スクープのたまご

スクープのたまご

市丸いろはの代表作で、大崎梢の小説『スクープのたまご』のコミカライズ作品。大手出版社の週刊誌「週刊千石」編集部を舞台に、入社2年目の新人女性編集者、信田日向子が、殺人事件のスクープ追跡やアイドルのスキャンダル取材など、数々のゴシップ現場を駆け抜けながら成長し、自身の存在意義を見出していくマスコミ奮闘記。実在の週刊誌『週刊文春』編集部を徹底取材して構成されており、締切や競合誌からのプレッシャー、取材先で繰り広げられる人間ドラマが交錯するリアルな描写が特徴となっている。文藝春秋「文春オンライン」2022年6月より配信の作品。2025年10月よりテレビドラマ版『スクープのたまご』が、TBSで放送され、信田を奥山葵、山吹を前原滉が演じている。

正式名称
スクープのたまご
ふりがな
すくーぷのたまご
原作者
大崎 梢
漫画
ジャンル
出版・マスコミ
 
ヒューマンドラマ
レーベル
文藝春秋
巻数
既刊1巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

信田 日向子 (しのだ ひなこ)

週刊誌「週刊千石」編集部に所属する新人の女性記者。年齢は24歳。ボサボサの長髪に丸眼鏡をかけており、どこか垢抜けない印象を与える。生真面目で誠実な性格だが、理不尽な状況にも果敢に立ち向かう行動力を持ち、取材対象の将来を案じて苦悩する繊細さも併せ持っている。同期の急病で急遽「週刊千石」編集部に異動となり、殺人事件の容疑者周辺の取材やアイドルのスキャンダル写真の真偽検証など、多忙な現場に身を投じることになる。当初はゴシップネタの追跡に戸惑い、先輩記者と比べて自分の力不足に劣等感を抱く日々を送っていた。しかし、先輩の指示のもと体当たり取材を続けるうちに、報道の裏にある地道な努力やスクープの重みを少しずつ実感していく。

山吹 司 (やまぶき つかさ)

週刊誌『週刊千石』編集部に所属する男性記者。気さくで、おしゃべり好きな明るい性格の持ち主。アフロのようなモジャモジャの髪型が特徴的で、ファンキーな見た目とは裏腹に、周囲からは信頼される常識人。豊富な経験を持つベテラン記者で、突然配属された右も左もわからない新人の信田に対し、ゴシップ記者としての取材手法や情報の真偽を見極める心構えを親切に教えている。数々の修羅場をくぐり抜けてきたため、情報提供者からガセネタをつかまされても「傷が浅ければ上出来」と割り切る余裕を持っている。

クレジット

原作

大崎 梢

書誌情報

スクープのたまご 1巻 文藝春秋

第1巻

(2025-09-16発行、978-4160902152)

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