トーマの心臓

ドイツのシュロッターベッツ高等中学を舞台に、己の罪に囚われるユリスモール・バイハンを愛し、彼を解放するために自殺したトーマ・ヴェルナーと、トーマにそっくりな顔のエーリク・フリューリンク、そしてユリスモールを見守り続けるオスカー・ライザーたちを中心に、少年たちが試練の中で愛すること、赦すことを知り、自分たちの進むべき道を模索する様を叙情的に描いた作品。作者萩尾望都初期作品群の中でも、『ポーの一族』と並ぶ代表作とされる。

  • トーマの心臓
  • 楽天
  • Amazon
正式名称
トーマの心臓
作者
ジャンル
恋愛一般
レーベル
小学館文庫(小学館) / フラワーコミックススペシャル(小学館)

総合スレッド

トーマの心臓(漫画)の総合スレッド
2016.01.25 12:33

新着関連スレッド

ルドルフ・ミュラー(トーマの心臓)の総合スレッド
マンガペディア公式 2016.01.25 12:37
ユリスモール・バイハン(トーマの心臓)の総合スレッド
マンガペディア公式 2016.01.25 12:37

新着関連スレッドもっとみる

新着関連ガイド

感慨深い『愛』の名言集
マンガペディア公式 2015.12.22 19:36

概要

雪の日、シュロッターベッツ高等中学の生徒トーマ・ヴェルナーが陸橋から転落死した。悲しむ生徒たちに、事故であったという発表が告げられるが、クラス委員で舎監のユリスモール・バイハンの元に届いた、生前のトーマが出したと思われる手紙は、その事実を否定していた。トーマの死は自殺によるものだった。

それを知ったユリスモールはトーマの死という影から逃れたいと考え、彼の墓の前でその手紙を破るが、そこにトーマとそっくりな顔の少年エーリク・フリューリンクが通りかかる。

