概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
伊藤 カズキ (いとう かずき)
フリーライターを生業にしている男性。以前は出版社「珍重社」に勤務していたが、自分の好きなテーマを書きたい欲求が高まり、退職した。しかし独立後は順調とは言えず、読者受けするネタを書けずにいる。そんな中、北海道に住む祖父が所属している猟友会に、単独でエゾヒグマを仕留めた狩りガール、小坂チアキが所属していることを知る。そして興味本位でネタになると考え、チアキに取材を申し込んで彼女の狩猟に同行することとなる。最初はチアキのことを取材対象としてしか見ていなかったが、狩猟と向き合う彼女を目の当たりにして、現代における究極のルポタージュだと考えを新たにして、真剣に取り組むようになる。東京生まれの都会育ちで、これまで自然とは無縁の人生を送ってきたため、何もかもが驚きの連続で密着取材を続けている。
小坂 チアキ (こさか ちあき)
北海道を拠点に活動する女性の兼業猟師。年齢は31歳。過去に大切な人が目の前でエゾヒグマに襲われたことをきっかけに、猟師を志すようになった。伊藤カズキの祖父と同じ地元の猟友会に所属しており、それが縁で伊藤に取材を申し込まれる。伊藤から同行取材を求められ、「山では自分の言葉を絶対に聞くこと」「獲物を運ぶのを手伝うこと」を条件に快く応じる。猟師としての知識もあり、高い技術も持ち合わせているが、エゾヒグマに対する執念から判断を誤ることもあり、同じ猟友会のメンバーからはいつか死ぬぞと警告を受けている。つねにマイペースな飄々(ひょうひょう)とした佇(たたず)まいで、伊藤に対しても煙に巻くような発言で本心を見せることはない。獲物は自ら解体し、ジビエ料理も大好き。
書誌情報
クマ撃ちの女 12巻 新潮社〈バンチコミックス〉
第1巻
(2019-07-09発行、 978-4107721952)
第2巻
(2020-01-09発行、 978-4107722478)
第3巻
(2020-05-09発行、 978-4107722829)
第4巻
(2020-09-09発行、 978-4107723154)
第9巻
(2022-09-08発行、 978-4107725318)
第10巻
(2023-02-09発行、 978-4107725721)
第11巻
(2023-07-07発行、 978-4107726186)
第12巻
(2023-11-09発行、 978-4107726643)