機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 -水天の涙-

PlayStation3用ゲームソフト『機動戦士ガンダム戦記』のコミカライズ作品。TVアニメ『機動戦士ガンダム』とOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の間で起こった戦いを描いており、ユーグ・クーロやファントムスイープ隊の過去がゲームより深く掘り下げられている。また夏元雅人の別作品の人物も登場している。「ガンダムエース」2009年8月号から2011年6月号にかけて連載された作品。

正式名称
機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 -水天の涙-
作者
ジャンル
ロボット
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
全4巻
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概要・あらすじ

宇宙世紀0079.01.03、地球からもっとも遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を仕掛けた。この戦争は一年続いたため、のちに「一年戦争」と呼ばれるようになり、宇宙世紀0080.01.01に終戦協定が結ばれて、地球連邦の勝利で終わった。宇宙世紀0081、一年戦争が終結して1年以上たった今でも、ジオン軍の残党は各地でゲリラ戦を続けていた。

地球連邦軍はこの状況を打開するために、ゲリラ掃討を目的とした遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」を結成し、ユーグ・クーロを隊長に任命するのだった。部下のヒュー・カーターシェリー・アリスンや指揮官のマオ・リャンなどと一緒に、連日激戦地に派遣されるユーグは、オデッサ基地でジオン軍残党の特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のエリク・ブランケが強奪したイフリート・ナハトと対峙する。

ユーグは惨敗してエリクを取り逃してしまうが、インドシナ半島で再戦した時は互角に戦い、撤退するエリクから「水天の涙」という謎の言葉を聞くのだった。

登場人物・キャラクター

ユーグ・クーロ

地球連邦軍の男性軍人。年齢は32歳。階級は大尉で、遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の隊長を務める。一年戦争時に、北米におけるジオン軍掃討作戦の1つである「41号作戦」で部下を全員死なしてしまう。そのため、一部の人間から「部下殺し」の目で見られている。一方で、作戦後の地球連邦軍のプロパガンダにより、「英雄」と見ている人間もいる。 ユーグ・クーロ自身は、部下を亡くしたことが、何度も夢で見て苦しむほどのトラウマとなっており、ファントムスイープ隊の任務では、1人の犠牲も出さないように戦う。最初はジム・コマンドに搭乗し、ベルファストでの戦闘後はジーラインに乗り換える。そして宇宙に行った後はガンダム7号機を愛機とする。

ヒュー・カーター

地球連邦軍の男性軍人。年齢は28歳。階級は中尉で、遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の一員。ユーグ・クーロの部下として、ジム・コマンドに搭乗して戦っている。陽気で口数の多い性格。無能な上官に反抗して殴ったため、軍規違反処分を受けてファントムスイープ隊に転属となる。一年戦争で家族を失っており、出身地のニューヤーク奪還成功の立役者であるユーグを、八つ当たりと分かりつつも最初は恨んでいた。 しかし、ファントムスイープ隊に転属してユーグと一緒に戦っていくうちに、戦後の世界に必要な人物だと考えを改める。ジオン軍残党からニューヤークを取り返す戦闘で、ユーグをかばって重体となってしまう。

シェリー・アリスン

地球連邦軍の女性軍人。年齢は24歳。階級は中尉で、遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の一員。搭乗機はジム・コマンドやジーライン。北米のオーガスタ基地でガンダム7号機のテストパイロットをしており、操縦技術の高さを見込まれて、ファントムスイープ隊にスカウトされた。実戦経験はないが、ユーグ・クーロやヒュー・カーターなどと密な連携を取る。 ただし敵兵をできるだけ殺さないように、動力部を狙うといった戦い方をする。これをユーグから指摘されると、過剰な反応を見せる。「シェリー・アリスン」は偽名で、本当の名前は「タチアナ・デーア」というジオン軍の軍人。特殊部隊「インビジブル・ナイツ」の一員として、水天の涙作戦のために、一年戦争末期に地球連邦軍にスパイとして潜入していた。 一年戦争では水天の涙作戦は決行されなかったが、再決行のために地球連邦軍に残る。

