ゾゾゾ ゾンビーくんZ

ゾゾゾ ゾンビーくんZ

不死身のモンスターであるゾンビーくんと小学5年生の少年イサムが繰り広げる、ナンセンスギャグ漫画。同作者の『ゾゾゾ ゾンビーくん』の続編。小学館「月刊コロコロコミック」2020年7月号~2021年3月号、「別冊コロコロコミック」2020年8月号~2021年2月号に掲載。全1巻。2020年4月16日~2021年4月1日まで、テレビ東京系列の「おはスタ」内にてテレビアニメ版が放送された。

正式名称
ゾゾゾ ゾンビーくんZ
ふりがな
ぞぞぞ ぞんびーくんぜっと
作者
ジャンル
不条理・シュール
レーベル
てんとう虫コミックス(少年)(小学館)
関連商品
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概要・あらすじ

小学5年生のイサムが住む町には、死者がよみがえった不死身のモンスター、ゾンビがいる。イサムは怖いもの見たさで、いつもゾンビを見かける空き地に出かけるが、そこにゾンビはいなかった。イサムが不思議に思っていると、地中から突然、一人のゾンビが現れた。彼の名はゾンビーくん。ゾンビーくんは、イサムを見つけると、変な唸り声を上げながら追い掛けてきた。必死で逃げるイサムだったが、車に轢(ひ)かれてバラバラになっても、ゾンビーくんは追い掛けてくる。ついに追いつかれてしまい、「食べられる」と観念するイサムを前にして、ゾンビーくんは口から2つのズボンを吐き出した。どうやら、イメチェンしたいからどちらか選んでほしいようだ。イサムが星柄のズボンを指差すと、ゾンビーくんはそれをはき、満足そうに立ち去っていくのであった。

登場人物・キャラクター

ゾンビーくん

不死身のモンスターである少年ゾンビ。言葉を話すことはできない。紫色の全身は傷だらけ。額に絆創膏が張ってあり、それを取ると、頭蓋骨が開き、脳みそを取り出すことができる。体がバラバラになっても死なないほか、胃袋や腸などの内蔵はそれぞれ独立して動くことができる。空き地の穴の中で暮らしているが、イサムの家の庭に穴を掘って家にしていたこともある。

イサム

小学5年生の男の子。ツンツン頭が特徴。怖いもの見たさで、ゾンビーくんの後を尾け、行動をチェックしている。ゾンビーくんとは友達のようでもあるが、食べられてしまうこともある。

ズール

ゾンビーくんの鼻水から生まれた新種のゾンビ。手足を自由に変形させたり、拳を飛ばしたりすることができる。ずる賢い性格で、プライドが高く、ゾンビーくんやイサムと敵対する。人間の言葉を話すことができる。

書誌情報

ゾゾゾ ゾンビーくんZ 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉

(2021-02-26発行、 978-4091432759)

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