登場人物・キャラクター

主人公
『トーマの心臓』の主人公のひとり。シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。14歳。クラス委員で図書委員、成績トップ。寮で同室のオスカー・ライザーと共に、中等部四年と一年の寮であるヨハネ館で舎監を務...
主人公
『トーマの心臓』の主人公のひとり。シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。14歳。トーマ・ヴェルナーの死の半月後、ケルンから入学してきた。それまではずっと家庭教師に勉強を習っていたため、学校生活の...
シュロッターベッツ高等中学中等科四年の生徒。13歳。可愛らしい顔立ちと穏やかで優しい性格で、誰からも無条件に愛されるような存在だった。上級生に気に入られており、ヤコブ館のお茶会にも呼ばれていた。雪の日...
シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。15歳。父グスタフ・ライザーと共に一年間旅行をした後に入学したため、周囲の生徒よりも一歳年上となった。シュロッターベッツ高等中学の校長ルドルフ・ミュラーが実...
シュロッターベッツ高等中学高等部四年の元生徒。現在は放校処分となっている。特徴的な八角系のメガネをかけている。頭が良く、悪魔的な思想の持ち主で、放校以前も不良として知られていた。大変な読書家で、図書室...
シュロッターベッツ高等中学中等科四年の生徒。13歳。トーマ・ヴェルナーと仲がよく、二人揃って上級生のお気に入りだった。トーマの死の半年前に、どちらが先にユリスモール・バイハンを落とせるかという賭けをし...
。シュロッターベッツ高等中学中等科四年の生徒。13歳。元々盗癖があるため、上級生ホセから自分の時計を盗ったと疑われている。トーマ・ヴェルナーに好意を寄せており、彼の行動を追っているうち、トーマがユリス...
シュロッターベッツ高等中学の校長。オスカー・ライザーの父グスタフ・ライザーの大学時代の友人で、オスカーの実父でもある。落ち着いた性格で、周囲の人々に尊敬されている。
シュロッターベッツ高等中学の保健医。サイフリートに暴行を受けた傷痕の残るユリスモール・バイハンを心配し、彼の寮の部屋を6人部屋からホーマン先生の舎監室に変えさせた。アルットはドイツ語で医師の意味であり...
シュロッターベッツ高等中学の教師。学校教育を受けたことのない奔放なエーリク・フリューリンクに手を焼く。妻は既に死去しているが、孫が大勢いる。
シュロッターベッツ高等中学の化学教師。トーマ・ヴェルナーが死んで以来、様子のおかしいユリスモール・バイハンを心配している。ユリスモールとオスカー・ライザーが使っている舎監室は元々彼の部屋だった。
エーリク・フリューリンクの母親。エーリクの父親であるロジェ・ブラウンと離婚した後、出身地であるケルンに戻り、エーリクと暮らしていた。プレイガールで、常に恋人とは長続きしていなかったが、バーデン湖畔への...
マリエの婚約者である男性。オーストリア貴族の末裔。ボーデン湖畔にある古いホテルのオーナー。マリエと共に交通事故に遭い、左足を切断した。
長年マリエの弁護士をやっている男性。マリエとユーリ・シド・シュヴァルツが事故に遭い、マリエが亡くなったという報せの手紙をエーリク・フリューリンクとルドルフ・ミュラーに送った。
ユーリ・シド・シュバルツの友人で医師。鼻の赤い男性。左足を失ったユーリ・シド・シュバルツの頼みを聞き、彼をシュロッターベッツ高等中学まで連れてきた。
エーリク・フリューリンクの父親。ハンブルグに住んでおり、マリエと離婚した後、現在は再婚している。マリエはエーリクに父親の話をしていなかったため、エーリクはマリエの死後彼の存在を知った。
オスカー・ライザーの父親。プロカメラマン。五年前にオスカーをシュロッターベッツ高等中学に入れたきり、南米に写真を撮りに行ってしまい、一度も会いにきていない。オスカーは彼がもう死んでいるのではないかと考...
オスカー・ライザーの母親。オスカーがシュロッターベッツ高等中学に入学する一年半前に拳銃の暴発事故で死んだとされている。夫グスタフ・ライザーを愛していたが、彼が子供を作ることができないとわかり、大学時代...
ユリスモール・バイハンの母親。ドイツ人以外の民族に偏見を持つ母親の反対を押し切って、ギリシャ系ドイツ人である夫と結婚。夫の死後は、母親と共にウィースバーデンで暮らしている。
ユリスモール・バイハンの妹。8歳。ユリスモールと同じ両親の子供だが、彼女は金髪。病弱。
トーマ・ヴェルナーの父親。かつてシュロッターベッツ高等中学で数学教師をしていたが、肺を悪くして退官した。牧師の資格も持っている。
トーマ・ヴェルナーの母親。トーマによく似た面差しを持つ女性。エーリク・フリューリンクの実父ロジェ・ブラウンのいとこにあたる。
シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。ユリスモール・バイハンのクラスメイト。お堅いユリスモールに反発を覚えており、入学してきたエーリク・フリューリンクを仲間に入れたいと考えている。班長を務めてい...
シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。ユリスモール・バイハンのクラスメイト。「ユリスモール親衛隊」を名乗る一人で、ユーリを尊敬している。軸のゆるいメガネをかけている。
シュロッターベッツ高等中学高等部一年の生徒。ユリスモール・バイハンのクラスメイト。「ユリスモール親衛隊」を名乗る一人で、ユーリを尊敬している。
シュロッターベッツ高等中学高等部三年の生徒。窃盗癖のあるレドヴィを吊るし上げようとしていた。
シュロッターベッツ高等中学高等部五年の生徒。四年時はサイフリート・ガストと同じクラスだった。ヤコブ館の2階で、その週に功労のあった生徒を呼ぶお茶会を開いているメンバーの一人。該当者が居ない週は、いつも...
シュロッターベッツ高等中学高等部の上級生。ヤコブ館の2階で、その週に功労のあった生徒を呼ぶお茶会を開いているメンバーの一人。ややナルシスト的な言動。左目の下に泣きぼくろがある。
シュロッターベッツ高等中学高等部の上級生。ヤコブ館の2階で、その週に功労のあった生徒を呼ぶお茶会を開いているメンバーの一人。ユリスモール・バイハンを強引にお茶会に誘おうと、図書館の本を大量に借りた。

集団・組織

西ドイツノルトバーデン地方の中高一貫の全寮制男子校。