マオ・リャン

地球連邦軍の女性軍人。年齢は27歳。階級は少佐で、遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の指揮官とオペレーターを兼任する。ユーグ・クーロとはファントムスイープ隊が発足するまで恋人関係だったが、過去に囚われているユーグに自分が映っていないことを感じ別れる。今は上官として接しているがユーグへの気持ちは残っており、ユーグとシェリー・アリスンの仲に嫉妬に近い感情を抱いたり、単機で無茶な作戦に出撃したユーグの身を案じたりしている。

ゴドウィン・ダレル

地球連邦軍の男性軍人。年齢は50歳。階級は准将で、遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の司令を務める。一年戦争後、地球連邦軍が軍縮に向かう中、ジオン軍残党のゲリラ活動を敏感に察知し、積極的な対抗策を取る。冷酷で融通の効かない人物だが、人情に深い一面もあり、上層部にかけあってジーラインやガンダム7号機をファントムスイープ隊に配備する。 ただし、こういった強引な手腕を快く思っていない将軍も多くいる。

ボブ・ロック

地球連邦軍の男性軍人。年齢は45歳。遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の整備長として、部下を率いてファントムスイープ隊の機体を整備している。気さくな性格で、常に笑顔を絶やさない。各パイロットの適性をよく理解しており、宇宙に行った後にガンダム7号機の装備のことで、アニー・ブレビッグと意見が対立する。

ロブ・ハートレイ

地球連邦軍の男性軍人。年齢は40歳。階級は中尉で、カマル・クマル、ハイメ・カルモナと一緒に、東アジアの基地で遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」に編入する。初対面のヒュー・カーターをからかうなど、軍人らしからぬ飄々とした性格だが、パイロットとしての腕は高い。シェリー・アリスンがスパイとして拘束された後は、シェリーの搭乗機であったジーラインをアサルトアーマーに換装して搭乗。 得意とする接近戦で多大な戦果を挙げる。

カマル・クマル

地球連邦軍の男性軍人。年齢は23歳。階級は少尉で、ロブ・ハートレイ、ハイメ・カルモナと一緒に、東アジアの基地で遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」に編入する。初対面のユーグ・クーロに、部隊に入れる嬉しさを伝えるなど、真面目で几帳面な性格。実戦経験はそれほど多くないが、激戦地での戦闘が多いファントムスイープ隊で戦い抜くため、パイロットとしての腕は悪くない。

ハイメ・カルモナ

地球連邦軍の男性軍人。年齢は25歳。階級は中尉で、ロブ・ハートレイ、カマル・クマルと一緒に、東アジアの基地で遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」に編入する。多額の借金を返済するために、激戦地での戦闘が多いファントムスイープ隊の危険手当を目当てに編入して来た。最前線でも生き残る自信があり、パイロットとしての腕は高い。

アニー・ブレビッグ

地球連邦軍の女性軍人。階級は軍曹。一年戦争で、ガンダム4号機とガンダム5号機を整備した実績をかわれて、ガンダム7号機の整備を担当している。機動補正プログラムがないガンダム7号機の現状を考えて、フルアーマー化して、推進力で不安定な機動性を補うようにする。

スチュアート

地球連邦軍の男性軍人。遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」が宇宙に行った時の母艦「サラブレット」の艦長を務める。マオ・リャンを始めとする部下には高圧的に接し、自分より階級が上のゴドウィン・ダレルにはへつらうような態度を取る。ガンダム7号機の抜かれた機動補正プログラムの使用許可を、軍上層部の指示に従って拒否し続ける。

