概要・あらすじ
大厄災のあと、突如現れた吸血鬼。人類は、彼らと長い闘争を繰り返して来た。自由都市イシュトヴァーンの教会で育てられたエステルは、この街を支配する吸血鬼のバビロン伯ジェラを倒すための活動を続けていた。そこにアベルら教皇庁から派遣された執行官らが加わり、ジェラを討つ。以後、アベルと共に行動するエステルは、さまざまな戦いと出会いを通じ、吸血鬼は憎むべき存在ではなく共存できる隣人であると感じ、彼らのために働くことを誓う。
登場人物・キャラクター
アベル・ナイトロード (あべるないとろーど)
『トリニティ・ブラッド』の主人公で、教皇庁国務聖省特務分室所属の派遣執行官。普段はドジが多くうっかりした点もあるため、エステルから「ダメ神父」と呼ばれることもある。過去に謎が多く、「国連航空宇宙軍中佐」として、さまざまな遺失技術にアクセス可能。また体内にナノマシン・クルースニク02と呼ばれる謎のシステムを持ち、「吸血鬼の血を吸う吸血鬼」として血液の摂取がある程度必要となっている。 普段の戦闘ではクルースニク02を40パーセント起動するが、80パーセント起動も可能。その場合、外見も性格も大きく変化してしまうことから、エステルに化け物と怯えられてしまう。クルースニク03を宿すセスとは兄妹。 兄のカインをひどく憎んでいる。
エステル・ブランシェ (えすてるぶらんしぇ)
赤ん坊のときにイシュトヴァーンの教会に預けられて親も知らずに育つが、実はアルビオン王国の王女。イシュトヴァーンを支配するジュラに立ち向かうべく活動していたところ、アベルらが派遣され彼を討つ。その後、国務聖省所属の正シスターとなり、アベルと行動を共にするようになる。 真人類帝国への密命を終えたのち、ジェラとシェラザード、2人の吸血鬼を殺したことで聖女と呼ばれるようになる。出会い頭にアベルを殴って黙らすなど勝気な面があり、性格は聖女と呼ぶにはいささか乱暴なところがある。だが、吸血鬼と人間の共存を本気で考える心優しい女性でもある。
トレス・イクス (とれすいくす)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、教皇庁国務聖省特務分室所属の派遣執行官。名前は製造ナンバーであり、正しい表記はHC-IIIX。元は教皇庁軍の機械化部隊で開発されたサイボーグだが、開発自体はすでに中止されており、同型のサイボーグは存在しない。この中止の際、開発者ゼベット・ガリバルディが、教皇庁に対し反乱。 この戦闘で大破していたところをカテリーナに救出される。発言が明快で、問いかけには、まず「肯定(ポジティヴ)」「否定(ネガティヴ)」から回答に入る。戦闘相手の行動やスピードも分析し、「0.02秒遅い」といったような分析が口癖。
カテリーナ・スフォルツァ (かてりーなすふぉるつぁ)
教皇庁国務聖省長官で、教皇庁ミラノ領領主。ローマ教皇のアレッサンドロ十八世は母親違いの弟である。吸血鬼を狩る側の高官でありながら、吸血鬼の国・真人類帝国に接触を図るなど、かなりの策略家。そのため、吸血鬼のみならず人間からも命を狙われることが多い。 特務分室に所属する派遣執行官たちの直属の上司であり、彼らへの信頼は厚い模様。膠原病に冒されており、余命いくばくもない。
ウィリアム・ウォルター・ワーズワース (うぃりあむうぉるたーわーずわーす)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、教皇庁国務聖省特務分室所属の派遣執行官。仲間たちからは教授(プロフェッサー)と呼ばれる知識人で、エステルがアルビオン王国の王女であることを突き止めた人物でもある。亡き王太子・ギルバートの学友で、彼の遺髪を持っていた。紳士の嗜みと称し、自動車をジェット機として飛べるように改造するなど、一風変わった天才の一人。
ケイト・スコット (けいとすこっと)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、教皇庁国務聖省特務分室所属のシスター。空中戦艦アイアンメイデンの艦長を務めているが、ホログラフでしか姿を見せていない謎の多い人物。
ピエトロ・オルシーニ (ぴえとろおるしーに)
教皇庁教理聖省異端審問局局長で、強化歩兵として自ら最前線に立つ。その荒々しさゆえに壊滅騎士(イル・ルイナンテ)とも呼ばれている。吸血鬼は抹殺すべき存在としてアベルらと対決することも多いが、薔薇十字騎士団との戦いでは、吸血鬼のイオンと共闘。その人間性を認めるなど、堅物ではあるが融通がまったく利かないわけではない。 またいくら強化しているとはいえ、人間と思えないほどタフである。
セス・ナイトロード (せすないとろーど)
