概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
西山 幸夫 主人公
ビン底眼鏡がトレードマークの、うだつの上がらない風貌をした大学院生だが、IQ200以上という天才的な頭脳をもつサトラレたちのなかでもトップクラスの知能を持つ。後に核融合発電の理論を完成させた。また、幸... 関連ページ:西山 幸夫
小松 洋子
サトラレであることを本人に認識させないように、サトラレたちを陰日向からフォローするサトラレ対策委員会警護班のメンバー。西山幸夫の警護を担当する。小松洋子が「彼の好みのタイプとは合致せず、友情だけを育め... 関連ページ:小松 洋子
西山 光
人類屈指の優秀な頭脳をもつサトラレ・西山幸夫と、彼の警護担当である小松洋子の間に出来た一人娘。サトラレの親を持つ子供は高確率でサトラレを遺伝するため、光もサトラレを患って誕生した。その思念波の力は父親... 関連ページ:西山 光
椎名 由紀
日本で確認された最初のサトラレ発症患者で、自身の考えが周囲に漏れ伝わっていることを知っている。サトラレ対策委員会委員長の国光ひろみが大学生の頃、一学年先輩として同じ大学に通い、また同じアパートに住んで... 関連ページ:椎名 由紀
国光 ひろみ
サトラレ対策委員会での小松洋子の上司で、委員長を務める。声を荒らげることのない物静かな老人で、長年サトラレに関わって来たことから、彼らの様々な悲しみや苦悩を熟知。大学生の頃、同じアパートに住んでいたサ... 関連ページ:国光 ひろみ
木村 浩
サトラレの子供を育てるために作られた「サトラレの里」で育った少年。里見健一と接触したことにより、自身がサトラレであることを知ってしまう(このとき里見健一のほうは自分がサトラレであると認識せずに済んだ)... 関連ページ:木村 浩
里見 健一
幼少の頃、高熱を出した際に祖母の必死の行動で一命を取り留めたことから、命を助ける臨床医を志すようになる。サトラレであるため非常に優秀で、臨床医としての能力は山田一郎も瞠目するほど天才的だが、思念波です... 関連ページ:里見 健一
山田 一郎
天才的な技術を持つ脳神経外科医。サトラレ研究の第一人者でもあるが、その研究動機はサトラレを嫌悪し、この世からサトラレを一掃することにある。サトラレを人間として見ておらず、研究のためならどんな非道徳的手... 関連ページ:山田 一郎
片桐 りん
サトラレ保護法が成立した後、初めて誕生した女性のサトラレ。プロ棋士を目指しており、将棋の腕前は名人が舌を巻くほどだったが、心中を明かしてしまうサトラレには限界があり、三段で引退する。その後は、環境汚染... 関連ページ:片桐 りん
集団・組織
サトラレ対策委員会
『サトラレ』に登場する組織。サトラレの日常を守るために編成された組織で、国光ひろみが委員長を務める。サトラレの周囲にそれとなく人員を配置し、露見しそうな事態に先回りして対応するのが任務。サトラレの保護は、国益の保護に直結するため、超法規的な権限を有している。
その他キーワード
書誌情報
サトラレ 全8巻 講談社〈モーニングKC〉 完結
第1巻
(2001年2月発行、 978-4063287394)
第2巻
(2002年1月発行、 978-4063520033)
第3巻
(2002年7月発行、 978-4063520118)
第4巻
(2003年3月発行、 978-4063520248)
第5巻
(2003年9月発行、 978-4063520392)
第6巻
(2004年3月発行、 978-4063520590)
第7巻
(2004年8月発行、 978-4063520811)
第8巻
(2005年2月発行、 978-4063520996)
サトラレneo 全2巻 講談社〈イブニングKC〉 完結
第1巻
(2006年4月発行、 978-4063521474)
第2巻
(2006年11月発行、 978-4063521726)