エリク・ブランケ

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」の指揮官を務める男性。年齢は20歳で、階級は少佐。実家はジオン国では名家で知られ、ジオン国が地球連邦との戦争へ気運を高める中でも、軍への召集がかからなかった。しかし、幼なじみのアイロス・バーデとフリッツ・バウアーが召集されたのを見て軍に志願。 一年戦争末期に、特命を受けてインビジブル・ナイツを結成し、水天の涙作戦を立案するが、実行に移す前に一年戦争が終結。任務を果たせないままの終戦を受け入れられず、インビジブル・ナイツを率いてゲリラ活動を続ける。同じような活動を続ける仲間と合流して戦力を増やし、再び水天の涙作戦の実行を目指す。義に厚く仲間思いの性格なため、部下や仲間とは強い信頼で結ばれている。 小さい頃からクリスト・デーアを兄、シェリー・アリスンことタチアナ・デーアを姉として慕う。最初はザクⅠに乗っていたが、オデッサ基地でイフリート・ナハトを強奪して愛機としている。宇宙に行った後は、志を同じくするデラーズ・フリートから贈られたゲルググに搭乗する。

アイロス・バーデ

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」の副官を務める男性。年齢は20歳で、階級は少尉。エリク・ブランケ、フリッツ・バウアー、クリスト・デーア、シェリー・アリスンことタチアナ・デーアと幼なじみの関係。ジオン国が地球連邦との戦争の気運を高める中で軍へ召集され、士官学校に入学。 卒業後は軍人となり、エリクの誘いを受けてインビジブル・ナイツに転属となった。一年戦争終結後もエリクとともにゲリラ活動を続け、一年戦争時には実行できなかった水天の涙作戦の実行を目指す。冷静な性格をしており、エリクをさまざまな面でサポートする。

フリッツ・バウアー

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のメンバーの男性。年齢は20歳で、階級は少尉。エリク・ブランケ、アイロス・バーデ、クリスト・デーア、シェリー・アリスンことタチアナ・デーアと幼なじみの関係。卒業後は軍人となり、エリクの誘いを受けてインビジブル・ナイツに転属となった。 一年戦争終結後もエリクとともにゲリラ活動を続け、一年戦争時には実行できなかった水天の涙作戦の実行を目指す。エリクやアイロスより口調が荒いが、仲間思いの性格。インドシナ半島での戦闘で、エリクの罠にはまったユーグ・クーロにトドメを刺そうとして、ユーグを援護するシェリーにコクピットを撃たれて死亡する。

フィリーネ・イステル

一年戦争終結後、地球に降下したジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のオペレーターとなった女性。年齢は18歳で、階級は伍長。インビジブル・ナイツに転属するまでは基地の管制官だったため、前線に出るのは初めてで、最初は恐怖のあまり震えていた。しかし、指揮官のエリク・ブランケに励まされて、徐々に慣れていった。自分に優しい声をかけてくれたエリクに対して特別な感情を持っている。

クリスト・デーア

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のメンバーの男性。年齢は25歳で、階級は少尉。一年戦争時はパイロットとして戦っていたが、ア・バオア・クーでの戦いでガンダムと戦って被弾したエリク・ブランケの代わりに交戦し、足を負傷してしまう。この怪我によりパイロットを辞め、今はインビジブル・ナイツの整備班の班長を務めている。 エリクが小さい頃から兄貴分として接しており、妹のシェリー・アリスンことタチアナ・デーアとともにエリクを見守っていた。エリクたちが宇宙に行く時に、妹のことを気にかけて地上に残ることを決め、エリクのイフリート・ナハトを駆って仲間を守る。

オットー・アイヒマン

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」の司令を務める男性。年齢は42歳で、階級は大佐。生粋のジオン軍人だったため、一年戦争終結後もジオン軍残党をまとめ上げて対抗していた。エリク・ブランケたちインビジブル・ナイツを助けて水天の涙作戦の内容を聞くと、希望を託すのに値すると判断し、全力で支援する。 水天の涙作戦の援護のためにオーガスタ基地を攻めた時は、自ら戦艦に乗って前線に立つ。最後の攻撃目標が、モビルスーツには遠すぎる場所にあるのを見ると、後のことをエリクに託して戦艦で特攻する。

