デュエル・マスターズV

デュエル・マスターズV

松本しげのぶの代表作である「デュエル・マスターズ」シリーズの第4作目。主人公は、第3作目『デュエル・マスターズSX』までの切札勝舞から、彼の弟の切札勝太に代わっている。世界を救った英雄として讃えられる兄・勝舞への反発からカードゲーム「デュエル・マスターズカード」を嫌っていた勝太が、友人たちやライバルの登場で次第にデュエルを楽しむようになっていく。コミックスには、「月刊コロコロコミック」'11年4月号から'14年3月号、および「別冊コロコロコミック」'11年6月号から'14年4月号、また「デュエル・マスターズ スタートダッシュデッキBOOK」「デュエル・マスターズ ライジング・ダッシュ・デッキBOOK」「デュエル・マスターズ 1stデッキBOOK」に掲載された作品が収録されている。

正式名称
デュエル・マスターズV
ふりがな
でゅえる ますたーずびくとりー
作者
ジャンル
カードゲーム
関連商品
Amazon 楽天

作品構成

物語は3部構成となっており、コミックス第1巻から第4巻までは兄・切札勝舞への反発から「デュエル・マスターズカード」を嫌っている切札勝太がライバルと出会うことでデュエルの魅力に目覚めていく「ドラゴン龍編」、第5巻から第7巻までは勝太がデュエルを通してクラスメイトと友情を深め、おさむらい・VAN・オサム率いるアイドルグループ「YA・RA・SI」と対決する「5年2組編」、第8巻から第10巻までは宇宙から飛来したクリーチャー・カツドンとともにレイジ・クリスタルを廻る戦いに身を投じていく「カツドン編」となっている。

あらすじ

ドラゴン龍編

かつて世界を救った英雄・切札勝舞の弟であるがゆえに、勝舞と比べられ続けた切札勝太は、兄が活躍したデュエル・マスターズカードを嫌っていた。しかし友人であるべんちゃんが出場するはずの大会を欠場することになり、その代役を頼まれてしまう。最初は断っていた勝太だが、優勝賞品として大好物のカレーパンが100個与えられるという情報を得て参加を決意し、初めてデュエルを経験することになる。その大会中、勝太は謎の男ドラゴン龍と出会う。

5年2組編

5年生に進級した切札勝太は、クラスの中で一番目立つ登場をしようと張り切っていた。だがそんな矢先、転校生として大人気アイドルグループ「YA・RA・SI」のリーダー、百獣レオが同じクラスにやって来る。人気者で優しく、容姿も優れているレオに初日のインパクトで敗北感と嫉妬心をつのらせた勝太は、翌日レオにデュエルを挑む。

カツドン編

ごく普通の日常を送っていた切札勝太のもとに、突然宇宙から飛来したクリーチャーがやって来る。人の言葉を話すそれを「カツドン」と名付け、家族として受け入れた勝太たち一家だったが、カツドンの持つ人の願いを叶える宝石レイジ・クリスタルを狙って、さまざまな敵がやって来るようになる。

特殊設定

本作『デュエル・マスターズV』は、前シリーズでデュエル・マスターズカードによる戦いが起こり、地球が崩壊寸前の危機を迎えたところを切札勝舞が救ってから、数年後の物語となっている。また本作ではデュエル・マスターズカードになる以前の、生き物としてのクリーチャーの姿が多く描かれている。クリーチャーたちは宇宙に複数ある、クリーチャーたちが住む星から来ている宇宙人のような存在とされる。クリーチャーたちは地球ではカードになってしまうが、プリンプリンの特殊能力があれば人の姿やクリーチャー本来の姿で存在することができる他、種族によっては地球にいてもカードにならない場合もある。また本作のボス役は全員がクリーチャーのため、デュエルでのダメージは物理的なダメージとして表現されている。

関連作品

本作『デュエル・マスターズV』の前シリーズとして、切札勝太の兄である切札勝舞を主人公とした『デュエル・マスターズ』『デュエル・マスターズFE』『デュエル・マスターズSX』がある。また、本作の後のシリーズには、中学生になった勝太を主人公とする『デュエル・マスターズVS』などがある。他に、松本しげのぶの手掛ける「デュエル・マスターズカード」をテーマにした別作品としては、『新星輝デュエル・マスターズフラッシュ』や『D・M覇王伝 ガチ!!』などのシリーズもあるが、こちらは本作とはストーリー上の関わりはない。

関連商品

カードゲーム「デュエル・マスターズカード」

タカラトミーから販売されているカードゲーム。作者である松本しげのぶも開発会議から参加している。他のカードゲームに見られるプレイヤー自身のライフは存在せず、プレイヤーを守る5枚のシールドを破壊し合い、直接相手にアタックできた者がゲームに勝利するというルールとなっている。初心者でも購入直後から遊べる構築済みデッキや、漫画の登場人物が所持している物を模したキャラクターデッキなども発売された。「デュエル・マスターズカード」に関しては、その世界観を独自にコミカライズした作品やティーチングコミック、またカードゲームのプレイ時に使用する玩具やデッキケース、スリーブなども発売されている。

