ドアの中の私の息子

ドアの中の私の息子

妊娠するはずのない種族が妊娠したことで起こった騒動を通し、生命の起源に触れるコメディタッチなSFファンタジー作品。

正式名称
ドアの中の私の息子
ふりがな
どあのなかのわたしのむすこ
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

木の幹から生まれるという種族精霊のダーナが妊娠した。ティペント・ナンセンス博士に相談に行ったダーナは、人間との間に子供を作った精霊イカルスと出会う。萩尾望都の精霊狩りシリーズ第2作目。

登場人物・キャラクター

ダーナ・ドンブンブン

若い女性の姿をした精霊。実年齢は88歳以上。人間の振りをして女学校に通っていたが、過去に結婚した7人の男性の内の誰かの子を身篭ったことに気付き、仲間の下へ戻る。そのことでティペント・ナンセンス博士に相談に行き、助手のイカルスを紹介される。

イカルス

若い男性の姿をした精霊。実年齢は不明。ティペント・ナンセンス博士の助手。過去16回人間の女性と結婚しており、最後の妻との間に娘チェシーをもうけている。

ティペント・ナンセンス

人間だが、精霊の存在に理解がある科学者。精霊のイカルスを助手にしている。ダーナ・ドンブンブンの妊娠を、新人類の誕生と期待し歓迎する。

カチュカ

ダーナ・ドンブンブンの友人である精霊。テレポート能力がある。若い女性の姿をしているが、実年齢は不明。作家のようで、編集が家に来ることがある。ダーナの妊娠を知り、ティペント・ナンセンス博士に相談を持ちかける。

リッピ

ダーナ・ドンブンブンの友人である精霊。若い女性の姿をしているが、年齢は65歳以上。ダーナの妊娠を知り、精霊は妊娠するはずがないと責めるが、ティペント・ナンセンス博士の説明を聞いて納得し、祝福する。

チャシー

イカルスの娘。外見は2歳半ほどで、走りまわったり、いたずらをしたりするが、実は生まれて6週間しか経っていない。テレポート能力がある。

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