たたかうお嫁さま

たたかうお嫁さま

けらえいこによるコミックエッセイ、「セキララ」シリーズ第二作。結婚式までの準備や一般にはなかなか聞けない本音、裏事情などをユーモアたっぷりに描く。プロポーズから両親への紹介、仲人、式場選びなどの第一幕、ドレスや引き出物、結婚式に呼ぶ招待客選びなど結婚式準備の第二幕、結婚式当日のドタバタやハネムーンを描いた第三幕の三部構成。最後に式後のパプニングも描かれている。

正式名称
たたかうお嫁さま
ふりがな
たたかうおよめさま
作者
ジャンル
エッセイ
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概要・あらすじ

数か月でOLのイスをドブに捨て、付き合って1年半の彼・田上との結婚を考え始めていた作者・けらえいこ。ある日、終電間近になって田上の家から駅まで送ってもらう途中で、けら田上にプロポーズをする。結婚なんてまだ面倒くさいと抵抗する田上だが、けらの熱意と自信に負け、押し切られるカタチで結婚の約束をする。

そこからけら田上の理想の結婚式に向けての準備が始まった。

登場人物・キャラクター

けら えいこ

漫画家。身長は小さいが明るいお調子者。いきおいでモノを言うタイプ。自らプロポーズをして、田上との結婚を決める。教会で結婚式がしたい、円卓がいい、披露宴は窓のある部屋など明確なビジョンを持つ。心配性で司会やビデオ係、ピアノ演奏が失敗したり、欠席者が多かったらどうしようなどと、悪夢にうなされる。 結婚式当日、ビデオ係やカメラ係が控室に来ないので呼び出してもらおうと、ドレスのまま廊下を走り、前代未聞と式場担当者に怒られる。

田上 (たうえ)

25歳。サラリーマン。けらえいこの彼氏であり、夫となる人物。髪型は真ん中分け。結婚なんて面倒くさいと言っていたが、けらえいこの熱意に負け、結婚することになる。あまり気が利かないので、よくけらに怒られている。料理が上手。会社にはよく遅刻している。

けらえいこの両親 (けらえいこのりょうしん)

けらえいこの両親。九州の大分出身。田舎者。田上があいさつに来た時、スーツの上からでもはんてんを勧める。けらと一緒で二人とも少食。

田上の両親 (たうえのりょうしん)

横浜在住。母は身なりをきれいにしており、父は一見恐そうに見える。上品な両親。けら家と違い、二人ともよく食べる。

吉成 (よしなり)

田上の上司。頼まれ仲人。白髪に眼鏡、面長の男性。簡単な紹介でいいという田上に対し、プロフィールや馴れ初めを伝えるのが仲人仕事だからと諭す真面目な人物。

松尾くん (まつおくん)

けらえいこの友人。映研出身でムービーを持っていたことから、結婚式のビデオ係を頼まれる。けらに親族との写真撮影の風景を撮ってほしいと頼まれていたが、会場の係の人に友人は入ってはいけないとたしなめられて、その風景を撮ることができなかった。ビデオ係なのに前へ出ず、来客の後ろ姿を撮っていたり、女性客の尻を撮影していたりする。

池内 (いけうち)

けらえいこの友人。披露宴でのピアノ演奏を頼まれる。控えめでそんな大役は無理と逃げ回るが、「あんたの伴奏で入場するのが夢だった」というけらの熱意に負け、引き受けることに。緊張のあまり、当日は演奏を少しとちってしまう。

イベント・出来事

ブライダルフェア

ドレス、ブーケ、引き出物、お料理などを展示し、式場を選んでいるカップルに検討してもらう見本市。大きな式場やホテルでは年二回、オフシーズンに開催することが多い。会場にはカップル以外にも親や親戚も来ていたりする。けらえいこ、田上も二人で参加する。

場所

結婚講座 (けっこんこうざ)

教会で式をあげる時に信者でない人が受けなくてはならない講座。会場は教会横のホールで、受付時に出席のハンコをもらう。二人そろって出席し、規定回数を終了しないと式を挙げさせてはもらえない。田上は仕事場から直行するが、遅刻しそうになり、けらえいこをハラハラさせる。

前作

セキララ結婚生活 (せきららけっこんせいかつ)

けらえいこによるコミックエッセイ、「セキララ」シリーズ第一作。結婚生活のあるあるがふんだんにちりばめられた夫婦の日常が描かれる。 関連ページ:セキララ結婚生活

続編

いっしょにスーパー

けらえいこによるコミックエッセイ、「セキララ」シリーズ第三作。燃えるような恋をして、当初はあがりまくりだった新婚生活も、気づけばすっかり緊張感がゼロになっていた。そんなツマとオットの結婚3年目の日常を... 関連ページ:いっしょにスーパー

7年目のセキララ結婚生活 (ななねんめのせきららけっこんせいかつ)

けらえいこによるコミックエッセイ、「セキララ」シリーズ第四作。作者自身の結婚生活をもとに描く、読むと結婚したくなる元祖結婚漫画。 関連ページ:7年目のセキララ結婚生活

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