本人曰く「通りすがりの美少女」だが、真人類帝国皇帝、アウグスタ・ヴラディカその人。800年にわたり唯一の皇帝として、すべての長生種の母として、短生種を差別することなく帝国に君臨し続けている。普段は、帝国貴族たちの前ですら顔を見せることはなく、声もボイスチェンジャーを使っているため、セスの姿を知る者は限られた側近しかいない。 それを利用し影武者を立てて市井で活動することもあり、カテリーナの使者として帝国へやって来たエステルに接触、窮地を救うなどしている。ナノマシン・クルースニク03を有しており、兄・アベルと同じく40パーセントの起動で戦う。
アスタローシェ・アスラン (あすたろーしぇあすらん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、真人類帝国直轄監察官キエフ侯爵。3年前、帝国を出てアベルと共闘しており、彼のことを「我が相棒(トヴァラシュ)」と呼ぶほど親しい。外の世界に最も詳しい帝国貴族として帝国内で認識されており、皇帝からカテリーナの使者を守るよう勅命を受ける。これによってエステルはもちろん、薔薇十字騎士団の罠にかかり、皇帝暗殺の首謀者とされたイオンすらも匿った。 実際の皇帝暗殺首謀者、ティグリス公スレイマンを慕っている。
イオン・フォルトゥナ (いおんふぉるとぅな)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、真人類帝国帝剣護持官モルドヴァ公子メンフィス伯爵。皇帝勅使として、相棒と呼び親しい仲であるラドゥと共にカテリーナに接触を図るが、ラドゥの裏切りにより、祖母のミルカを殺し、皇帝暗殺を企てた首謀者として真人類帝国の裏切り者扱いを受ける。長生種のプライドが高く、はじめは短生種に対し高圧的であったが、エステルらと行動を共にすることで軟化。 ラドゥとの決着をつけるため、ペテロに力を貸してほしいと頭を下げるなど、相棒に対する思いは人一倍深い。また、エステルにはかなりの好意を抱いている。
ラドゥ・バルフォン (らどぅばるふぉん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、真人類帝国直轄監察官ルクソール男爵。薔薇十字騎士団に加わり、長生種の裏切り者となる。イオンと行動を共にしており、皇帝の使者を装う一方で人間を殺すなど薔薇十字騎士団の指示に従う。最期はイオンに倒されるが、死体をディートリッヒに操られ、帝国ではイオンの皇帝暗殺計画の告発者となるなど暗躍。 セスに死体を塩に変えられたことでディートリッヒから解放され、イオンの手により真人類帝国の海に還った。
ティグリス公スレイマン (てぃぐりすこうすれいまん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、真人類帝国次席枢密司。副宰相というべき存在で、数十年にわたり国政に携わる。だが人間でも吸血鬼でもない皇帝の存在や短生種との共存に疑問を抱き、彼女の暗殺を計画。結果的に、それを薔薇十字騎士団に利用されることになる。だがこの計画は皇帝側に気づかれており、首席枢密司でイオンの祖母・ミルカらは逆にその計画にあわせてイオンを帝国外に出すなどし、スレイマンらの計画の実行を煽った。 素顔を晒したセスによって自らの敗北を認め、アスタローシェにわざと倒される。
カイン・ナイトロード (かいんないとろーど)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、薔薇十字騎士団のリーダー。陽気で軽い性格をしており、アルビオン王国でエステルに接触した際は、雰囲気やドジで足りないところなどがアベルと似ていると思わせた。クルースニク01を宿しており、アベル、セス3人のクルースニクのうち、唯一、ナノマシン・クルースニクを100パーセント起動できる。 そんな彼は、かつて二人の手により生身で大気圏外から地上に落とされ、死んだと思われていた。数百年かけて再生しており、現在も激しい攻撃を受けると再生液に入る必要がある。
イザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー (いざーくふぇるなんどふぉんけんぷふぁー)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、薔薇十字騎士団に所属するカインの側近。エステルが聖女と呼ばれるようになったイシュトバーンで接触し、アルビオン王国でも暗躍。クーデターに失敗しアルビオン王国を脱しようとしていたメアリに手を貸すなど、世界にさらなる混乱を与えようとしている。アルビオン王国では、19年前に死体蘇生実験を行っていた。
ディートリッヒ・フォン・ローエングリューン (でぃーとりっひふぉんろーえんぐりゅーん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、薔薇十字騎士団の一人。特殊な糸を使い、生きている人間も死体も意のままに操ることができる。そのため人形使い(マリオネッテンシュピーラー)と呼ばれている。イシュトバーンの教会の庇護を受けつつ、エステルと共にレジスタンス活動に従事していたが、これは周囲を欺きジェラを利用するための潜伏にすぎなかった。 エステルに「愛している」と言いつつ、利用するだけ利用している。
