カムイ外伝 第二部

カムイ外伝 第二部

長編作品カムイ伝第一部からのスピンオフ作品の続編。抜け忍となったカムイが追忍たちに追われる旅の中で色々な人々と関わる様を、短期連載や読み切り作品をつなげる形で描いている。

正式名称
カムイ外伝 第二部
作者
ジャンル
江戸時代
レーベル
ビッグコミックス(小学館)
関連商品
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概要

江戸時代の寛文年間、非人とされる部落民から忍者となったカムイは非情な宿命に反逆して抜け忍となり、追っ手の追忍たちに狙われては打ち倒していく。逃亡の旅の中で同じ抜け忍や盗賊一味の小頭など、様々な困難を背負った人々とカムイは出会い、そのつど新たなドラマが展開。カムイとの関わりによって人々やカムイ自身にもたらされる明暗が、重厚に描かれていく。

登場人物・キャラクター

主人公

夙谷の非人部落出身の天才忍者。自由を求めて忍者になったが、その非情な掟に反逆して抜け忍となり、同郷の追忍たちから追われる身となった。変移抜刀霞斬りや飯綱落とし、十文字霞崩しなどの必殺技を持つ。旅先では... 関連ページ:夙のカムイ

奇ケ島(くしきがしま)で漁師の半兵衛と世帯を持ち、サヤカ、ゲンタ、ツグミの三人の子供を育てていた女。お鹿と名乗っていたが、正体は10年間逃げ続けていた伊賀の抜け忍スガルだった。長針による千本打ちを得意... 関連ページ:赤目のスガル

鮫殺しを生業とする瀬戸内の渡り衆の頭。かつてケガをした時にお鹿ことスガルの亭主の半兵衛に助けられ、互いに漂泊民の山窩の出であることを知った。渡り衆たちはみな抜け忍で、カムイに正体を明かし仲間となったが... 関連ページ:不動

気の触れた娘クニと山奥の炭焼き小屋で暮らす、五十路前の焼物師。小屋に忍んでいたカムイに炭焼きを任せ、焼き物を教えた。元は生藩家士だったが妻を亡くし、幼いクニが熱病で気が触れてから禄を捨てたと語るが、実... 関連ページ:三輪 三左

倉石藩新州で密かに人々に嫌がらせを繰り返す夜鷹。かつて男に捨てられた妹が自殺した後、母親と医者だった父親も亡くなり、自暴自棄になり夜鷹となった。押し込み強盗をカムイの仕業と誤解して通報し、捕らえさせた... 関連ページ:黒塚のお蝶

生まれてから100日もたたぬうちに捨てられ、伊賀の下忍不動に拾われ育てられた下柘植の下忍。優れた剣の才能を見込まれ、尾州柳生の道場に下働きとして預けられた。そこから不動を倒したカムイの追忍となって旅立... 関連ページ:百日のウツセ

後に号した柳生連也斎の名で知られる、柳生新陰流正統五世を相伝した尾張藩剣法指南役。鍛えさせた刀を、死体斬りによって仕込んで使う剣豪。土雲(どうん)の小頭から下男として預けられた下忍のウツセが新陰流の秘... 関連ページ:柳生 厳包

柳生厳包に仕える尾州柳生の師範代。元抜け忍で柳生厳包の父の柳生利厳に救われ、柳生厳包の相弟子として育てられた。柳生厳包から尾州柳生の秘太刀を密かに会得した下忍のウツセを討つよう命じられ、小頭の土雲(ど... 関連ページ:島 出雲

塚原卜伝の高弟松岡兵庫之助から新当流免許皆伝を授かった、元播州三木家五万石の剣法指南役の老人。藩主の御前試合で旅の武芸者に三度破れ、三年間修行の旅を重ねた末に柳生厳包に野試合を挑むも敗北。型にはまった... 関連ページ:貴田 源心

森 忠成

隠居して磐山と号する岩津藩の前藩主で、傲慢不遜な65歳。動物を狩るだけの犬追物に飽きたらず、武芸試合に集めた侍や捕らえた男女を弓で射る人間狩りを楽しんでいた。だがたまたま捕らえたカムイとウツセによって部下たちを殺され、虐待した者たちからさんざんに虐げられる。

人に頭痛と目眩をもたらすオソロシの滝が流れる岩津領鳴神の村に、人柱として買われた娘。十数年に一度、川が異常増水するこの一帯では、流された橋の再建にあたって鳴神村が人柱の娘を差し出すようになり、そのかわ... 関連ページ:舞様

熊野の山中で柳生利厳に新刀流を学び、印可相伝を承けられた阿多棒庵を兄に持つ老僧。武芸全般に通じ、カムイさえもあしらうほどの達人。10年前に雪崩に呑まれたところを馬来十蔵に救われたかわりに、請われて剣術... 関連ページ:阿多棒 心

柳生 茂左衛門 利方

尾張藩剣法指南役を柳生厳包に譲り、柳生家を相続したその兄。尾州柳生の秘密を守るため弟と共にカムイ、ウツセと戦ったが、敗れて絶命した。後に息子の柳生厳延が、柳生厳包から柳生新陰流正統第八世を継いでいる。

丹波の山中に暮らす実直な土侍だったが、阿多棒心に草薙の太刀を教わったことから剣の道を志し、諸国修行の旅に出た。やがて将軍家剣法指南役柳生飛騨守宗冬から江戸柳生にも勝るその腕を見込まれ、密書を尾州柳生の... 関連ページ:馬来 十蔵