ヒルデ・ニーチェ

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のメンバーの女性。年齢は20歳で、階級は少尉。考えていることをそのまま口に出す裏表のない性格で、負けず嫌い。水天の涙作戦のためにオーガスタ基地を攻めた時は、防空施設の破壊を行い、宇宙に行った後は、月のマスドライバー施設の護衛に就く。

グスタ・エーベル

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のメンバーの男性。年齢は19歳で、階級は少尉。若いわりに落ち着いた性格で、水天の涙作戦のためにオーガスタ基地を攻めた時は、防空施設の破壊を行い、宇宙に上がった後は、月のマスドライバー施設の護衛に就く。

ロルフ・アーレンス

一年戦争時に結成されたジオン軍特殊部隊「インビジブル・ナイツ」のメンバーの男性。年齢は19歳で、階級は少尉。一年戦争時に実行されなかった水天の涙作戦を再び実行する機会を待つために、月のマスドライバー施設に潜伏する。そしてエリク・ブランケの水天の涙作戦実行の命令を受けて行動を開始するものの、地球連邦軍に施設を占拠されて失敗。 なんとか脱出してエリクたちと合流する。

ユリ・タナベ

ジオン軍残党として活動する女性。階級は軍曹。衛生兵として地球連邦軍に潜入し、スパイがばれて監禁されていたシェリー・アリスンことタチアナ・デーアを連れて脱出する。地球連邦軍の戦闘機でエリク・ブランケたちのもとを目指していた時に、仲間のジオン軍残党から狙撃されて墜落。脱出時にシェリーとは別れてしまうが、そのまま仲間と合流してゲリラ活動を続ける。

集団・組織

ファントムスイープ隊

地球連邦軍が設立した遊撃特務部隊。一年戦争終結後のゲリラ活動するジオン軍残党を掃討することを目的としている。司令官はゴドウィン・ダレル、指揮官はマオ・リャン、部隊長はユーグ・クーロ。腕のいいパイロットを集めており、各方面軍に所属していないフットワークの軽さもあって、さまざまな激戦地に送り込まれている。

インビジブル・ナイツ

一年戦争末期に設立されたジオン軍の特殊部隊。指揮官はエリク・ブランケ。水天の涙作戦を立案して実行するために活動していたが、実行する前に戦争が終結。終結に納得いかないエリクとメンバーは、水天の涙作戦を実行するためにゲリラ活動を開始する。絶体絶命のピンチをオットー・アイヒマンに助けてもらい、アイヒマンの協力を受けて、本格的に水天の涙作戦実行に動き出す。

その他キーワード

ガンダム7号機

地球連邦軍の「V作戦」で作られた汎用試作機の1機。型式番号はRX-78-7。当初からFSWS(追加装甲)計画を念頭に設計され、高出力ジェネレーター、各部のマウントラッチ、高機動スラスターを持つ。ただし開発が遅れ、一年戦争中では完成しなかった。テストパイロットはシェリー・アリスンが務める。宇宙に上がったジオン軍残党を追いかける遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の隊長のユーグ・クーロに託され、ユーグの搭乗機となる。 シェリーがジオン軍のスパイと分かり、スパイに新型のテストパイロットをしていた事実を葬り去りたい上層部の意向で、シェリーが作った機動補正プログラムが抜かれていた。そのため最初は動きが鈍かったが、機動補正プログラム使用の許可が下りた後は、本来の性能を発揮する。

フルアーマーガンダム7号機

火力を増強し、装甲と推進力も増やしたもの。型式番号はFA-78-3。ガンダム7号機の背部に長距離ビーム・キャノンなどを装備してFA-78-1、FA-78-2に続くガンダムフルアーマー化計画の3機目でもあり、「フルアーマー3号機」という通称もある。機動補正プログラムが抜かれた状態ではガンダム7号機はまともに戦えない、と判断したアニー・ブレビッグによって、宇宙に行った直後にこの状態に換装された。

