ダメおやじ

家族や上司にいじめられるダメおやじの悲惨な姿をを描いたブラックギャグ。『ダメおやじ』の登場は、当時の父権失墜を体現していると評された。その後、会社の社長になってからは古谷三敏ならではのユーモアとうんちくが満載の大人向け漫画に変わっていった。初期の頃は古谷三敏の師匠である赤塚不二夫も制作スタッフだった。

概要・あらすじ

ダメおやじこと雨野ダメ助(ダメおやじ)は、ドジで無能な中年男性。家では稼ぎが悪いとオニババこと妻の冬子(オニババと)や息子のタコ坊、娘の雪子らに虐待されまくる。たまにオニババが優しくなることがあってもいずれ元に戻ってまたいびられまくり。また会社でも役立たずとして過酷な仕事ばかりさせられる。

そんな彼だったが、会社令嬢と出会ったのをきっかけに人生は180°一変。大会社の社長としていきいきと過ごすようになる。

登場人物・キャラクター

雨野 ダメ助 (あめの だめすけ)

周囲からダメおやじと呼ばれる。両鼻から3本出ている鼻毛が特徴。基本的にうだつの上がない平社員で、後輩にも追い抜かれて上司や先輩から「物」としてしか扱われず閑職扱い。家に帰ればオニババこと妻の冬子や息子のタコ坊にイカ太郎、娘の雪子らに半殺しレベルでいじれられまくる毎日。たまに反撃もするが、基本的にはやらられっぱなし。 当初はかいしゃ株式会社に務めていたが倒産し、エスエス産業株式会社に勤務。一度は北海道に左遷され、放浪生活の末に発狂したが、修験者のもとで修行して復活。その後、衝動的に会社を辞めて山小屋の管理人になるが、これも約一ヶ月で終わってしまった。人生が一転したのは大和グループの令嬢である大和ヒミコとの出会いから。 彼女に認められてダメおやじ株式会社の社長となる。その後は、大躍進株式会社の立て直しなどを経て、最終的には奥山村でスナックを営む。成功者になってからも庶民の目線を忘れず、人と自然への優しさを忘れずに接して、多くの人たちに慕われるようになった。

雨野 冬子 (あめの ふゆこ)

ダメおやじの妻。旧姓は「風祭」(かざまつり)。男勝りかつ乱暴で、細工かつ肥満体という風体。基本的にギロッとした目つきをしている。うだつが上がらず稼ぎが悪いダメ助に対する不満とストレスを発散させるため、毎日のようにダメ助をいびり倒すことを趣味としている。まさにオニババそのものである。 しかし、元々は金持ちの家で、ダメおやじのことを大事にすることも少なくない。また、結婚前は山下信一(やました しんいち)という男性とつきあっていた。たまにダメおやじが立派なことをしたときやボーナスが出たとき、死線から戻ってきたときなどは優しい一面を見せることもある。実は高所恐怖症。ダメおやじが会社の社長になってからは、今までとは一転して良妻となり、顔つきも柔和になる。 ただ、ダメおやじが基本的に単身であちこち放浪するので、あまり家族団らんで過ごすことはなくなった。好きな花は、葉ボタン。

雨野 タコ坊 (あめの たこぼう)

長男で小学生。8月23日生まれ。顔はダメおやじによく似ている。母親のオニババとともに、うっぷんを父のダメおやじにぶつけまくっている。その一方、弟のイカ太郎にはケンカで負けてしまう。また、オニババに折檻されることも少なくない。学校では体育以外はどの教科も劣等生で、同級生にいじめられることが多い。 ダメおやじがタコ坊をいじめた相手に対して敵討ちをしたこともあったが、そのいじめっ子の親に返り討ちされてしまったこともある。一度、家族にいじめられた挙げ句、川に落ちて長期間、行方不明になっていた。家族は死んだものと思っていたが実は生きていて、記憶喪失のままお化け屋敷の小屋主に引き取られていた。 ダメおやじが会社の社長になってからは、少年野球チームのエースになったりもしたが、勉強ができないのは相変わらずだった。

雨野 雪子 (あめの ゆきこ)