馬来十蔵の幼い息子。父の仇を捜して一人旅をしている時、ウツセがその仇とは知らず知り合い、一緒に旅をするようになって剣を教えられた。後に尾州柳生の地でカムイ、ウツセと立ち会った柳生厳包が父を殺させたこと... 関連ページ:馬来 小兵太

記憶喪失のためみずからをアキと名付け、下女や乞食をしながら中山道の馬目の宿に流れてきた少女。狂女のふりをして人目を引き、自分を知る人に見つけられることを願っていた。カムイの助けで信濃・塩の平の的屋が行... 関連ページ:アキ

越後、信州、上州一帯を荒らした盗賊団の首領で、竜神の安兵衛海坊主の松造飯盛の吉次の三人の小頭以下、総勢30数名の手下を抱える。「金のない奴からは盗らねえ」「女は盗らねえ」「生命は盗らねえ」を信条として... 関連ページ:鬼火の五郎造

盗賊鬼火の五郎造一味の小頭で、江戸の薬種問屋辻屋の番頭と偽る初老の男。カムイを尊敬し、その名のとおり竜神の刺青がある。カムイに頼まれて遊女のアキを身請けした後、子分の仁助が孫娘のおけいと共に山宿の番人... 関連ページ:竜神の安兵衛

大店の両替商遠州屋の跡取りとして生まれたが、幼い時に盗賊一味に店の身代を奪われ、両親が自殺。預けられた親類の家を飛び出して裏街道に足を踏み入れた後、ある盗賊一味に拾われ、育てられた男。だが盗賊への恨み... 関連ページ:夜烏の六臓

隠居後も川で魚の掛け取りを続ける一人暮らしの老人。「抱き取りの清次」の異名を取るほどの漁師だったが、近くに住む大工の息子清吉の嫁や孫に冷たくされ、心臓病で倒れたところを救ってくれたカムイを小屋に同居さ... 関連ページ:清次

江戸の泥ガメ長屋に身を置き、開墾の場で働くカムイに擦り寄った日雇い人足。実は遠江の祝浜の漁師半兵ヱの息子一太郎で、10年前、沈没した御用船から父と共に千両箱を引き揚げた隣家の漁師重兵ヱに父を殺され、金... 関連ページ:遠州

江戸の口入れ屋稲葉屋の元締め。盛り場などの利権も手広く持つ一方、同心の青木と内通し、縄張りを狙う同じ口入れ屋の元締め岩戸屋釜五郎と対立している。根岸の別荘で暮らす一人娘の妙に対しては、別人のように優し... 関連ページ:稲葉屋 重兵ヱ

曲射の手裏剣術卍を使う不敗の三兄弟を、カムイ討伐に差し向けた中忍。だが三兄弟の一人は川底からの攻撃でカムイに倒され、残る二人も卍の通用しないカムイを恐れて追撃できなくなり、日雇い稼業に身を落としている... 関連ページ:闇鬼

韋駄天の吉次

口入れ屋稲葉屋の若衆頭となったカムイを狙って、同じ口入れ屋の岩戸屋が放った刺客橘左近から、依頼金を擦りとった小悪党。俊足が自慢だったがカムイにあっさり追いつかれて金を取り戻され、そのままカムイに従う形で稲葉屋の一員となっている。

同郷の幼なじみの藩士に仕官を頼み、仕官に必要な金を殺し屋稼業で集めている凄腕の浪人。だが口入れ屋稲葉屋の若衆頭となったカムイを商売敵の岩戸屋から頼まれて狙うも敗れ、そのため岩戸屋からも命を狙われて行き... 関連ページ:橘 左近

凄腕の仕掛け人(殺し屋)で美男子だが、実は酉子という名の女性で、男を装っている。父の飛天要助は江戸の一刀流結城道場の師範であり、道場の跡目を継ぐことになったが、道場を牛耳ろうとした旗本の跡取りらの手で... 関連ページ:飛天の酉蔵

亭主に捨てられ、幼子と共に橋から身投げしようとしたところを旅のカムイに救われた飯屋働きの女。恩返しにカムイの身の回りの世話をしようとして諭され、帰郷するはずが岩倉の宿の飯盛女となってカムイと再会する。... 関連ページ:伊児奈

押方五万石の郡代神子重左ヱ門の次女で、不見流隠月の太刀(かげりのたち)の使い手。追忍との戦いで傷ついたカムイを救い、カムイは下男となって神子家に仕えることに。押方藩を食い物にする悪徳商人井筒屋と組んだ... 関連ページ:神子 サエ

筑前藩主の家来加藤九郎兵ヱに使えていた家士。浪人となり、妻と二人の幼子を伴って海良藩の大番頭迫間軍兵ヱの元へ仕官に訪れるが、不在のためその妻から時を待つよう伝えられる。そのため荒れ寺で同藩を訪れていた... 関連ページ:早川 数馬

海良藩剣法指南役にして無限流道場主の老人。自分の同門であり親友の伊吹兵馬の紹介状を持って訪れたカムイが遊女殺しの嫌疑で捕らえられた時に、身元を引き受けて家に留まらせた。宿敵だった石州岩戸の住人京極流の... 関連ページ:長内 要助

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