概要・あらすじ
20世紀の世界で平和に暮らしていた主人公の火野ヤマトは突然、謎の声に導かれて1万年前の世界に召喚される。そこはムー王国で、火野ヤマトは神によって呼び出された「救世主」であるらしい。
混乱する火野ヤマトであったが、そこにドラゴニア王国が来襲する。逃げ回る火野ヤマトであったが、謎の声によって引き寄せられて巨大な石像と融合、ゴッドマジンガーとなり、ドラゴニア王国を撃退する。
登場人物・キャラクター
火野 ヤマト (ひの やまと)
普通の高校生だったがゴッドマジンガーによって、20世紀の世界から1万年前の世界にあるムー大陸へ、「タイムリープ」により召喚された少年。当初は戸惑いの中で戦っていたが、数々の戦いの中で戦士としての自覚が芽生え、選ばれた「ムーの戦士」として成長していく。
ゴッドマジンガー
普段は石像の姿をしているムー王国の守護神。しかしムーの民に危機が訪れると実体化し、火野ヤマトと融合して危機を排除するために戦う。正しい心の持ち主しか融合できず、現在のところ、その資格があるのは火野ヤマトのみである。 光線などの超常的な武器はなく、戦いには専用の剣と絶大なパワーを駆使しての肉弾戦を行う。
アイラ・ムー (あいらむー)
ムー王国の女王。両親をドラドに殺されたことで急遽、即位し、マジンガーの巫女としてゴッドマジンガーに仕えている。優しく穏やかな性格ながら芯が強く、ムーの民にも慕われている。 当初は呼び出した火野ヤマトを神の使い、救世主として崇めていたが、次第に心惹かれていく。
ムラジ
アイラ・ムーの父であるユーラ王の時代からムー王国に仕える忠臣で、宰相のような役職についている。そのためムーの民からの信頼も厚い。当初は皆からその力を疑問視されていた火野ヤマトのことを最初から信じており、数々のアドバイスを送って火野ヤマトに意識改革を促す。
ムーの4剣士 (むーのよんけんし)
ムー大陸にその人アリと言われ、卓越した剣技を持つ、ギロン、ゾルバ、デリヤ、ノローの4人の剣士。それぞれ性格も得意な戦法も違うものの、厚い友情でつながっており、戦闘時には率先して全面に飛び出して戦っている。
マドマ
アイラ・ムーに仕えている侍女で、アイラ・ムーの身の回りの世話をしている。明るく元気な少女で、その元気な姿に癒されるなど、ムードメーカー的な存在となっている。また、密かに火野ヤマトに憧れを抱いている。
ドラド
ムー王国に侵攻するドラゴニア王国の国王。常に黄金の仮面と鎧を着けているため、「黄金王」とも呼ばれている。ムーの秘宝である「光宿りしもの」を狙っている。
エルド
ドラゴニア王国の王子。ドラドの息子であるため「黄金王子」とも呼ばれ、王国一と謳われた剣技の持ち主でもある。また父であるドラドを追い落とし、自分自身が王国、また全世界を支配するという大きな野望を持った野心家でもある。
ヨナメ
ドラドに仕えるドラゴニア王国のシャーマンで、くノ一集団である「シャーマン部隊」を率いる隊長でもある。諜報活動や破壊工作、隠密行動などを得意とするが、変身能力や妖術、剣術を駆使しての戦闘力も非常に高い。
ブラー
ドラゴニア王国の実戦部隊を指揮する武人で、ドラゴニア王国の主力である恐竜部隊を率いている。自ら先陣を切って戦う男らしさを持っているが少々頭が悪く、戦場を見渡す戦略眼が貧弱なのが欠点。