOST MAN

抜群の技術を持つ記憶喪失のサッカー選手マツモトが、代理人のサカザキと共に世界を渡り歩く様子を描いた作品。

概要・あらすじ

ルーマニアの都市ブラショフ。この地を本拠地とするプロサッカーチーム・ブラショフ・パレスFCは万年2部リーグに甘んじ、買収の噂が出ていた。崖っぷちの監督の元にサカザキ(坂崎)と名乗る日本人が現れる。彼は、アルバイトの日本人女性桂木志乃を助手に、この地でサッカー選手のエージェントを営んでいた。

サカザキマツモトというサッカープレイヤーを破格の金額で売り込む。東洋人と思しき風貌の彼は、名前も過去も一切忘れた記憶喪失だった。チームはどこでも守れるという彼のプレーと驚くべきデモンストレーションを見て契約を決意。彼の活躍でブラショフ・パレスFCは2部リーグを制覇した。引き留める監督をあしらい、マツモトサカザキは、ブラジル、そしてイギリスへと渡る。

1つのチームに留まらないサカザキの狙いは、高額の報酬の他にもう1つあった。

登場人物・キャラクター

松本 (マツモト)

黒髪に茶色い緑がかった瞳を持つ男性。記憶喪失だが、優れたサッカーの腕を持つ。代理人のサカザキと共に、サッカークラブの勝利請負人として世界中を渡り歩く。自らの名前も思い出せないため、「松本」という名前もサカザキによって付けられたもの。関西弁を話し、たこ焼きが好物で随所に日本人らしき習慣を見せるが、箸は使えない。 サカザキを通じてプロサッカークラブに売り込まれるが、フォワードからゴールキーパーまでクラブのニーズに合わせあらゆるポジションをこなす。当初はルーマニアのブラショフ・パレスFCに所属。その後、ブラジルのファゼンダFC、ローカスツFCに移籍し、さらにイギリス(イングランド)プレミアムリーグのマンチェスター・ユニオン(マンU)へ移籍した。

坂崎 (サカザキ)

茶色い長髪の男性。サングラスをかけ、どのような状況でもあまり表情を表情かえない。マツモト(松本)と共に旅を続けながら、彼のずば抜けたサッカーの能力を行く先々のプロサッカークラブに売り込む。その際、クラブのおかれた状況や所属する既存選手の個別能力などあらゆる情報を織り込んで、謀略を持って交渉に臨む。 後にマツモトのマネジメントを桂木詩乃に託し、イギリス(イングランド)プレミアムリーグの実力者ディヴィッド・トラウズマに接触。その後プレミアムリーグのマンチェスター・ユニオン(マンU)の司令塔・アルバート・シンプソンの代理人となる。かつてはディヴィッド・トラウズマの弟に仕えていた。

桂木 詩乃 (カツラギ シノ)

セミロングの髪を後ろで結び、前髪を真ん中分けにした女性。ルーマニアに留学していた時に、サカザキ(坂崎)にアルバイトとして雇われた。マツモト(松本)がブラショフ・パレスFCとの契約を終了すると、マツモトとサカザキは彼女の元を黙って去るが、2人を追いかけブラジルまで行き、再びアルバイトとして一緒にイギリス(イングランド)に渡る。 明るい性格でプレミアムリーグのマンチェスター・ユニオン(マンU)ではクラブのメンバーから可愛がられるようになる。後にサカザキに代わってマツモトの代理人を務める。

ティアーゴ (ティアーゴ)

長髪で褐色の肌のブラジル人男性。ブラジルのプロサッカークラブ・ファゼンダFCの主将。ポジションはDF。元はブラジルユース代表候補で、代表監督も認める逸材。クラブが消滅の危機に瀕するなど様々な事情から実力を発揮できないでいたが、ゴールキーパーとして移籍したマツモト(松本)によって覚醒する。

イリアーヌ (イリアーヌ)

黒い長髪で褐色のブラジル人女性。ティアーゴの妹で、小学校の教師。兄ティアーゴが主将を務めるプロサッカークラブ・ファゼンダFCに移籍したマツモト(松本)に日本語の教師を依頼する。次第にマツモトに惹かれていく。元は新進企業家のカルロスと恋人同士だった。

カルロス (カルロス)

茶色の髪に鋭い目の男性。ブラジルのプロサッカークラブ・ローカツスのオーナー。急速に成長を続ける新進若手企業家。ファゼンダFCの主将ティアーゴとは幼馴染で、ティアーゴの妹イリアーヌとは、恋人同士だった。ファゼンダFCのホームスタジアムを潰して、バイパスをつなげようとしている。 そのためにサカザキ(坂崎)のオファーによってマツモト(松本)をローカツスに移籍させた。

マリオ・ミッコリ (マリオミッコリ)

アフロヘアーに黒い肌の小柄な黒人男性。アンゴラ出身。マツモト(松本)と共にイギリス(イングランド)プレミアリーグのプロサッカークラブ・マンチェスター・ユニオン(マンU)の入団テストに合格する。ポジションはFW。100mを9秒台で走る瞬足の持ち主でDFの裏のスペースに抜ける能力を買われたが、当初は緊張のあまりその実力を発揮できないでいた。 しかし、マツモトによって本来の実力を発揮するようになる。マツモトからは「マリモッコリ」と呼ばれる。

カーリンソン (カーリンソン)

長い金髪にヘアバンドをつけ、眼鏡をかけた男性。女性の言葉で話す。イギリス(イングランド)プレミアリーグのプロサッカークラブ・マンチェスター・ユニオン(マンU)の専属スカウト。ブラジルで活躍するマツモト(松本)の才能に目をつけ、サカザキ(坂崎)を通じてアプローチする。 オカマっぽいがサッカーの造詣は深く、また冷静な目でプレーを見る。スタンドで観戦中はよく桂木詩乃とケンカしている。

アルバート・シンプソン (アルバートシンプソン)

肩まで伸びる金髪で、寡黙で冷静な男性。イギリス(イングランド)プレミアリーグのプロサッカークラブ・マンチェスター・ユニオン(マンU)不動の天才司令塔。当初マツモト(松本)とはライバルのポジションだった。接触プレーを極端に嫌い、どんな状況でも卓越したテクニックで接触を避け、パスを回す。 巧みにボールを引き寄せる技術は、神に与えられた才能(ギフテッド)と称される。神父でもあり姉(シスター)と共に教会で子供達の面倒を見ている。後にサカザキ(坂崎)を代理人として、マンUのライバルクラブ・マンチェスター・タウン(マンT)に移籍。

ディヴィッド・トラウズマ (ディヴィッドトラウズマ)

金髪のイギリス人紳士。普段は柔和な表情だが、ときに冷酷な目を見せる。トラウズマ伯爵家の当主で実業家。将来を有望視されていた自分の弟に対して刺客を送り、その殺人の模様を目の前で目撃したマツモト(松本)とアルバート・シンプソンを後々まで騒動に巻き込むことになる。イングランドサッカー協会(FA)、プレミアリーグを配下に治めることを狙って、関係者に様々な工作を行う。 また、マツモト(松本)を自らの地位を脅かす者と思い込んで命を狙う。

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