サクガン

サクガン

はるか遠くの未来、人類が岩盤に囲まれたコロニーで暮らすようになった世界。繰り返し夢に出てくる場所を探すため、天才少女のメメンプーは、コロニーの外に広がる未開地帯を開拓するマーカーとなる。元凄腕(すごうで)マーカーの父、ガガンバーと娘のメメンプー、未開の地を旅する父娘の冒険を描いたSFロマン。2021年10月7日から12月23日まで、TOKYO MXほかにて放映された同名テレビアニメのコミカライズ。スクウェア・エニックス「マンガUP!」にて、2021年8月13日より配信を開始。

正式名称
サクガン
ふりがな
さくがん
原作者
「サクガン」製作委員会
漫画
ジャンル
ロボット
 
アドベンチャー
レーベル
ガンガンコミックスUP!(スクウェア・エニックス)
巻数
既刊2巻
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概要・あらすじ

遠い未来、人類は岩盤に囲まれたコロニーで暮らしていた。岩盤の向こうには、ラビリンスと呼ばれる危険な未開拓地帯があり、その迷宮を開拓する者たちはマーカーと呼ばれていた。「ピンインコロニー」に住む少女のメメンプーは、幼い頃からある景色の夢を見続けていた。「夢の景色」は実在する、そう信じるメメンプーは、そこへ行くためマーカーになることを決めていた。父親のガガンバーは大反対であったが、メメンプーの気持ちは抑えられない。そこでガガンバーは、娘がマーカーになることを仕方なく許す代わりに、自分も同行することにした。こうして「ピンインコロニー」を後にした父娘は、オートボット「ビッグトニー」に搭乗。伝説のマーカーが残した「ウロロップの地図」を頼りに、広大なラビリンスの探索を始めた。

登場人物・キャラクター

メメンプー

「ピンインコロニー」出身の9歳の少女。飛び級でピンイン大学に入学し、主席で卒業した天才でメカの発明、改造が得意。父のガガンバーと一緒にワーカーとして採掘の仕事を手伝っていた。幼い頃から同じ景色の夢を何度も見続けており、「その景色は実際にある」と固く信じている。「夢の景色」を探したいという好奇心を抑えられず、危険な未開拓地帯、ラビリンスを開拓するマーカーになる。父のことを「ガガンバー」ではなく「ガガンバ」と呼ぶ。

ガガンバー

メメンプーの父親。かつては「疾風のガガンバー」の異名を持つ凄腕のマーカーであったが、「ピンインコロニー」では、ワークボットを用いた採掘仕事に従事していた。酒、ギャンブル、美女好きのダメ親父。そのせいか妻とは離婚しており、男手一つで娘を育てている。メメンプーがマーカーになることに対しては大反対だが、止めることができないため、自分もついていくことにする。メメンプーからは「ガガンバ」と呼ばれるが、それを快く思わず、いつも娘と口論になる。

アデル

褐色の肌が特徴の女性のマーカー。メメンプーとガガンバーがカイジュウに襲われた際、手助けをする。かつてはマーカーを取り締まるポリスの仕事をしていたが、自由な生き方に憧れてマーカーになる。

ウロロップ

カイジュウどもが跋扈(ばっこ)する広大なラビリンスを踏破し、マップを完成させたという伝説のマーカー。ペンダントにその完成された地図を刻む。実在するかどうかは不明。

その他キーワード

ラビリンス

人類の居住区であるコロニーの外に広がる危険地帯。カイジュウが跋扈する広大な迷宮であり、誰も全容を把握していないと言われる。

マーカー

ラビリンスを探検し、地図に新たな道を書き加えていく人たちのこと。コロニーに荷物を運ぶという流通の役割も担う。自由でロマン溢(あふ)れる職業だが、危険と隣り合わせのため、命を失うものも少なくはない。

ウロロップの地図 (うろろっぷのちず)

伝説のマーカー、ウロロップが完成させたといわれる地図。何者かによりメメンプーに贈られた。ペンダントにラビリンスの全容が刻まれており、光を当てて壁に照射することで地図を見ることができる。

クレジット

原作

「サクガン」製作委員会

キャラクター原案

書誌情報

サクガン 2巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスUP!〉

第2巻

(2022-09-07発行、 978-4757581159)

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