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コウノドリ 新型コロナウイルス編
鈴ノ木ユウの代表作『コウノドリ』シリーズの第2弾。前作『コウノドリ』から2年ぶりの新シリーズとなる。初めての緊急事態宣言が発出された2020年4月からのコロナ禍の日本を描く。コロナ感染した妊婦の受け入れが始まった聖ペルソナ総合医療センターが舞台。未知のウイルスに不安と恐怖を抱きながらも、妊婦と赤ちゃんにとってより良い出産を模索していく産科医たちの医療現場を描いたヒューマンドラマ。正解が見えない医療現場の混乱と苦悩がリアルに描かれる。また、感染病棟でのゾーニングや個人用防護服の脱ぎ方なども解説されており、コロナ禍で二次感染を防ごうとする医療従事者の苦労がうかがえる。講談社「モーニング」2022年22・23合併号から32号まで掲載された。
登場人物・キャラクター
鴻鳥 サクラ (こうのとり さくら)
聖ペルソナ総合医療センターの産科医の男性。黒髪のくせ毛で背が高い。命を救うという、熱い思いを胸に秘めている。生まれてすぐに母親を亡くし、児童養護施設で育つ。生まれてくる赤ちゃんのために全力を尽くし、スタッフからの信頼も厚い。母親や赤ちゃんに寄り添う医療を行っていたが、コロナ感染妊婦を帝王切開したことで、赤ちゃんと妊婦を10日以上も引き離すことになってしまう。一部の人間しか知らないが、謎のジャズピアニスト「ベイビー」でもある。
小松 ルミ子 (こまつ るみこ)
聖ペルソナ総合医療センターに勤務する小柄な女性。ベテランの助産師。明るいムードメーカーで、冗談を言って周囲を和ませる。妊婦と赤ちゃんのことを第一に考え、時には医者に意見することも。患者からも人気があり、後輩からも慕われている。鴻鳥サクラとは、彼が研修医の頃からの付き合い。コロナ感染病棟に助産師をひとり入れて欲しいと言われた時、まっさきに自分が行くと申し出た。母親も助産師。
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男性産科医、鴻鳥サクラが、出産とそれのまつわる様々なトラブルに出会い、当事者たちの不安や悩みに寄り添い、幸せになるための手助けをしていく人間模様を描いたドラマ。出産の身体的リスク、人の命を奪う中絶とい... 関連ページ:コウノドリ
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