メディアミックス

TVアニメ

本作『デュエル・マスターズV』を原作とした『デュエル・マスターズV』が、テレビ東京系列「おはコロっす!」内の10分間アニメとして放送された。その後、独立した単独の15分間アニメとなり、シリーズ第2弾『デュエル・マスターズビクトリーV』も同様の形式で放送された。シリーズ第3弾の『デュエル・マスターズビクトリーV3』からは30分間のTVアニメ番組となった。 切札勝太役を小林由美子、ドラゴン龍役を竹内幸輔、百獣レオ役を寺島拓篤、カツドンを高木渉が演じた。TVアニメ版オリジナルキャラクターが多数登場し、原作となった漫画版とはストーリーやキャラクター設定などが異なる。

作家情報

作者

松本しげのぶは、和歌山県生まれの漫画家。1973年2月15日生まれ。平成2年『登校一番!!』で第31回小学館新人コミック大賞児童部門において佳作を受賞し、平成3年『すーぱーぷよぷよ ぎゃぐまどう物語』が「月刊コロコロコミック」に掲載されデビュー。その後、『おどろき!ももの木笑店街』が初連載作品となった。同じく「月刊コロコロコミック」で活躍している漫画家の曽山一寿と親交が深く、互いの作品にキャラクターを登場させあったり、『デュエル・マスターズ外伝』のコミックスではゲスト寄稿を受けている。また、「デュエル・マスターズカード」のカードイラストを依頼することもある。

登場人物・キャラクター

切札 勝太 (きりふだ かった)

赤く逆立った髪型が特徴のカレーパンを偏愛する少年。英雄と呼ばれている切札勝舞の弟として、常に勝舞と比べられる不快感から、勝舞が活躍したデュエル・マスターズカードを非常に嫌っていた。しかし、優勝賞品がカレーパンであるという誘い文句につられて出場したデュエル大会においてドラゴン龍と出会い、デュエル・マスターズカードの魅力にはまっていく。 生まれた時には仮死状態で、長い間植物状態だったが、勝舞が世界を救った日、眠っていた勝太の口に偶然カレーパンが転がり込み、あまりのおいしさに目を覚ましたという経緯がある。5年2組に進級してからはどんな争いごともデュエルで解決するようになっており、クラスメイトとのデュエルを楽しんでいる様子が見られる。 明らかに地球外生物らしい姿のカツドンにも初対面から気後れすることなく、即座に家族として受け入れるなど懐の深いところもある。額が「V」の字に輝くと、カードの中のクリーチャーたちの声を聞き、会話することができる。物事の本質を捉えることに長けており、仲間たちに適切な言葉を投げて悩みの解決に繋げることも多い。 あららんデュエマ島やデュエルクラブボン・バーで行われた修行の際には1人だけ厳しい修行を課せられており、しばらく生活をともにした狼や鷹と心を通わせ、野生児のようになることもあった。兄である勝舞のことは、彼が記憶喪失状態にあるという事実に苛立ち、反発心を抱きつつも、尊敬せざるを得ない複雑な心境で接している様子が見られる。 またデュエル・マスターズカードで光文明を使用するのは「すかしたヤツ」であるという持論があり、光文明を使用している相手を勘で見分けるという特技がある。自分の家系に関して、「先祖代々遊び人」と称している。気に入らない相手にはとにかく落とし穴を仕掛けるという妙な癖がある。

ドラゴン龍 (どらごんりゅう)

切札勝太にとって初めてのライバルで、紳士的だがキザなところのある青年。頭髪の右側と左側頭部だけを水色に染めた白髪をしている。日本語と重複した意味の英語を語尾に付けるのが特徴。人間の姿をしているが実は「流星のフォーエバー・カイザー」というカードになるドラゴンで、宇宙からやって来た。そのため人間としての常識や知識が足りない部分があり、ドングリを主食としていたり、ごく簡単なかけ算もできない。 トイレで用を足す時は全裸になったうえで、ドラゴン本来の姿に戻る癖がある。故郷であるプリンプリンたちの星がオンセンたちに侵略を受けた際、無傷だったプリンプリンを単独で宇宙へと脱出させた。カレーパンが大の苦手だが、プリンプリンが大好物ということで製作するようになり、のちにベーカリー「パンやドングリー」を開店して人気店となる。 「5年2組編」では危機に陥った勝太たちを助けるため、覆面をした「ドングリ仮面」として活躍した。なお、プリンプリンが故郷の星に戻る時に置き去りにされてしまい、そのまま店の経営を続けている。

ぶっちゃけ

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。ボサボサの髪とたらこ唇、糸目、「ぶっちゃけ」が口癖で、語尾に「なんだな」を付けるのが特徴。常にクールで落ち着いた態度を見せるが、ヨーデル、べんちゃんたち友人の中で1人だけ貧乏くじを引くことも多い。勝太のあららんデュエマ島、デュエルクラブボン・バーでの修行にも同行している。 髪の伸びたヨーデルの後ろ姿を見て初恋に落ちたことがある。「カツドン編」では五郎丸と友達になっている。

