カカフカカ

カカフカカ

石田拓実の代表作。現代日本を舞台に、シェアルームで暮らす女性・寺田亜希と、亜希の元カレでEDに悩む小説家の男性・本行智也が、お互いの過去と現在の関係性に悩みながらも、それぞれの人生と恋愛に前向きになっていく姿を描いたラブストーリー。お互いに愛情を感じたことがないまま初体験を済ませた元恋人同士の男女が、ED治療という目的をきっかけに「性欲と恋愛は同じか否か」という命題に向き合いながら、ふつうとは一味違う、こじらせて歪んでしまった恋愛模様が展開される。講談社「Kiss」2013年12月号から2021年1月号にかけて連載の作品。2019年4月からテレビドラマ版が『カカフカカ-こじらせ大人のシェアハウス-』のタイトルで、毎日放送ほかで放送された。寺田亜希を森川葵、本行智也を中尾暢樹が演じている。

正式名称
カカフカカ
ふりがな
かかふかか
作者
ジャンル
恋愛
 
ヒューマンドラマ
レーベル
KC KISS(講談社)
巻数
既刊12巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

寺田 亜希 (てらだ あき)

フリーターの女性。年齢は24歳。茶髪をショートボブヘアにしている。2年間同棲していた彼氏が心変わりしていたのが発覚したその日に家を飛び出し、友人の働きかけでシェアルームに入居することになった。そこで中学生の頃の彼氏であり、初体験の相手でもあった本行智也と再会する。智也がEDになっていることを知り、周囲からの勧めもあって「亜希が嫌がるような変なことは絶対にしない」という条件でED治療に協力し、たびたび智也と添い寝することになった。家事全般が得意で、料理もうまいためにシェアルーム内では非常に重宝されている。シェアルームの大家でもある長谷からは家事が得意であることを理由にプロポーズも受けているが、好意をまったく感じられないことに戸惑っている。

本行 智也 (ほんぎょう ともや)

小説家を生業とする男性。年齢は24歳。黒髪をショートヘアにしている。シェアルームで暮らしており、いつもどこかボンヤリとしている。EDに悩んでいたが、中学生の頃の彼女であり、初体験の相手でもある寺田亜希が引っ越してきたその日に勃起していることに気づき、「亜希が嫌がるような変なことは絶対にしない」という条件でED治療への協力を求めた。小説家として熱烈な固定ファンを持っており、その界隈では天才と持て囃(はや)されている。しかし、EDになってからまともに執筆できていないため、現在はEDの治療が死活問題となるほどに追い詰められている。

書誌情報

カカフカカ 12巻 講談社〈KC KISS〉

第1巻

(2014-08-12発行、 978-4063409338)

第2巻

(2015-07-13発行、 978-4063409598)

第3巻

(2016-05-13発行、 978-4063409895)

第4巻

(2016-12-13発行、 978-4063980066)

第5巻

(2017-08-10発行、 978-4063980264)

第6巻

(2018-02-13発行、 978-4065108796)

第7巻

(2018-07-13発行、 978-4065119457)

第8巻

(2019-02-13発行、 978-4065142318)

第9巻

(2019-08-09発行、 978-4065167236)

第10巻

(2020-03-13発行、 978-4065190036)

第11巻

(2020-09-11発行、 978-4065207529)

第12巻

(2021-03-12発行、 978-4065227244)

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