たかまれ!タカマル

たかまれ!タカマル

名門華音(かのん)高等学校に入学した小笠原隆丸は、なかば強引にゲーム雑誌を自主制作しているクラブに入部させられる。部員からの指導や、さまざまなクラブと助け合いつつ雑誌製作を続け、一人前の編集記者となっていくコミカルストーリー。

正式名称
たかまれ!タカマル
作者
ジャンル
出版・マスコミ
レーベル
ビーム コミックス(アスキー、KADOKAWA)
巻数
全17巻
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概要・あらすじ

名門の華音(かのん)高等学校は、生徒数3000人を越えるマンモス校。生徒たちのクラブ活動も活発で、種類も多い。入学したばかりの小笠原隆丸は、数あるクラブの中で、S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部を見つけ、見学しようと室内に入った。すると、手錠を掛けられ、編集長難波徹から強引にクラブに入部させられる。

そして、このクラブが、同じクラブ活動である、写真部印刷部、美少女アイドル研究会などから協力を受け、書店で市販しているゲーム雑誌S.Mラバーズを編集製作していることを知る。難波が掲げる目標は、業界№1のファミ通を打倒すること。だが実際は、S.M.ラバーズの部数はわずか1500部で、返本率は8割を越えていた。

登場人物・キャラクター

小笠原 隆丸

華音(かのん)高等学校の1年生。1年V組。丸顔で元気のいい少年。中学時代は美術部だった。ゲーム雑誌のライター志望で、S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部に見学するつもりで室内に入ったが、手錠を掛けられて逃げられなくなり、結局入部することになった。そして、編集部の先輩の幸知ゆきえのアドバイスを受け、記事の書き方や雑誌制作の進行方法などを覚えていく。 美少女アイドル研究会の香椎綾に片思いをしている。雑誌の表紙に香椎がモデルとして登場するときは、編集長の難波徹の好みもあって、かなりきわどい水着を着せることがあり、そんなときは激怒して止めている。

難波 徹

華音(かのん)高等学校の3年生。実際は3回留年しているので20歳の高校生。長身で、無精ひげが目立つ。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの部長で編集長でもある。夢は、業界一のゲーム雑誌ファミ通の打倒と立派だが、かなりいいかげんな性格。 一通りの編集作業はできるが、実際のゲームの情報収集は、部員の黒田英明に、攻略テクニック解説は百刈芽以(ももかりめい)に任せっきり。難波自身が記事を担当すると、いつも締切ギリギリになる。そのためか、部員からの信頼度は低く、たびたび副部長の蓮沼莉子から叱られている。愛用のタバコはピース缶。

蓮沼 莉子

華音(かのん)高等学校の3年生。チェック柄の大き目なリボンをつけたポニーテールの女子高生。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの副部長。編集部の営業と経理を担当している。とてもしっかりとした女の子で、いいかげんな編集長の難波徹とはよく衝突する。 また、お金持ちのお嬢様で、実家は関東大学医学部付属病院を経営している。だが、かなりの節約家で、自宅の八王子から秋葉原まで自転車で走っていったことがある。合気道とバイオリンが得意。そんな彼女も、極度のブラコンで、実家の病院の一般外科に勤める兄・瞬に対してはメロメロになる。

幸知 ゆきえ

華音(かのん)高等学校の2年生。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの部員。ゲーム記事と雑事担当。タイピングの腕は編集部ナンバーワン。ぽっちゃりとした女の子で、誰に対しても親切。さらに面倒見がよく、新入部員の小笠原隆丸の教育係もしている。 そのためか、他人には笑顔を見せない少女、百刈芽以(ももかりめい)も彼女にはとても懐いており、ゆきえと2人っきりのときは別人のようによく笑う。甘いものが大好き。そして、隆丸のことも好き。

百刈 芽以

華音(かのん)高等学校の1年生。左右に赤いリボンをつけた、少し小柄な女子高生。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの部員。S.M.L編集部専属のゲーマーで、ゲーム攻略記事を担当。小笠原隆丸とは同学年だが、中学時代から部室に出入りしている。 幸知ゆきえにしか心を開いておらず、ゆきえ以外には誰にでも無表情で応対する。そのため、ゆきえが好意を持つ隆丸のことが大嫌い。

黒田 英明

華音(かのん)高等学校の2年生。軽い感じがする男子。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの部員。雑誌内のゲーム以外の記事を担当し、さまざまな情報に詳しい。S.M.L編集部のライバルであるファミ通編集部には、彼が仕掛けた盗撮カメラがいくつもある。 さらには、ハッキング技能にも優れているので、発売3週間前のファミ通を盗み見て、記事を参考にしてS.Mラバーズに書いている。ちょっとロリコン。

佐藤 和美

華音(かのん)高等学校に勤める、現代国語の女教師。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)を編集製作しているクラブの顧問でもある。腰まであるロングヘアに、アメリカ人も舌を巻くほどの爆乳美女。真夏にS.M.L編集部部員に手編みのセーターをプレゼントしたこともあるほどの超天然系。 また、これに反発した蓮沼莉子(はすぬのりこ)の内申書を書き直そうとするなどの怖さも持つ。ちなみにこのとき、莉子はしかたなくあわててセーターを着なおしている。

香椎 綾

華音(かのん)高等学校の1年生。美少女アイドル研究部に所属する少女。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズ(ソフトメーカーラバーズ)の表紙のモデルをしている。ふわふわのクセ毛で大阪弁を話す女の子。小笠原隆丸とはクラスメートで、彼の片思いの相手でもある。よく怪しい人に声を掛けられて、すぐついていく無防備なところがある。