ヨーデル

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。外に跳ねた肩までの金髪と、語尾に「レヒ」を付けるのが特徴。町一番の金持ちで、勝太とのデュエルを前に、町中のカードを買い占めたこともある。一人っ子のため、勝太のように切札勝舞のようなすごい兄が欲しかったと吐露したこともある。勝太のあららんデュエマ島、デュエルクラブボン・バーでの修行にも同行している。 「カツドン編」ではニケと友達になっている。

べんちゃん

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。眼鏡をかけたインテリで、先祖代々東京大学を卒業している家系の出身。そのためプレッシャーに悩み、一時はデュエルをやめようとも考えていた。デュエル時は眼鏡が光り、高い実力を発揮することから「キラーメガネ」と呼ばれている。勝太のあららんデュエマ島、デュエルクラブボン・バーでの修行にも同行している。 「カツドン編」ではロビーと友達になっている。

プリンプリン

プリンプリンたちの星で、ドラゴン龍が仕えていた姫君。クリーチャーとしての名前は「永遠のプリンプリン」。星がオンセン一派による侵略を受けた際、ドラゴン龍によって脱出させられた後、地球に辿り着いてカードの姿となっていた。このカードはデュエル大会「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」の優勝賞品となっており、プリンプリンをめぐってデュエルが展開されることとなった。 プリンプリンたちの星のクリーチャーを、人の姿にもクリーチャーの姿にもすることができる特殊な能力を持っている。大会後はドラゴン龍とともに暮らしており、カレーパンのおいしさにハマってベーカリー「パンやドングリー」を開店することを提案した。

百獣 レオ (ひゃくじゅう れお)

「5年2組編」での切札勝太のライバルで、5年2組に転校して来たクラスメイトの少年。大人気アイドルグループ「YA・RA・SI」のリーダーを務めており、「オレハレオ」の芸名で活動している。目立ちたがりで派手好きだが、1人でいることに恐怖を感じる「孤独恐怖症」を患っている。孤児として育ったが、優しい養父母に南藻奈已とともに引き取られていた。 しかし引き取られた後も孤独感が消えず、おさむらい・VAN・オサムに魂を売り渡してアイドルになったとされている。アイドルとして活動している間も孤独感に苛まれていたが、勝太と過ごすうちに孤独を忘れ、アイドルを引退しようと決意する。

南藻 奈已 (なんも ない)

切札勝太の友人で、5年2組に転校して来たクラスメイトの少年。百獣レオと常に行動をともにしており、背が低く、頬を持ち上げるように覆った布を頭頂部で括っている。クラスメイトからは親しみを込め「ナイ」と呼ばれている。孤児として育ったが、優しい養父母にレオとともに引き取られていた。おさむらい・VAN・オサムに5年2組の仲間たちがカードにされた際、勝太とともにその難から逃れ、友人たちの救出を目指していた。 デュエルになると「容赦しナイ」性格に変貌し、デュエル後には「なにも残らナイ」と恐れられている。

亜部 真理亜 (あべ まりあ)

切札勝太の友人。5年2組のクラスメイトで、学級委員長を務めている少女。常にセーラー服を身に着けている痩せ型の女の子で、顔の造形はお世辞にも美しいとは言えない。自分の意見に対して自分で「異議なし!」と即座に同意する癖がある。融通の利かない自己中心的な性格だが、百獣レオの大ファンで、レオに関してのみ非常に贔屓することがある。

段田 断 (だんだ だん)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。ドレッドヘアの強面な容姿ながら、非常に気さくで親切な性格。常に即断即決を旨としており、始業式においても即登校、即着席、即帰宅しようとするなど、少々いきすぎた行動を見せることがある。

才場 源内 (さいば げんない)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。ヘルメットのような髪型で、上部の縁が分厚い丸メガネをかけ、語尾に「メカ」を付けて話すのが特徴。「天才発明家」と評されており、夏休みの宿題に行き詰まった勝太やぶっちゃけのために、「超天才ヘルメット」を発明したこともある。おさむらい・VAN・オサムによってクラスメイトたちがデュエル・マスターズカードに封じられてしまった際には、勝太とともにアイドルグループ「YA・RA・SI」に立ち向かい、トラッキングアツシと対戦する。

山本・エレガンス久美子 (やまもとえれがんすくみこ)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少女。体は大柄で筋肉質、語尾に「ガンス」と付けてしゃべり、カツ丼が大好物。令嬢の中の令嬢といわれる良家の子女で、昼下がりのティータイムとバイオリンの音色を愛し、国会議員である父親を誰よりも尊敬している。基本的に好き嫌いはないが、フォアグラだけは大の苦手。おさむらい・VAN・オサムによってクラスメイトたちがデュエル・マスターズカードに封じられてしまった際には、勝太とともにアイドルグループ「YA・RA・SI」に立ち向かい、小岩井実と対戦する。

鉄条 拷 (てつじょう ごう)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。オカルトを愛好しており、夏休み直前に5年2組の仲間たちで催した肝試しでは非常に楽しそうにしていた。参加した際は卒塔婆や数珠、神道の修祓に使用する大麻などを装備して現れた。

火山 羅厳 (ひやま らごん)