長女で雨野家の子供としては最年長。成人女性でOLをしている。当初はダメおやじと同じ会社だったが、後に別の会社で働いている。ダメおやじにもオニババにも似てないスレンダーでスタイルの良い美人だが、性格は母親のオニババに似て冷酷で凶暴。ときにはダメおやじのいびり方を自ら提案するなど、亭主に優しい一面もあるオニババより恐ろしい一面を見せることもある。 ダメおやじいびりは骨身に染みていて、お見合いで禁断症状が出たこともあった。美人な割に男運はあまり良くなく、お見合いはいつも失敗ばかりしている。ダメおやじが社長になってからは、会社に通いつつ花嫁修業もするようになり、北海道旅行中には彼氏も見つけた。

雨野 イカ太郎坊 (あめの いかたろう)

次男。顔はオニババこと冬子にやや似ていて、名前も彼女が命名した。頭はとてもいいが、彼が生まれたときに父親のダメおやじと母親のオニババ、兄のタコ坊が自分を味方にしようと醜い争いをしたため、妙に冷めた感情を表に出さない性格となる。ケンカはとても強く、ダメおやじだけでなくタコ坊もよくいじめる。 また、小さいながらも酒乱の気があり、酒を飲んだときは大暴れし、包丁を片手に一家最強のオニババをも半殺しにしたこともある。女の子にもモテており、エッちゃんという彼女もいた。ダメおやじが社長になってからは、父親をいじめるようなことはなくなった。その後、父親が奥山村に住むようになってからは一緒に住むようになり、やがて手練れの忍者になってしまう。

ナギナタばあちゃん

オニババこと雨野冬子の母親。オニババがダメおやじをきちんとしつけているか、チェックしにやってくる。秋田出身。いつもナギナタを振り回しており、娘のオニババも頭が上がらない。タコ坊がケンカに負けて帰ってきたときは、勝つまで戻ってくるなと家から閉め出すなど、孫にも容赦しない。 オニババが一時期、ダメおやじと仲良くなったときは、雪子らとともにオニババが復活するよう、あの手この手でダメおやじをいびりまくっていた。レバニラ炒めが好物。

六べえ (ろくべえ)

ダメおやじの仲のいい犬。目玉がつながっている。川に落ちておぼれかけたダメおやじを助けたのが縁で仲良しになった。当初は普通の犬だったが、いつの間にか人と会話できるようになる。ダメおやじと仲がいいのがあだとなり、ときにはオニババたちに丸焼きにされかけるなど、とばっちりを食うこともある。 野良犬だったり、飼い犬だったりと立場はよく変わるが、基本的にダメおやじより立場は上である。

係長 (かかりちょう)

かいしゃ株式会社の係長でダメおやじの一番近い上司。顔は臼のような面長で目は三白眼、髪の毛はぺたんこに水平となっている。部下とともに、いつもダメおやじをいびっている。かいしゃ株式会社が倒産したときは、周りがヤケクソでどんちゃん騒ぎをしている中、一人落ち込んで泣いていた。

部長 (ぶちょう)

かいしゃ株式会社の部長。顔はおむすびのような三角形で眼鏡を着用。髪の毛は鳥の羽のような両分けになっている。かいしゃ株式会社にいた頃は、係長ほどはダメおやじをいびってはいなかった。かいしゃ株式会社の倒産後はエスエス産業株式会社の総務課長となり、ダメおやじをお茶くみ要員として会社に引き入れた。 後にダメおやじを北海道支店の支店長という名目で左遷したが、これは会社内の空気を引き締めるための人身御供的なものだった。

駒崎 (こまざき)

ダメおやじの後輩で、いつも登山をしている山男。会社勤めにやる気を無くしていたダメおやじに、山小屋の管理人をしないかと話を持ちかける。ダメおやじがその話に乗ったときは山の道具を一式揃え、ともに山へ登ったときはアウトドアの先輩として色々と知識を教えたが、街で再会するまで長いこと離れていたためか、ダメおやじとは心理的にちょっと距離を置いていた。 実は、祥子(しょうこ)という彼女に失恋し、それを癒やすために冬山登山に臨んだという一面もある。山小屋に着いてからは、山での諸注意をダメおやじに教えた後、別の用事があるということで一人で下山した。最終回では、「こっち(山)の方が気持ちいいのに」と言いつつ、山から降りてパーティーの会場に向かった。

