概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
欽ちゃん (きんちゃん)
人気芸能人でコメディアン。司会をしている『欽ちゃん ドンといこう』という番組の収録中、変なハガキを読み上げようとしていたところ、突然煙があがり、その煙を吸って巨大化してしまった。最終的にはビルよりも大きくなり、履くパンツがなくなって困っていた。巨大化してしまったため、住む場所や仕事がなくなったことを気に病んでいたが、はたから見ると普段と変わらない様子であり、その一挙一動が、民衆の笑いを誘っている。 モグラが大の苦手だが、家族を救うために、突然現れた巨大なモグラと戦う事になる。阪上二郎の親友。実在の芸能人、萩本欽一がモデル。
モグラコング
地下に溜まった公害の毒素により、突如、巨大化したモグラ。地下を移動する際は地震かと思われるほどの振動を起こし、地上に現れてからはビルを破壊するなどしている。口から毒ガスを吐き、さらにその屁は、毒ガスよりきついらしい。頭がよく、自衛隊の戦車が砲撃を加えてくる前に、砲塔を壊してしまった。 水が弱点。破壊活動をした後、欽ちゃんの家の上に乗っかって昼寝をしており、欽ちゃんの家族は、家の中に閉じ込められ、その屁がいつ家族を襲うかわからないという危機に陥った。このため、家族を救わんと欽ちゃんが戦いを挑むことになる。東京の街中を舞台に、欽ちゃんとプロレスのような戦いを繰り広げた。
阪上 二郎 (さかがみ じろう)
欽ちゃんがモグラコングと戦うように首相より説得を命じられる。欽ちゃんがモグラが嫌いな事を知っており、親友に命をかけて戦ってくれるよう頼むことをためらっていたが、欽ちゃんの家族が、モグラコングの下敷きになりそうだという事を知り、首相特使として欽ちゃんのもとへ馳せつけた。 実在の芸能人、坂上二郎がモデル。
首相 (しゅしょう)
東京に突如現れた巨大モグラを退治するため、原爆をという意見も上がる中、キンドコングを利用することを考えた。その対価として、キンドコングが住める巨大な家と、毎日、三食を与えることを提案している。阪上二郎に国連大使並の勲三等を与え、キンドコングがモグラコングと戦うように説得させるように指示を出した。 キンドコングがモグラコングに勝利した際、「キンドン賞決定!!」と叫んでいる。実在の政治家・福田赳夫元首相がモデルと思われる。
化け狸 (ばけだぬき)
文福茶釜や八百八狸の血統を引いている霊狸。神通力を持っている。彼が住みかとしている神社の護符をハガキ代わりに使った不心得者がいたため、これをこらしめんと、人を巨大化する力を使い、これにより欽ちゃんがキンドコングになることとなった。人々が化け狸たちを認め、軽んじなければ、欽ちゃんの巨大化を元に戻すと約束する。