概要・あらすじ
女子高生の古城杏菜には、同じマンションの両隣の部屋に住むイケメンの永瀬颯と都倉日向という仲の良い幼馴染がいた。いつも一緒の三人だったが、古城杏菜にはほかに榎本先輩という好きな人がいた。しかし永瀬颯に告白されてしまい、古城杏菜は自分の異性に対する思いが憧れなのか、恋愛感情なのか、はたまた独占欲なのかわからなくなってしまう。
登場人物・キャラクター
古城 杏菜 (こしろ あんな)
15歳の女の子。マンションでは302号室に住んでいる。かわいらしい容姿でゆるいパーマのかかったロングヘアが特徴。明るく素直で元気な性格だが、人の気持ちにも自分の気持ちにも鈍感で考えと行動が一致しないことが多い。永瀬颯と都倉日向と15年間一緒に成長したためいつも3人でいることに幸せを感じている。 一つ年上の榎本先輩のことが好き。
永瀬 颯 (ながせ そう)
15歳の男の子。マンションでは301号室に住んでいる。黒髪で長身、イケメンで女の子にモテる。物事をハキハキと言う方で、古城杏菜と都倉日向を引っ張っている。都倉日向とは無二の親友。今までも彼女がいたことはあるが、本当はずっと古城杏菜のことが好きだった。
都倉 日向 (とくら ひなた)
15歳の男の子。マンションでは303号室に住んでいる。ふわふわの髪で長身、イケメンで女の子にモテる。いつも眠そうで穏やかだが、いつも人の気持ちを慮っている。永瀬颯とは無二の親友。誰か好きな人がいるようだが、それが誰かは頑として言わない。古城杏菜の飼っているリスのココナッツに非常に懐かれている。
榎本先輩 (えのもとせんぱい)
古城杏菜の中学での1年先輩で、今は南高の1年生。かわいいからという理由で古城杏菜と付き合うも、すぐに古城杏菜に拒絶されてしまう。
市原 真白 (いちはら ましろ)
以前は古城杏菜の住むマンションの5階に住んでいたが、今は大学進学のため東京で一人暮らしをしている青年。古城杏菜の初恋の人。勉強ができて気が回るため、帰省の際は古城杏菜の家庭教師を請け負ったり、恋愛面でのアドバイス等もしている。市原紅の兄。
市原 紅 (いちはら べに)
マンションの5階に住んでいる小学6年生の女の子。外見は小学生とは思えぬ長身の美少女だが、中身はこどもっぽくてわがままな性格。永瀬颯のことが好きで追い掛け回している。やかましいため、兄の市原真白には冷たくあしらわれている。
望月 くるみ (もちづき くるみ)
古城杏菜のクラスメイトの女の子。メガネでパッツンのロングヘアが特徴。大人しいが素直な性格。美術部に入っており、同じ美術部の都倉日向のことが好き。
小林 マリ (こばやし まり)
古城杏菜の中学校の美術教師で、美術部の顧問もしている女性。背が高くキレイで一見すると明るく優しい性格。しかし実際は人の気持ちを簡単に弄び、罪悪感すら感じない性格。都倉日向が自分に気があることに気づいて適当に弄ぼうとした。
麻生 絢音 (あそう あやね)
古城杏菜の高校でできた友達。黒髪ロングの美少女で、大人っぽくて優しい性格。実は永瀬颯の元彼女で、今でも永瀬颯のことが好き。
佐伯 菜花 (さえき なのか)
古城杏菜の高校でできた友達。かわいらしい見た目の明るく元気でお調子者の女の子。依存と言っていいほど麻生絢音のことが好きで、それゆえ麻生絢音と付き合っていた永瀬颯のことが嫌い。