山中さん (やまなかさん)

ダメおやじのアウトドア仲間であるバックパッカー。ダメおやじと一緒に自宅の庭でキャンプを楽しんだり、山の中でバードウォッチングを楽しんだりしている。道具にはかなりのこだわりがあり、ダメおやじにも色々とうんたちを述べている。「バイエルンの黒い疾風」(くろいかぜ)と呼ばれる「BMW R-25」というスクラップからレストアされたクラッシックバイクが愛車だが、壊れやすくて遠乗りにはあまり向かない。

大和ヒミコ (やまと ひみこ)

YAMATOグループの令嬢でもある美人。両親は小さい頃に亡くなり、祖父の大和じいさんに育てられた。公園で知り合ったダメおやじを気に入り、自分の会社大和商会をダメおやじ株式会社と改称して、彼を社長に据えた。それまで会社の倒産、僻地への左遷、山ごもりの挫折など会社員としてろくな人生を歩んでいなかったダメおやじにとっては運命の女神のような人物。 そして、良き理解者である。学生時代から「ユートピアを建設すること」が夢で、今の事業もそれを実現するためのものである。ダメおやじのことも初めて会ったときから、自分の夢を叶えてくれる人と見込んでいた。基本的に温和な人物だが、祖父がお気に入りの絨毯を汚したときは珍しく激怒している。 最終回、ダメおやじを慕う人たちが奥山村に向かう様子を見て「みんなの心が一人になることがユートピア実践の第一歩」だと心の中でつぶやいていた。

大和じいさん (やまとじいさん)

YAMATOグループの創業者で大和ヒミコの祖父。顔の下半分は白いヒゲに覆われ、頭はつるつるにはげ上がり、麦わら帽子にオーバーオールといういかにも田舎のおじさんといった出で立ち。本当は政財界を牛耳ることもできる黒幕的な存在だが、今はアメリカの山奥にログハウスを建てて隠居のような暮らしをしている。 孫のヒミコが見いだし、業績もしっかりあげているダメおやじのことが気になり、アメリカまで彼を呼び寄せた。斧で木を切ることをレジャーとしており、それをダメおやじにも勧めるが、「それは自然を愛しているのではなく、金持ちのエゴだ」と一喝されてしまった。だが、そんなダメおやじの心意気を彼は逆に気に入ってしまう。 その後は仲良くアウトドア生活をともに楽しんでいたが、ダメおやじがパウンドケーキを焦がしてしまったことに激怒して彼を追いだしてしまう。その後、帰国したダメおやじを追って日本に戻り、山の中でケンカになるが、それは自分で焼いたパウンドケーキをダメおやじに食べさせたかったからだった。

大熊 (おおくま)

ダメおやじ株式会社でダメおやじの秘書を務める男性。黒縁眼鏡にチョビ髭という風体で、社長としてのダメおやじのスケジュールを管理している。海外との大口取引より、NHKの連続ドラマ「紅孔雀」が見たいとダダをこねるダメおやじを無理矢理、商談に行かせる一方、番組はビデオに録っておくという気配りを見せる。 その後、ダメおやじが長期休暇で山小屋に暮らしていたときは、会社のことを伝えに来たり、社長が家族と過ごすための荷物を届けたりとやはり秘書として細かく動き回っていた。ダメおやじが大躍進株式会社に出向したり、奥山村に住むようになったりしてからは大和ヒミコについていた。

サダオ

ダメおやじが山小屋で長期休暇を取っていたときに知り合った青年。一見すると原宿あたりにいるロックンローラーみたいな出で立ちだが、村から一度も出たことのない農家のせがれ。農業高校は卒業している。当初、ダメおやじは東京に行きたがっているサダオを説得するよう、親に頼まれたがマラソン勝負に負けて、逆にサダオの東京行きを親に説得することになった。 だが、サダオは思うところあって東京には行かず、ダメおやじの山小屋でカオリやチイ坊らと一緒に過ごすようになる。ダメおやじのことを「オジン」と呼び、農業のことについて色々と教えていた。山小屋での生活が終わると約束通り東京に出たが、また地元に戻って家を手伝っている。

