概要・あらすじ
主人公の先導アイチ、櫂トシキが作ったカードファイトチーム・Q4がヴァンガードチャンピオンシップ全国大会で優勝を果たしてから2週間が過ぎた。Q4は解散され、一人一人がそれぞれの技術向上に努力していた。
そんなある日、先導アイチたちが通うカードショップ、カードキャピタルに一人の少年が訪ねてきた。その少年の名は立凪タクト。一度、ヴァンガードファイトをしてみたかったという彼と、先導アイチは試しにカードファイトをすることになる。
実は、立凪タクトは立凪財閥の総帥で、ヴァンガードファイトサーキットの主催者だった。この出会いから先導アイチたちの新たな戦いが始まる。
登場人物・キャラクター
先導 アイチ (せんどう あいち)
小学生の頃はいじめられっ子でおどおどしていたが、中学生になってヴァンガードファイトで戦うことで人間的にも成長してきた。今ではカードファイトチーム・Q4のメンバーの1人して活躍している。 ヴァンガードチャンピオンシップ全国大会で優勝するまでに成長していた。ところが、ある日、立凪タクトという少年との出会いから新たな戦いに巻き込まれていく。
櫂 トシキ (かい としき)
カードファイトでは先導アイチの先輩格であり、先導アイチにとって最高の理解者。皮肉屋で孤独を愛するというタイプに表面を繕っている。デッキという手持ちのカードを、記憶と共に入れ替えられている事に先導アイチとともに気付く。 ヴァンガードファイトサーキットではQ4としては参加しない。
Q4 (くあどりふぉりお)
『カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編』に登場するチーム名。元々は先導アイチ、櫂トシキ、戸倉ミサキ、葛木カムイの4人で作ったヴァンガードファイトの為のチーム。本作では、先導アイチ、戸倉ミサキ、葛木カムイの3人でヴァンガードファイトサーキットに挑戦する。
戸倉 ミサキ (とくら みさき)
先導アイチたちの行きつけのカードショップ、カードキャピタルでアルバイトしている少女。ヴァンガードファイトサーキットに招待されたQ4のメンバーの1人として先導アイチから誘われる。 ところがカードファイトでは連敗し、落ち込んでしまう。やがて自分らしさを取り戻し、自らの戦い方に目覚めていく。
新田 シン (にった しん)
カードショップ、カードキャピタルの店長。アルバイトルをしている戸倉ミサキは姪にあたる。物静かで柔らかい物腰。先導アイチの良きアドバイザー。店長代理と呼んでいる猫には嫌われている。
葛木 カムイ (かつらぎ かむい)
小学6年生という最年少ながら熟練の腕を見せる。先導アイチからQ4の一員にと誘われる。ところがヴァンガードチャンピオンシップ全国大会終了後は、カードショップ男前のメンバーの1人として活躍していた。 先導アイチの誘いを断る葛木カムイだが、先導アイチと参加をかけた真剣勝負のカードファイトで負けてしまい、以降Q4のメンバーの1人として参加することになる。先導アイチの妹、先導エミを見た瞬間に好きになっており、未だに好意を持ち続けている。
雀ヶ森 レン (すずがもり れん)
カードファイトチーム、ニューAL4(にゅーえーえるふぉー)のリーダー。第1期から随分と人間的に成長しており、先導アイチたち、チームQ4には協力的で、精神的な面で積極的にバックアップしてくれている。
森川 カツミ (もりかわ かつみ)
後江(ひつえ)中学の三年生。先導アイチのクラスメイト。カードファイトは勢いと運でたまに勝利することがある。先導アイチから、ヴァンガードファイトサーキットのメンバーには誘われなかった。 物語のムードメーカでお笑い担当。
立凪 タクト (たつなぎ たくと)
幼いながらも立凪財閥の総帥であり、ヴァンガードファイトサーキットの主催者。先導アイチや、櫂トシキのデッキという個人の工夫の上で洗練された複数枚のカードを記憶と共に入れ替えるなど、不思議な力を見せてきた。 その行動の理由は、カードファイトの舞台、空想の惑星クレイを守る為であると物語後半で明かす。
その他キーワード
カードファイト
『カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編』で使用されるゲーム。先導アイチや櫂トシキたちが夢中になって興じている世界的に流行しているカードゲーム。惑星クレイを舞台に、人と妖精や幻獣、機械と剣と魔法が入り乱れて勝敗を競う内容で、株式会社ブシロードが制作したカードゲームをそのままアニメの世界で表現している。 一枚一枚のカードに特性があり、攻撃力や防御力を組み合わせて戦うテーブルゲームの一種。 ヴァンガードで対戦することをヴァンガードファイト、カードファイトと言う。