概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
花森 一子 (はなもり いちこ)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の新人刑事。22歳。あだ名はワンコ。常にフリフリのロリータファッションに身を包んでいる。生まれつき警察犬並みの嗅覚を持ち、一度嗅いだ臭いは決して忘れず、臭いで人を判別できる。ドジで運動も苦手だが直感に優れ、嗅覚を武器にさまざまな事件を解決している。先輩刑事である桐島竜太とコンビを組むうちに、彼に惹かれていく。
桐島 竜太 (きりしま りゅうた)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の刑事。あだ名はキリ。金髪にストリートファッションという刑事らしかぬ風体の男性。美形のため、女性警察官の間にはファンも多い。手が早く、容疑者を力ずくで押さえつけることも多い。ボクシングはプロ級の腕前で、6班の中でも腕っ節の強さは随一。無理やりワンコとコンビを組まされ、はじめは嫌がっていたものの、やがて彼女の嗅覚に信頼を寄せるようになっていく。
門馬 次郎 (もんま じろう)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班班長。階級は警部。あだ名はモンさん。自分にも他人にも厳しい性格で、くせ者揃いの6班メンバーからの信頼も厚い。新しく事件の捜査にあたる際は、煙草を握りつぶし「事件解決まで己に一服する暇も与えない」という掟を己に課すことが慣例となっている。
柳 誠士郎 (やなぎ せいしろう)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の刑事。眼鏡をかけた知的な男性。美形のため、女性警察官からは憧れの的。冷静沈着な性格で、6班きっての頭脳派。また、射撃の腕前も警視庁一を誇る。やや毒舌で、上司や先輩にも辛辣な言葉を浴びせることも多い。
重村 完一 (しげむら かんいち)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の刑事。52歳。禿頭のベテラン刑事。10年ほど前、課長の推薦で本庁に引き上げられ、6班に配属された。取調べの名人であり、「落としの重さん」の異名を持つ。
和田 純 (わだ じゅん)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の刑事。大柄で、柔道の全国大会で優勝経験がある。一見強面だが、子供に優しい人情家。また、美人の妻・亜美を溺愛する愛妻家でもある。
小松原 真吾 (こまつばら しんご)
警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班の刑事。6班の中ではワンコに次いで若手。軽い性格だが、実は剣道の全国大会で優勝した経験を持つ。
課長 (かちょう)
警視庁捜査一課長。門馬次郎たちの上司。ずんぐりした体型で、髪型は七三分け、常にティアドロップ型のサングラスをかけている。問題ばかり起こす6班の面々には手を焼いている反面、刑事として信頼しているところもある。
鬼塚 琴美 (おにづか ことみ)
交通課所属の女性警察官。あだ名はオニコ。ワンコとは警察学校の同期で、友人。柳誠士郎に思いを寄せている。
ミハイル=フォン=アルト=オッペンバウアー号
4歳の警察犬。警視総監賞5回、警視庁長官賞4回を受賞した名犬。ワンコとは初対面のときから、互いをライバル視している。
書誌情報
デカワンコ 既刊12巻 集英社〈クイーンズコミックス〉 連載中
第1巻
(2008年10月17日発行、 978-4088655017)
第2巻
(2009年4月17日発行、 978-4088655277)
第3巻
(2009年9月18日発行、 978-4088655543)
第4巻
(2009年12月18日発行、 978-4088655680)
第5巻
(2010年4月19日発行、 978-4088655857)
第6巻
(2010年8月19日発行、 978-4088655987)
第7巻
(2010年11月15日発行、 978-4088656069)
第8巻
(2011年2月18日発行、 978-4088656175)
第9巻
(2011年7月19日発行、 978-4088656328)
第10巻
(2011年11月18日発行、 978-4088656519)
第11巻
(2012年7月25日発行、 978-4088656601)
第12巻
(2013年3月25日発行、 978-4088656649)