グランマの憂鬱

グランマの憂鬱

高口里純の『紅のメリーポピンズ』のスピンオフ作品で、百目鬼村の女主人を主人公にしている。コンビニもない田舎にある百目鬼村を取り仕切る女総領・百目鬼ミキが、周囲で起こるさまざまな問題を自らの洞察力や度量の大きさで解決していく痛快ほっこりヒューマンドラマ。基本的には一話完結形式で、毎回異なる人物がミキのもとに悩み相談にやって来るかたちでストーリーが展開される。ミキによって愛のある一喝「黙らっしゃい」の一言で、閉鎖的な田舎にありがちな問題から日本が抱える社会問題まで、あらゆる物事を一刀両断するさまにパワーや勇気をもらえる。双葉社「JOUR すてきな主婦たち」2015年5月号より連載の作品。2023年4月にフジテレビ系列でテレビドラマ化。百目鬼ミキを萬田久子、百目鬼亜子を加藤柚凪が演じている。

正式名称
グランマの憂鬱
ふりがな
ぐらんまのゆううつ
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
ジュールコミックス(双葉社)
巻数
既刊14巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

百目鬼 ミキ (どうめき みき)

百目鬼村の総領を務めている百目鬼家の女主人。気高さと上品さを備えており、つねに着物を身につけている。80代のお婆ちゃんながら、若い頃は美女として知られていた。村民たちから「大奥さま」と呼ばれ、慕われると同時に敬愛されている。孫の百目鬼亜子からは「グランマ」と呼ばれている。豪快かつ厳格な性格で、村民たちの不満や問題を「黙らっしゃい」の一言で一喝し、愛のある言葉で解決に導く。

百目鬼 亜子 (どうめき あこ)

百目鬼ミキの孫娘で、幼稚園児。母親と共に横浜から百目鬼村に引っ越し、田舎生活を送っている。いつもウサギのぬいぐるみを持ち歩いている。ミキになついており、彼女と散歩をするのが大好き。明るく好奇心旺盛な性格で、これまでに見たことがない大自然の中で、さまざまなことをミキから教わりながら成長していく。夢はケーキ屋さんになること。いとこが七人いる。

書誌情報

グランマの憂鬱 14巻 双葉社〈ジュールコミックス〉

第1巻

(2016-08-17発行、 978-4575336399)

第10巻

(2022-07-14発行、 978-4575338843)

第11巻

(2023-03-16発行、 978-4575339123)

第12巻

(2023-05-17発行、 978-4575339178)

第13巻

(2023-10-17発行、 978-4575339291)

第14巻

(2024-03-15発行、 978-4575339413)

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