集団・組織

S.Mラバーズ編集部

マンモス校の華音(かのん)高等学校にあるクラブ。小笠原隆丸、難波徹、蓮沼莉子(はすぬまりこ)、黒田英明、幸知ゆきえ、百刈芽以(ももかりめい)が所属する。クラブ顧問は佐藤和美。隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズを編集製作しており、書店などで市販もしている。 だが、雑誌名や編集長の難波の好みで表紙が色っぽくなるため、成人誌コーナーに置かれることが多く、ほとんど返本されてしまう。雑誌の発行部数は1500部。毎月15、30日発売。定価380円。一応全国の書店に配布されている。部長兼編集長難波の掲げている目標は、ゲーム雑誌業界トップのファミ通編集部を打倒すること。

写真部

華音(かのん)高等学校にあるクラブ。部長は3年の野田正広。S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部からの依頼で、隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズの表紙撮影をしている。ほかに、入学式、卒業式、体育祭、修学旅行などの学校行事の写真撮影も行っている。部員数35人。

美少女アイドル研究所

華音(かのん)高等学校にあるクラブ。部長の3年、橘麻帆は巨乳美少女。美少女率ほぼ100%で、香椎綾も所属しているクラブ。アイドル志望の少女が大半で、実際にファッション誌のモデルや、テレビ番組のアシスタントをしている部員もいる。また、S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部からの依頼で、隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズの表紙モデルは、このクラブの女の子が務めている。 部員数58人。

漫画アニメ研究会

華音(かのん)高等学校にあるクラブ。部長は3年の田中絹代。S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部からの依頼で、隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズの漫画を担当している。だが、漫画執筆するのは部長の田中だけで、ほかの部員は、アニメや美少女ゲームのオタク話を楽しむために部室に通っている。 そのため、漫画原稿は常に締切ギリギリで、S.M.L編集部編集長難波徹の頭痛の種になっている。部員数は23人。

印刷部

華音(かのん)高等学校にあるクラブ。部長は3年の海野裕次郎(うんのゆうじろう)。一見すると40代にも見える老け顔だが、れっきとした18歳。部内では本格的で大規模な輪転機を持っているが、音がうるさいので地下へ部室を移動している。学校内の印刷物は、すべてこのクラブが引き受けている。 そのため、S.M.L(ソフトメーカーラバーズ)編集部からの依頼で、隔週ゲーム雑誌S.Mラバーズの印刷も担当している。部員数は15人。

ハイソサイエティークラブ

華音(かのん)高等学校にあるクラブ。部長は3年、西の宮芹子(にしのみやせりこ)。由緒正しい家柄の金持ちの生徒だけが入部資格を得られるクラブで、部員は自分を磨くために気品と教養を身に着けるよう努力している。部長の西の宮は、以前から蓮沼莉子(はすぬまりこ)にクラブ入部するよう誘っていて、真意は、彼女の兄であこがれている瞬に少しでも近づきたいため。 莉子もそれを知っているので、極度のブラコンである彼女は、西の宮の誘いには乗らないようにしている。部員数は16人。

華音高等学校

小笠原隆丸、難波徹、蓮沼莉子(はすぬまりこ)、黒田英明、幸知ゆきえ、百刈芽以(ももかりめい)、香椎綾が通う高等学校。生徒数3117名のマンモス校。名門高校でもあり、クラブの数が多く活動もさかん。クラブによっては、本格的な印刷機や、雑誌を発行して市販しているところがある。

場所

ファミ通編集部

世田谷のビル内にある、週刊ファミ通を編集製作している編集部。編集長は浜村通信。トルテ、プディング、マカロン、グラニテという4人の魔女っ娘がいる。見た目は10歳ぐらいの少女たちだが、実際は3011歳の本格的な魔法が使える。華音高等学校(かのんこうとうがっこう)のS.M.L編集部(ソフトメーカーラバーズへんしゅうぶ)にとって、この編集部は最大のライバルであり、編集長の難波徹は、打倒ファミ通を目標に掲げている。 S.M.L編集部員の黒田英明が、この編集部内にいくつもの隠しカメラを仕掛けている。ときおり発見されるが、そのときはファミ通編集部員のみさいル小野が必ず犯人として制裁されるので、黒田の仕業とばれたことがない。

書誌情報

たかまれ!タカマル 全17巻 アスキー、KADOKAWA〈ビーム コミックス〉 完結

第1巻

(2002年12月発行、 978-4757711785)

第2巻

(2003年4月発行、 978-4757713772)

第3巻

(2003年9月発行、 978-4757715424)

第4巻

(2004年2月発行、 978-4757717152)

第5巻

(2004年7月発行、 978-4757719156)

第6巻

(2004年12月発行、 978-4757720602)

第7巻

(2005年6月発行、 978-4757723016)

第8巻

(2005年10月発行、 978-4757724471)

第9巻

(2006年4月発行、 978-4757726703)

第10巻

(2006年7月発行、 978-4757728264)

第11巻

(2006年12月発行、 978-4757730274)

第12巻

(2007年6月発行、 978-4757735491)

第13巻

(2007年10月発行、 978-4757737242)

第14巻

(2008年2月発行、 978-4757739710)

第15巻

(2008年7月発行、 978-4757742963)

第16巻

(2008年12月発行、 978-4757745278)

第17巻

(2009年6月発行、 978-4757748989)

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