切札勝太の友人。5年2組のクラスメイトで、生徒会長も務めている少年。大柄で筋肉質な体格ながら、非常に礼儀正しく、また感激屋で「私は今モーレツに感動している」が口癖。勝太と亜部真理亜が愛し合っていると勘違いし、クラス内での結婚式を企画しようとしたこともある。

鎌倉 ユキ子 (かまくら ゆきこ)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少女。雪だるまの形の髪留めを付けている。クラスメイトのほとんどがデュエル・マスターズカードに興じている中、大畠乱とともに一切デュエルに興味を持っていない。

大畠 乱 (おおはた らん)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少女。スポーツなど体を動かすことが大好き。クラスメイトのほとんどがデュエル・マスターズカードに興じている中、鎌倉ユキ子とともに一切デュエルに興味を持っていない。

緑山 メイ (みどりやま めい)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少女。頭頂部に大きなリボンを付けた長い髪が特徴で、常に机やデュエルテーブルの下に潜り込んで眠っている。夏休み直前に5年2組の仲間たちで催した肝試しでは、学校内で眠り続けていること、さらにその眠りを妨げた相手を強制的に眠らせる能力があることが発覚した。

下呂 清太郎 (げろ せいたろう)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。クラスメイトたちには「ゲロッパ」と呼ばれている。側頭部に2本逆立った髪があり、ふくよかな体型をしている。非常にきれい好きで、カビたパンやゴキブリが大嫌い。掃除好きの理由について、「魂に恥じない行為をすることが喜び」と答える。

太平 洋 (たいへい よう)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの少年。常に大きな水中ゴーグルを身につけている。夏から連想される海や行事をこよなく愛しており、初登場時もプールへの飛び込みを披露している。しかし海を見たことがないらしい。

鳥山三兄弟 (とりやまさんきょうだい)

切札勝太の友人で、5年2組のクラスメイトの三つ子兄弟。側頭部の髪が鳥の羽のように広がっているのが特徴で、まったく同じ顔をしており、同じ服装を身に着けている。父母や祖父母、従姉妹やペットに至るまで家系のすべてが三つ子で構成されている。各自の名前は作中では表記されていないが、TVアニメ版『デュエル・マスターズビクトリーV』では「ふぁいあ」「だあく」「ああす」という名前が付いていた。

小熊 (おぐま)

切札勝太の所属する5年2組の担任を務める若い女性教諭。5年2組が初めての担任ということで、赴任当初は非常に緊張している様子が見られた。担当クラス以外の児童の生活や交友関係にも目を配る細やかさがある。

オンセン

「ドラゴン龍編」における最終的な敵キャラクター。常に浴衣とカンカン帽を身に着けている少年で、「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」参加時以外は、銭湯「へい湯ぅ」や温泉に入り浸っているほどの温泉好き。正体はプリンプリンたちの星を侵略したクリーチャー軍団を指揮していた「オンセン・カイザー」というクリーチャー。 プリンプリンの持つ「クリーチャーを人の姿にもクリーチャーの姿にもすることができる能力」を狙って地球にやって来て、ごく普通の少年である「オンセン」に取り憑いたとされている。温泉に浸からないとダメダメになってしまうらしい。

襟斗 偉色 (えりと いしき)

べんちゃんのライバルで、デュエルに弱い相手は自分の引き立て役に過ぎないと考えている嫌味な少年。地域で開催されたデュエル大会において切札勝太の初デュエルの相手となった。勝太を「有名になるための踏み台」と見なしていた。

リキシ

「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」の予選であるいすとりゲームで、8脚中4脚を一跨ぎで独占した巨大な体を持つ少年。その結果、他の予選通過者はあみだくじで決められそうになってしまう。仲間の予選通過が危ぶまれる事態に怒った切札勝太と、負けた方が予選通過を辞退するという条件で対戦することになった。

イストリくん

「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」の予選であるいすとりゲームに参加していた、忍者の格好をしている少年。「イストリ忍者」を自称している。いすとりゲームに命をかけており、いすとりゲームが行われていればところ構わず現れるが、デュエル・マスターズカードには一切興味がなく、本戦への出場は辞退した。

シャチホコ

オンセンの仲間で、後頭部に金のシャチホコを被り、サングラスをかけた少年。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」本戦に参加した。ヨーデルとの対戦において、互いに攻撃の準備だけを整えたうえで、どちらからも攻撃を仕掛けないというチキンレースを行った。この勝負においてヨーデルに勝利を収めたが、その後は登場していない。

ミステリアス仮面 (みすてりあすかめん)

「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」の前回の優勝者で、フルフェイスのマスクとライダージャケットを身に着けている青年。本戦2日目に切札勝太と対戦したが、対戦前に勝太やべんちゃんに変装して友人関係に亀裂を入れる悪口などを言いふらし、集中力を乱す戦略を使った。

おさむらい・VAN・オサム (おさむらいゔぁんおさむ)