カオリ

ダメおやじが山小屋で長期休暇を取っていたときに知り合った女性。チイ坊という少年を預かっている。元々は村のスナックで働いていたが、ダメおやじと一緒に店でゴーゴーを踊ったのがきっかけで、店を辞めて山小屋に居着くようになる。とにかくマイペースな性格で、ダメおやじが設置したハンモックがお気に入り。 気がつくとよくそこで寝ている。特技は料理で、とりわけイモの煮転がしが得意。ダメおやじが東京に戻ってからは、チイ坊と一緒に東京に向かう。チイ坊が飼っているニワトリのせいでアパートを追い出されたこともあった。今はOLをしているが、歌手や女優になりたいという夢も持っている。

チイ坊 (ちいぼう)

ダメおやじが山小屋で長期休暇を取っていたときに知り合った少年。元々はカオリルームメイトの子だが、母親はチイ坊を残していなくなってしまった。しばらくはカオリの親のところで育てられていたが、山小屋の環境を気に入ったカオリが連れてきた。当初は年を聞いたダメおやじにあっかんべーするなど、とっつきの悪い子だったが、ダメおやじが風邪で40℃前後の高熱を出した際、みんなで看病したのをきっかけに、しだいに打ち解けるようになる。 また、最初は棒で追い回していたニワトリをかわいがるようになり、後にカオリと一緒に上京した際も連れてきた。山小屋で一緒だったサダオ青年とカオリが結婚したらいいのにと思っているが、カオリの方はまだその気ではないようである。

メガネさん

バーUnchikuの常連客。いつもサングラスにソフト帽、トレンチコートという、いわゆるボギースタイルのファッション。ダメおやじとはバーで知り合い、酒や人生について色々と話をするようになった。基本的に夜型の生活で、ダメおやじに昼間呼び出されたときは、己のポリシーについてあれこれ語っていた。 過去は色々とあったようだが不覚は語らない。ラスベガスではカジノでちょっとした顔だったようではある。バードボイルドに生きる反面、子供の頃に作って以来の雪だるまに夢中になる一面もある。後に『Barレモンハート』にも登場する。

マスター

バーUnchikuのマスター。角刈り頭にブルドッグのような顔つきをしている。いつもバーのカウンターにおり、客の好みに合わせた酒を勧める。基本的に客のオーダーには応えるようにしているが、バーテンとしてのプライドが高いので、酒をぞんざいにするような客に対しては文句をつけることもある。ダメおやじとメガネさんとは客と店主を超えたつきあいをしており、たまにスキーなど一緒に遊びに行くこともある。 後に『Barレモンハート』で主役を務める。

大左ェ門 (だいざえもん)

ダメおやじが旅先で住んだ山奥の空き家で出会った犬。天井裏に住んでいたいかめしい顔の猛犬かと思われたが、ネズミが苦手なヘタレ犬であることがバレる。その後、ダメおやじに大左ェ門と名づけられる。やがて、父親と暮らすようになったイカ太郎の子分となる。犬なのに人間のように振る舞うようになり、いつしか普通にダメおやじやイカ太郎と会話もするようになる。 近所の家畜たちとも仲がいい。

小泉 祥雲 (こいずみ しょううん)

ダメおやじが奥山村で出会った、不思議な少年。ダメおやじとの最初の出会いは祥雲が釣りをしているところだった。世捨て人のように達観したしゃべりとうんちくの前に、当初はダメおやじもちょっと苦手にしていた。一方、祥雲もダメおやじが飼い犬の大左ェ門と家族のように意思疎通しているのを見てショックを受けた。 大左ェ門とは特に仲が良くなり、クラッシック音楽やUFOのことなどについて語り合った。本人曰く、タイムマシンを開発したというが、それが本物かどうかは定かではない。

集団・組織

かいしゃ株式会社 (かいしゃかぶしきがいしゃ)

『ダメおやじ』に登場する会社。ダメおやじこと雨野ダメ助が最初に働いていた会社。頭が山のような形をしている社長、鳥が羽ばたいているような髪型の部長、いつもダメおやじをいじめている係長などがいた。会社としてはよくあるタイプのものだったがある日、会社が倒産していまう。ダメおやじは電車の遅れで会社に遅刻して、最初はそのことを知らずにいたが部長に倒産したと教えられる。 あわてて社長室に行くと、社長は秘書と一緒にヤケクソの裸踊り。他の社員たちもやけくそで酒盛りをし、係長はただひたすらに泣いていた。その後、部長とダメおやじはエスエス産業株式会社に転職する。