メアリ・スペンサー (めありすぺんさー)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、アルビオン王国の海軍海兵隊大佐。多くの部下を殺しながら生き残ったため、ブラッティ・メアリとも呼ばれている。今は亡き王太子が愛人に生ませた子で、女王が危篤の際はもっとも王位に近い女性だった。王位に就くための後ろ盾として教皇庁と密約を結び、アルビオン王国の地下にある吸血鬼たちの住処を排除したり、かつての部下である死者で構成された「死者の軍隊(ファントムレギオン)」を率いクーデターを起こすなどしたが、十年来の友人であるジェーンらの手により失敗し、敗走。 自決しようとしたところ、イザークによって助けられる。
ジュラ・カダール (じゅらかだーる)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、自由都市イシュトヴァーンを実質的に支配してきた吸血鬼。ハンガリア侯爵。人間の女性を妻に娶っていたが、教皇庁に「夫が吸血鬼である」ことを理由に殺され、以後復讐を誓う。「嘆きの星」と呼ばれる遺失技術を有し、これを起動して教皇庁を攻撃する予定であった。しかし国務聖省特務分室より派遣されたアベルやトレス、さらにはレジスタント活動を行ってきたエステルらによって計画を潰される。 最期はエステルを庇い死亡。
シェラザード・アル・ラフマン (しぇらざーどあるらふまん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、もと真人類帝国貴族。ティグリス公スレイマンの姪にあたり、彼が皇帝暗殺を謀ったことで、罪の意識より帝国を出る。自らに仕える士民と共に旅をしていたが、イシュトバーン大司教のダヌンツィオに捕らえられ、士民を人質にされてエステル暗殺に加担する。しかし、エステルと逃亡中に意気投合。 だが最期は、エステルに自分を殺して名実共に聖女となるように言い残し、自ら銃口を引いて死亡。
ヴァージル・ウォルシュ (ゔぁーじるうぉるしゅ)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、アルビオン王国の隔離地区(ゲットー)で暮らす吸血鬼たちの代表。マンチェスター伯。隔離地区にある遺失技術にも精通している。常に紳士的な態度で地上の人間たちに接しており、メアリに対しては唯一、殿下と呼び敬う。また騎士としての誇りもあり、剣技も確か。人間たちに激しい恨みを持ち、対立する妹のヴァネッサと異なり、技術提供してでもひっそりと暮らすことを望んでいる。
ジェーン・ジュディス・ジョスリン (じぇーんじゅでぃすじょすりん)
『トリニティ・ブラッド』の登場人物で、アルビオン王国王位継承者の一人。エリン公爵として商業的にも成功しており、独立した軍事力を持つ。アルビオン王国海軍中将の位もあり、王国一の軍人の顔も持つ。その一方で流した浮名は数知れず、これまで結婚した男性は皆死亡していることなどもあって、疫病神(カラミティ)・ジェーンと呼ばれるほど周囲の評価は悪い。 彼女自身、自ら王位を望んではおらず、士官学校同期のメアリを支持しており、彼女が王位につくのを心から応援していた。だが、メアリの女王暗殺計画を知り、彼女を反逆者として処罰する側に回る。
集団・組織
教皇庁国務聖省特務分室 (きょうこうちょうこくむせいしょうとくむぶんしつ)
『トリニティ・ブラッド』に登場する組織で、国務聖省長官カテリーナが薔薇十字騎士団を壊滅させるべく作った部隊。通称Ax。吸血鬼との抗争解決に赴く一方で、吸血鬼との共存のための交渉を行うなど、教皇庁のなかでも異色の存在。そのため、教理聖省異端審問局とは対立傾向にある。
教皇庁 (きょうこうちょう)
『トリニティ・ブラッド』に登場する組織で、国家的権利を有する。トップはローマ教皇で、現在の教皇はアレッサンドロ十八世。吸血鬼と対決し続けており、「人類の守護者」として存在感を表している。しかし近年はその影響力も薄れてきたため、エステルを「聖女」として売り出すなどして人心の掌握を図る。
異端審問局 (いたんしんもんきょく)
『トリニティ・ブラッド』に登場する組織で、教皇庁教理聖省長官、フランチェスコ・ディ・メディチに従う。局長はブラザー・ペテロ。吸血鬼はもちろん、教皇庁の敵、内部対立の相手にも刃を振るうことを厭わない。長官同士の政治的対立もあってか、国務聖省特務分室とは対立傾向にある。
薔薇十字騎士団 (ばらじゅうじきしだん)