「5年2組編」における最終的な敵。ボサボサの長髪をオールバックポニーテールにまとめ、黒のロングコート、ジャボタイを身に着けている。人間をカードに変えられる他、人の運命を操る能力を持ち、百獣レオをその魂と引き換えにアイドルグループ「YA・RA・SI」のリーダーとして活躍させていた。レオがアイドルとしての活動に積極的でなくなった頃から、自ら「YA・RA・SI」の新リーダーに就任する。 その正体は、人間世界に逃亡している指名手配中のクリーチャー。

ラオウ 極丸 (らおう ごくまる)

アイドルグループ「YA・RA・SI」のメンバーの1人で、左右に撥ねた黒髪が特徴的な柄の悪い少年。常にギターを抱えており、「オラ」という一人称を用いる。非常に乱暴な性格で百獣レオがアイドル引退を考えた際にも恫喝するような態度を取っている。

久保 聖也 (くぼ せいや)

アイドルグループ「YA・RA・SI」のメンバーの1人で、中性的な見た目の少年。アイドル然とした心優しそうな顔をしており、「ぼく」という一人称を用いる。しかし見た目に反してその性格は腹黒く、人が苦しむさまや、人の泣き顔を見るのを喜びとしている。カードになった百獣レオの世界に入り、レオを完膚なきまでに叩き潰そうとした。

トラッキングアツシ

アイドルグループ「YA・RA・SI」のメンバーの1人で、分厚い青縁の眼鏡をかけている少年。体中に発光するミュージックパッドをつけており、「あっし」という一人称を用いる。おさむらい・VAN・オサムが5年2組のメンバーをカードに変えた際には、才場源内と対戦。体中から音を鳴らし続けて才場の集中力を乱し、勝利を収めた。

小岩井 実 (こいわい みのる)

アイドルグループ「YA・RA・SI」のメンバーの1人で、絵描き歌の「可愛いコックさん」によく似た顔をした少年。非常に背が低く、「ワイ」という一人称を用いる。おさむらい・VAN・オサムが5年2組のメンバーをカードに変えた際には、山本・エレガンス久美子と対戦。頭部を久美子の嫌いなフォアグラ料理に変化させて集中力を乱し、勝利を収めた。

イズモ

「カツドン編」における最終的な敵キャラクターで、カツドンを追って宇宙からやって来たクリーチャー。ニコニコとあどけない表情を見せる少年の姿をしているが、その性格は至って冷酷且つ残虐で、役に立たない者は従者であっても慈悲なく圧死させる。人間ならば指先の動作一つ、地球のような巨大な惑星でも腕の力で押し潰すことができる。 カツドンのことを「003」と呼んでおり、以前は思うままに操って戦争の道具にしていた。カツドンとレイジ・クリスタルを取り戻そうと、切札勝太にデュエルを挑む。

プラマイ 零 (ぷらまい ぜろ)

切札勝太と同じ小学校に通う小学5年生の不良少年で、勝太の隣のクラスである5年3組に所属している。右後頭部が逆立った短髪と、眉毛が剃り落とされている代わりに左目の上にある3本の傷痕が特徴。以前は別の学校に通っており、成績優秀、スポーツ万能の優等生だったが、そのため妬まれて友人ができずいじめを受けたことをきっかけに、勉強やスポーツへの意欲をなくしてしまった。 ブータンを底抜けのバカだと思いながらも相棒として認めており、カツドンの持つレイジ・クリスタルを奪い、その力でブータンを世界の王にしようと考えている。辛いものが苦手。

ゾロスター

カツドンを追って宇宙からやって来たクリーチャー。長髪の青年の姿をしており、髪がそのまま翼となって空を飛行することもできる。イズモに仕える従者の1人にして、本来カツドンの直属の上司だった。自分の分身をデュエル・マスターズカードの「策士のイザナイ・ゾロスター」として使用することができる。心底激怒すると口調が名古屋弁になる。 切札勝太に敗北してからはイズモのもとに帰ることもできず、原始人のような生活や猿と同じ生活をしながらどうにか生きながらえている。カツドンのことを「003」と呼んでいる。

ヨミ

カツドンを追って宇宙からやって来たクリーチャー。ゾロスターとそっくりの外見で長髪の青年の姿をしているが、その実力はヨミの方がはるかに上。イズモに仕いる従者の1人で、カツドンを連れ戻す2番目の刺客としてやって来た。自分の分身をデュエル・マスターズカードの「神人類ヨミ」として使用することができる。 心底激怒すると口調が北九州弁になる。カツドンのことを「003」と呼んでいる。

バラモン

カツドンを追って宇宙からやって来たクリーチャー。神官が身に着けるような高さのある帽子と、着物に似た衣服をまとった青年の姿をしている。イズモに仕える従者の1人で、デトロイト・テクノと並んで一番の手練れとされているが、少々面倒くさがりの様子が見られる。カツドンのことを「003」と呼んでいる。

デトロイト・テクノ (でとろいとてくの)

カツドンを追って宇宙からやって来たクリーチャー。重厚な襟巻きのように見える鎧を身に付けた青年の姿をしている。イズモに仕える従者の1人で、バラモンと並んで一番の手練れとされているが、自惚れが強く相手の実力を測らないまま賭けをするような迂闊さがある。カツドンのことを「003」と呼んでいる。