重装フルアーマーガンダム7号機

フルアーマーガンダム7号機にさらなる外装(セカンドアーマー)を装着させたもの。型式番号はHFA-78-3。火力と推進力がフルアーマーガンダム7号機より上がっており、ボブ・ロックは「機動砲台」と称した。開発者は一年戦争末期まで蓄積したモビルアーマー戦のデータを設計に反映させ、一年戦争における「ガンダムタイプの最終形態」を目指して開発していた。 メインスラスターにマウントされたメガ・ビーム・キャノンと左右2門の腰部ビーム砲は非常に強力で、ユーグ・クーロは敵戦艦のムサイを一撃で撃沈した。

ジーライン

一年戦争で多大な戦果を挙げた名機・ガンダムの完全量産型のモビルスーツ。型式番号はRX-81。ベルファスト工業地帯の外れの格納庫に眠っていたのを発見し、ゴドウィン・ダレルが遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」に配備した。高速一撃離脱をコンセプトにしたライトアーマー、遠近両用で戦える標準的なスタンダードアーマー、格闘戦が得意なアサルトアーマー、という3種類の装甲を設けられる。 そのうえに、それぞれでアサルト・キャノン、ミサイルランチャー、ガトリング・スマッシャーという3タイプの追加武装を着脱可能で、最低でも9形態の組み合わせができる。ユーグ・クーロはライトアーマー、シェリー・アリスンはスタンダードアーマー、ロブ・ハートレイはアサルトアーマーで出撃している。

サラブレット

地球連邦軍が運用する準ペガサス級強襲揚陸艦。艦長はスチュアート。宇宙に上がったジオン軍残党を追う遊撃特務部隊「ファントムスイープ隊」の母艦となる。

イフリート・ナハト

型式番号はMS-08TX/N。ジオン軍が開発していたのを地球連邦軍が鹵獲(ろかく)し、オデッサ基地で起動実験ができるところまでメンテナンスをしていた。しかし、オデッサ基地が襲撃されてエリク・ブランケに奪われ、エリクの愛機となる。特殊なジャミング機能による隠密性が特徴で、コールド系の刀剣型武装を活かした接近戦を得意とする。 地上用の機体のため、エリクたちが宇宙に行った時に廃棄される予定だったが、地上に残ることを決めたクリスト・デーアが乗って仲間の盾となる。

水天の涙作戦

宇宙世紀0079に起こった一年戦争時に、特殊部隊「インビジブル・ナイツ」が立案した作戦。月のマスドライバーを使って宇宙から大質量弾で地球の地上を攻撃し、その威力で地球連邦を脅して、戦局が劣勢な状況でも対等な話し合いを行うことを目的としている。しかし一年戦争では実行されることなく終戦するものの、納得のいかないインビジブル・ナイツが、ジオン軍残党の協力を得て宇宙世紀0081に再び実行を目指す。 戦力と状況が整って北米のオーガスタ基地を狙うものの、地球連邦軍にマスドライバー施設を奪還されて失敗。その後、宇宙に行ったインビジブル・ナイツによって、再度マスドライバー施設を占拠して作戦を実行に移す。ちなみに作戦名は、人類が宇宙に上がる前の時代に、願いを託す流れ星を、ある島国が「水天の涙」と名付けたことに倣って、シェリー・アリスンことタチアナ・デーアが命名した。

クレジット

ストーリー協力

松元弘毅(NBGI)

原案

,

書誌情報

機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081‐水天の涙‐ 全4巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉 完結

第1巻

(2009年12月26日発行、 978-4047153448)

第2巻

(2010年6月26日発行、 978-4047154636)

第3巻

(2011年1月26日発行、 978-4047156098)

第4巻

(2011年6月24日発行、 978-4047157071)

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