概要・あらすじ
トルコ人男性との結婚生活をイラストを交えながらコミカルに描くシリーズ作。現在は、日本に住んでいる一家の結婚当初からの生活が時系列で描かれている。『トルコで私も考えた』シリーズの第5弾
登場人物・キャラクター
ゆかり
『トルコで私も考えた21世紀編』の主人公で作者高橋由佳利本人。トルコ旅行をきっかけに知り合ったトルコ人男性と結婚する。当地での住まいの探し方に始まり、食生活や食材の違い、夫の両親や親戚との付き合い、イスラムの習慣、言葉、料理の紹介などをエッセイ漫画でつづる。日本人、戌年、血液型O型。
ケナン
ゆかりの一人息子。父親はトルコ人。日本生まれの日本育ちで、普段は関西弁を話す。父親の話すトルコ語を理解しているものの、自分からはほとんど話せなかったが、父親の里帰りに同行し、約4週間でペラペラになって帰国する。愛読書は『ちびまる子ちゃんの俳句教室』(集英社刊)。 トルコ&日本人、寅年、B型。
夫 (おっと)
ゆかりの夫。トルコ人。作中では、アルファベット大文字の「T」と書かれたTシャツを着ていることが多い。トルコ人、寅年、B型。
A先生 (えーせんせい)
民族楽器の先生で、夫の友人。楽譜が読めて弾き方もわかるが、トルコ独特のリズムや音階がわからないゆかりはもちろん、リズムや音階は完璧だが楽譜が読めない夫に根気強くサズを教える。ダルブカを習っているケナンはリズムや打ち方の習得が早く、先生も張り切っている。
その他キーワード
サズ
夫とゆかりが習うことになった弦楽器で、トルコのポピュラーな民族楽器。ピックは薄く、弦は7本。木製でギターより軽い。高価なものほど木が薄く壊れやすい。夫がトルコで購入した。
ダルブカ
ケナンが習うことになった打楽器で、片側だけに皮が張ってある民族楽器。