アマエル

常ににこやかな笑みを浮かべているシスター姿の少女で、「甘えんぼシスター」を自称している。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」を前に、切札勝太たちが切札勝三によって送り込まれたデュエル修行のための島「あららんデュエマ島」のツアーデュエリストで、光文明を担当する。ヨーデルに楽しみながら修行を積ませた。

ジェーン

背が高く、ワイルドな雰囲気の少女で、「アマゾネス」を自称している。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」を前に、切札勝太たちが切札勝三によって送り込まれたデュエル修行のための島「あららんデュエマ島」のツアーデュエリストで、自然文明を担当する。ぶっちゃけに楽しみながら修行を積ませた。

イルカ

常に水着を着用している快活な雰囲気の少女で、「海女ガール」を自称している。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」を前に、切札勝太たちが切札勝三によって送り込まれたデュエル修行のための島「あららんデュエマ島」のツアーデュエリストで、水文明を担当する。べんちゃんに楽しみながら修行を積ませた。

ウーマン

常にミニ丈の着物と尼頭巾を身に着けている女性で、「尼さん」を自称している。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」を前に、切札勝太たちが切札勝三によって送り込まれたデュエル修行のための島「あららんデュエマ島」のツアーデュエリストで、闇文明を担当する。ところが、なぜか火文明を使う勝太の担当となり、狼の群れの中に放置するような厳しすぎる修行を積ませた。

切札 勝舞 (きりふだ しょうぶ)

切札勝太の兄にして、前シリーズ『デュエル・マスターズSX』までの主人公を務めていた青年。前作以降、記憶を失っており、自分探しのため映画スターや大リーガー、プロボクサーなど職を転々としている。勝太とは数回会っているが家族だという認識は薄い。デュエルの腕は確かで真のデュエリストとしての特徴も持っているが、デュエル・マスターズカードに命をかける人間などいるはずがないと思い込んでいる。

切札 舞 (きりふだ まい)

切札勝太の母親。デュエルの修行に出たままの夫に代わり、家を取り仕切っている。料理以外の家事を面倒がっている節が見られ、カツドンが切札家に居候することになってからは掃除、洗濯、食器洗いに食材の買い物までカツドンに任せている。

切札 勝三 (きりふだ かつぞう)

切札勝太の祖父。デュエルをこよなく愛しており、勝太がデュエル・マスターズカードを嫌っていた頃から勝太の中に眠るデュエルの才能を信じて見守り続けていた。時には「あららんデュエマ島」での修行に送り込むなど協力し続けている。

黄昏 ミミ (たそがれ みみ)

切札勝舞のかつてのライバルにして、仲間だった女性。真のデュエリストの1人でもある。現在はテレビ局に勤め、アナウンサーとして活躍しているが、かつては女子空手で世界最強を誇っていた。「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」では実況、解説を務める。

ドン・ニシデ (どんにしで)

「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」で実況、解説を務めたアフロヘアの男性。デュエル・マスターズカードを仕切る最高機関「DASH」のメンバーとしても知られており、子供たちにも非常に人気がある。本作『デュエル・マスターズV』連載当時に「月刊コロコロコミック」で編集者を務めていた、「西出記者」がモデルとなっている。

暗井 凡太 (くらい ぼんた)

夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちに付き添ったデュエル添乗員。初老の男性で、キノコのような髪と口元を隠す長い口ひげ、常に半分閉じた目が特徴。勝太たちを会員制クラブ「デュエルクラブボン・バー」に案内した。実はファルコン凡婆の孫である。

ボンソワールヒカリ

常にはしゃいだ雰囲気を見せるバニーガール姿の少女。夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちが、暗井凡太に案内された会員制クラブ「デュエルクラブボン・バー」に勤めているホステス。光文明を担当し、ヨーデルに楽しみながら修行を積ませた。

ハンズボンドボン

無邪気な笑顔が特徴の、ショートパンツ姿の少女。夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちが、暗井凡太に案内された会員制クラブ「デュエルクラブボン・バー」に勤めているホステス。水文明を担当し、べんちゃんに楽しみながら修行を積ませた。

ボーントゥービーワイルドアマネス

大人な雰囲気を持つ、イブニングドレス姿の女性。夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちが、暗井凡太に案内された会員制クラブ「デュエルクラブボン・バー」に勤めているホステス。自然文明を担当し、ぶっちゃけに楽しみながら修行を積ませた。

ファルコン凡婆 (ふぁるこんぼんばあ)

常に丸いサングラスをかけている、背の低い老婆。夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちが、暗井凡太に案内された会員制クラブ「デュエルクラブボン・バー」にいた。店の裏にあるゾンビだらけの墓地で、ゾンビから逃れるため「鷹の心を持て」と、勝太に厳しい修行を積ませた。勝太からは「ボン婆」と呼ばれている。 実は凡太の祖母だが1年前に亡くなっており、ゾンビとなっていた。

ゼリー

プリンプリンたちの星に住んでいるクリーチャーの1人で、背が低く、額に三つ目の眼球のある老人。プリンプリンの召し使いであり、「じいや」を自称している。オンセンたちの襲撃以降、行方不明となっていたプリンプリンの行方を数光年にわたって捜索し続けていた。