『トリニティ・ブラッド』に登場する秘密結社。「我ら、炎によりて世界を更新せん(イグネ・ナチュラ・レノヴァトール・インテグラ)」というお題目の元、活動している。リーダーはカイン・ナイトロード。イザークやディートリッヒなど、教皇庁の派遣執行官らを相手に戦える力を有するメンバーが参加しており、また彼らの殲滅のため教皇庁国務聖省特務分室が作られる程度に警戒もされている。 イシュトヴァーンの支配者・ジュラを利用したり、アルビオン王国のマスメディアにエステルが皇女であることを一斉リークするなど、幅広い活動力を誇る。
場所
真人類帝国 (しんじんるいていこく)
『トリニティ・ブラッド』に登場する国家で、長生種たちの楽園。皇帝アウグスタ・ヴラディカにより800年以上前に建国され、彼女が今も君臨し続けている。帝国貴族による議会制で運営されており(決定権は皇帝のみ)、人間が暮らす短生種区画も有している。この国では人間も努力することで道が開け、士民として長生種に取り立てられる。 教皇庁とは、表向きは敵対関係にある。
アルビオン王国 (あるびおんおうこく)
『トリニティ・ブラッド』に登場する国家。君主制でありながら、二十六公家と呼ばれる貴族らが幅を利かせている。一方で、首都・ロンディニウムの地下には隔離地区(ゲットー)と呼ばれるエリアがあり、ここで100名前後の吸血鬼たちが暮らしている。彼らは歴代の王に遺失技術を提供し、その見返りに保護を得て、王国はその技術で国力をつけてきた。 現女王に直系の子どもがいなかったが、エステルが亡き王太子の娘ということが判明。国民は大歓迎モードになっている。
自由都市イシュトヴァーン (じゆうとしいしゅとゔぁーん)
『トリニティ・ブラッド』に登場する自治都市。市議会制だが吸血鬼のジュラによって支配されており、夜になると人間に危険が多い街。エステルが預けられた教会もこの地にあり、彼女がアベルと初めて出会った場所でもある。現在は、ジェラをはじめ吸血鬼は排除されている。
その他キーワード
クルースニク
『トリニティ・ブラッド』に登場する用語。「吸血鬼を食べる吸血鬼」であり、900年以上生き続ける存在。アベルのコードネームでもある。ナノマシン・クルースニクは起動するものでありながら、体内にあるもう1つの人格ともいえるもので、アベルが80パーセント起動したときは、普段の彼とはうってかわり凶暴性が増した。 アベルはクルースニク02、セスはクルースニク03、カインはクルースニク01を所持している。
長生種 (めとせら)
『トリニティ・ブラッド』の用語。人間に吸血鬼と呼ばれる彼らが、自分たちを指す言葉。そのため、吸血鬼自身が自らを吸血鬼と名乗ることはしない。体内に溶血性連鎖球菌(バチルス・クドラク)と呼ばれる細菌が常駐しており、これが覚醒することで、肉体的成長が停止し、紫外線や銀が弱点となる。寿命は300年ほどで、細菌による身体的影響で、人間の血液が必要となる。 このほか、高速移動が可能な「加速(ヘイスト)」をはじめとする特殊能力を持つ。なお、溶血性連鎖球菌はクルースニクの食料となる。
短生種 (てらん)
『トリニティ・ブラッド』の登場用語。長生種の反対語で、人間を指す。もちろん、この言葉を使用するのは長生種に限られている。しかし真人類帝国では、長生種に仕える短生種については士民と呼び、別として扱う。
クレジット
- キャラクター原案
-
THORES柴本
書誌情報
トリニティ・ブラッド 全21巻 KADOKAWA〈あすかコミックス〉
第1巻
(2004-03-17発行、 978-4049249705)
第2巻
(2004-07-17発行、 978-4049249767)
第3巻
(2005-01-17発行、 978-4049249941)
第4巻
(2005-06-17発行、 978-4049250039)
第5巻
(2005-09-17発行、 978-4049250121)
第6巻
(2006-02-17発行、 978-4049250213)
第7巻
(2006-07-15発行、 978-4049250299)
第8巻
(2006-12-16発行、 978-4049250381)
第9巻
(2007-05-17発行、 978-4049250435)
第10巻
(2008-02-16発行、 978-4049250572)
第11巻
(2008-10-17発行、 978-4049250640)
第12巻
(2009-08-24発行、 978-4049250688)
第13巻
(2010-11-24発行、 978-4049250725)
第14巻
(2011-10-24発行、 978-4048546928)
第15巻
(2012-08-24発行、 978-4049250787)
第16巻
(2013-03-23発行、 978-4049250794)
第17巻
(2014-03-24発行、 978-4041210420)
第18巻
(2015-03-24発行、 978-4041027707)
第19巻
(2016-03-24発行、 978-4041040904)
第20巻
(2017-04-24発行、 978-4041055564)
第21巻
(2018-06-23発行、 978-4041069578)