エスエス産業株式会社 (えすえすさんぎょうかぶしきがいしゃ)

『ダメおやじ』に登場する会社。パジャマを主に作っている会社で社長は女性。会社のビルには「スヤスヤパジャマ」という看板がかかっている。社員数はだいたい30人くらいと小さい。かいしゃ株式会社が倒産したあと、部長が再就職で総務課長になったはいいが、お茶くみばかりさらされており、その代わりとしてダメおやじが中途採用された。 インドからパジャマ10万着を買うという商談もあったが、ダメおやじが日本の心を伝えようと接待したら浴衣の方を好きになって商談が流れるということもあった。北海道に支社はあるが、地元でセールスする人間がいるだけというのが実態。ダメおやじが一度そこに飛ばされだか、色々な意味で過酷な環境にいたため、東京に戻ったときは心が壊れてしまった。 その後、また平社員に戻ったダメおやじは退職して山小屋の管理人となる。

ダメおやじ株式会社 (だめおやじかぶしきがいしゃ)

『ダメおやじ』に登場する会社。いわゆる総合商社。元は大和商会という大和ヒミコの持ち会社だったが、ダメおやじが彼女に気に入られ、名前はダメおやじ株式会社に社長はダメおやじこと雨野ダメ助となった。平社員時代は何をやらせてもダメだったが、下積みが長かったたダメおやじの視点は大会社の面々にはない何かがあり、不思議と事業は好成績をあげた。 元々大きい会社で組織もしっかりしており、ヒミコも会長として見守っているため、その後ダメおやじが大躍進株式会社に出向したり、山奥村へ隠遁するかのように住むことになっても会社は揺らぎもしなかった。

大躍進株式会社 (だいやくしんかぶしきがいしゃ)

『ダメおやじ』に登場する会社。埼玉県にあるYAMATOグループの下請け会社だが、建物は大和じいさんが戦前に建てた古いもので従業員は3人。万年赤字で誰も行きたくない会社だった。それをダメおやじが「なら、私が」と会社の所長に就任した。社員は妻の愚痴ばかり言ってる年寄りの長宗我部弥兵エ(ちょうそかべ やへえ)、料理は得意だが口うるさい独身中年女性の小玉タカ子(こだま たかこ)、若手で掃除は得意だが、泣き虫で営業には不向きの林一郎(はやし いちろう)という面々。 仕事はなく、親会社からの融資だけで存続している会社を、ダメおやじは株式会社おてつだいと改名し、近隣の人たちのお手伝いを有料でする会社とした。その後、会社はHOTELダメおやじに変わり、きちんと採算の出る事業へと立ち直った。 その後、会社は小玉に任され、ダメおやじは大和ヒミコによって本社に戻された。

場所

奥山村 (おくやまむら)

大和ヒミコから「ユートピアの実現」をまかされたダメおやじがあちこちを転々とした末に住みついた山奥の小さな村。犬の大左ェ門と次男のイカ太郎が一緒に住んでいる。この村でダメおやじはスナックダメおやじをオープンするが、客の大半は大左ェ門の友達である村の家畜たち。店の手伝いは三匹のモグラがするようになった。 たまに人間も来店するが、モグラや大左ェ門に振り回されることが多い。最終回ではダメおやじの記念パーティーが村の広場で開催されることに。家族はもちろん、平社員だった頃からの知り合いたちもみんなダメおやじを慕って村にやってきた。

書誌情報

ダメおやじ 全7巻 双葉社〈双葉文庫名作シリーズ〉 完結

第1巻

(1998年6月発行、 978-4575721058)

第2巻

(1998年6月発行、 978-4575721065)

第3巻

(1998年6月発行、 978-4575721072)

第4巻

(1998年7月発行、 978-4575721096)

第5巻

(1998年7月発行、 978-4575721102)

第6巻

(1998年7月発行、 978-4575721119)

第7巻

(1998年7月発行、 978-4575721126)

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