宇宙パトロールの隊員 (うちゅうぱとろーるのたいいん)

ゼリーとともにプリンプリンの救助のため地球を訪れた宇宙パトロールの隊員。背が高く、口ひげを蓄えた男性の姿をしている。プリンプリンの他、カツドンやブータンたちをも護送していった。

カツドン

レイジ・クリスタルを所持している特殊なクリーチャーである、エグザイル・クリーチャーの1人。関西弁を話し、額に「V」のマークを付けた、一抱えもあるハムスターのような姿をしている。イズモたちから逃走している疲れを癒やしていたところを、サッカーボールと間違えた切札勝太に蹴り飛ばされ、宇宙船も壊されたことをきっかけに、切札家に小間使いとして居候することとなった。 最初は小間使いとして扱われることに疑問を感じていたものの、切札家の家族として名前も与えられた居心地の良さから次第に打ち解け、家族として馴染んでいく。以前はイズモたちに操られ「003」と呼ばれており、小さな星々に戦争を仕掛けては滅ぼしていたが、みぞれと出会ったことでいかに愚かな行為をしていたかに気付き、改心したとされる。 エグザイル・クリーチャーの中でも飛び抜けた力を持っており、所持しているレイジ・クリスタルが叶えられる願いの大きさもそれに比例して大きいため、逃走後も執拗にイズモたちに狙われている。自らカードに変化するドロン・ゴーによって、「カツドン」の他「武闘将軍カツキング」「ドン・カツドン」「無法伝説カツマスター」「絶頂神話カツムゲン」などに変化することができる。 なお「カツドン」という名前は、切札家の男性名には「勝(カツ)」の字が入っていることと、また丼によく似た宇宙船に乗っていたことに由来して勝太が命名した。

ブータン

レイジ・クリスタルを所持している特殊なクリーチャーである、エグザイル・クリーチャーの1人。悪魔をイメージしたような触覚のついた黒い帽子を被った、ブタに似た姿をしている。カツドンとは旧知の仲らしいが、その出会いや関係性は不明。プラマイ零の相棒として自身の所持するレイジ・クリスタルの力を行使しつつ、零が心から笑える世界になるようにと「世界の王」になるためカツドンのレイジ・クリスタルを狙っている。

五郎丸 (ごろうまる)

レイジ・クリスタルを所持している特殊なクリーチャーである、エグザイル・クリーチャーの1人。楽器のようなものを持った、モコモコのぬいぐるみのような姿をしている。カツドンとは旧知の仲らしいが、その出会いや関係性は不明。地球に来てからはぶっちゃけと友達になる。

ニケ

レイジ・クリスタルを所持している特殊なクリーチャーである、エグザイル・クリーチャーの1人。宇宙服のようなものを着用しており、意味の通じない言葉を話す。カツドンとは旧知の仲らしいが、その出会いや関係性は不明。地球に来てからはヨーデルと友達になり、なぜかヨーデルだけがニケの言葉を理解できる。

ロビー

レイジ・クリスタルを所持している特殊なクリーチャー、エグザイル・クリーチャーの1人。背中に銃のようなものを背負っており、全体的にブリキのおもちゃを思わせる姿をしている。カツドンとは旧知の仲らしいが、その出会いや関係性は不明。地球に来てからはべんちゃんと友達になり、エグザイル・クリーチャーやレイジ・クリスタルの詳細を切札勝太たちに伝えた。

みぞれ

かつてイズモに操られていたカツドンが戦争を仕掛けた、ホワイトドラゴンの星の姫君。カツドンとよく似た外見をしているが、カツドンには「雪の結晶を思わせる気高く美しい存在」と言われている。のちに、カツドンと2人で宇宙を旅し、赤ん坊をもうける。

集団・組織

5年2組 (ごねんにくみ)

切札勝太が通っている小学校で、所属しているクラス。担任は新任教諭の小熊が務めており、個性的すぎる面々が集まっている。当初は勝太と百獣レオ、勝太と亜部真理亜などの間に幾度も衝突が見られたが、次第にクラスメイト全員が自然と集まる仲のいいクラスとなった。

YA・RA・SI (やらし)

大人気アイドルグループで、百獣レオがリーダーを務めている。レオは「オレ」、ラオウ極丸は「オラ」といったように、所属メンバーのほとんどが名前と一人称を酷似させている。レオがアイドル活動に積極的でなくなった頃から、おさむらい・VAN・オサムが新リーダーとして就任している。

宇宙パトロール (うちゅうぱとろーる)

ゼリーとともにプリンプリンの救助のため地球を訪れた。クリーチャーと人間が交流するのは時期尚早という「宇宙星間条約」を遵守しており、クリーチャーが地球に留まることは犯罪にあたることを告げ、プリンプリンの他、カツドンやブータンたちを護送していった。

場所

へい湯ぅ (へいゆぅ)

オンセンが貸し切り温泉を利用している銭湯。切札勝太たちの住む街の近所、三丁目にある銭湯で、大きな露天風呂や宴会場、マッサージ施設、ゲームセンターまで備えている。また貸し切り風呂にはデュエルのための対戦台も備え付けられている。

あららんデュエマ島 (あららんでゅえまとう)

「日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権」を前に、切札勝太たちがデュエル修行のために切札勝三によって送り込まれた島。島の至るところにカードが隠されており、宝探しの要領で知恵を絞ることによって、楽しみながらデュエルの腕を上げることができると謳っている。修行者の使用するデュエル・マスターズカードの文明によって、担当するツアーデュエリストが違う。

プリンプリンたちの星 (ぷりんぷりんたちのほし)

プリンプリンが王族の姫君として統治していた星で、ドラゴン龍の故郷でもある。広大な海に、「V」の字型の大陸が浮かんでいる。ドラゴン龍以外の戦力は乏しく、オンセンたちに侵略を受け「脆い星」と称されている。また、すでに王と王妃は死亡している。

パンやドングリー

ドラゴン龍が経営している、カレーパンが名物のベーカリー。本来はプリンプリンの好物を自作するため苦心して作られたカレーパンだったが、そのおいしさに心打たれたプリンプリンが開店を断行した。隠し味は水に晒し、粉にして煎ったドングリで、餡となるカレーは丸三日かけて製作している。このカレーパンは近隣住民をはじめ切札勝太にも好評で、店は大繁盛を続けている。 店の奥にはささやかながらこたつを備えた居間があり、ドラゴン龍とプリンプリンの生活空間にもなっている。またこの店舗兼家屋はドラゴン龍が自作した。

デュエルクラブボン・バー (でゅえるくらぶぼんばー)

夏休みを利用してデュエルの修行に出た切札勝太たちが暗井凡太に案内された会員制クラブ。店内は一般的なクラブと同じく控えめな照明や広めのコーナーソファ、グランドピアノなどが備えられており、来店者の使用するデュエル・マスターズカードの文明によって担当するホステスが違う。また店の裏は墓地になっており、大量のゾンビが跋扈している。

イベント・出来事

日本一ビクトリーなヤツだ~れだ!!選手権 (にっぽんいちびくとりーなやつだ~れだせんしゅけん)

切札勝太たちが出場した、秋に開催されるデュエル・マスターズカードの大きな大会。予選にいすとりゲームやあみだくじを採用するなど、およそデュエルの大会らしからぬ部分もある。優勝者には賞品としてプリンプリンがカード化した姿である「永遠のプリンプリン」が贈られるため、ドラゴン龍やオンセンも出場し、優勝を狙った。

肝試し (きもだめし)

夏休み直前、切札勝太が所属する5年2組が真夜中の学校で行った肝試し。校内には「夜な夜な現れる女の亡霊に出会うと永遠の眠りに落とされる」という怪談が伝わっている。肝試しの内容が発表される前にぶっちゃけや山本・エレガンス久美子らが何者かに眠らされたため、参加したメンバーはパニックに陥った。

その他キーワード

デュエル・マスターズカード (でゅえるますたーずかーど)

火、自然、水、光、闇の5つの文明から構成される、究極のカード。切札勝舞が記憶を失った原因でもあり、当初は真のデュエリスト以外使えない危険なカードとされていた。普通の人間が使用する場合には危険を伴わないことが判明し、以降は市販もされ一般の大会も開催されるようになった。

レイジ・クリスタル (れいじくりすたる)

カツドンをはじめとするエグザイル・クリーチャーの各人が所持している宝石。ダイヤのように見えるため「すべての願いを叶えるダイヤ」ともいわれる。所持者であるエグザイル・クリーチャーの力に応じて叶えられる願いも大きくなり、その結果、これまでも多くの不幸を運んできたといわれている。

デュエル

デュエル・マスターズカードで対戦することを指し、漢字で「決闘」と表記されることも多い。またこのカードゲームプレイヤーたちのことは「デュエリスト」と称され、こちらも漢字で「決闘者」と表記されることが多い。

真のデュエリスト (しんのでゅえりすと)

「デュエル・マスターズカード」に認められたデュエリストの総称。デッキを持つ手、もしくはカードにかざした手が光るのが特徴。真のデュエリストとなるには、デュエルの実力はもちろんのこと、カードを理解し、カードに対して真摯な思いでプレイすることが必要とされる。切札勝舞や黄昏ミミがこれに当たる。

エグザイル・クリーチャー (えぐざいるくりーちゃー)

クリーチャーの一種で、カツドンたちの種族。この種族のクリーチャーは各自が1つずつレイジ・クリスタルといわれる、願い事を叶えることのできる宝石を所持している。また自らカードに変化することのできるドロン・ゴーという能力を持っている。

ドロン・ゴー (どろんごー)

エグザイル・クリーチャーが持っている特殊能力で、自らの意思でカードに変化することができる。実際のデュエル・マスターズカードでは、この能力を持つクリーチャーが破壊された時、指定した名称を持つエグザイル・クリーチャーを手札から直接バトルゾーンに出すことができる能力とされる。

クレジット

テクニカルアドバイザー

真木 孝一郎

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