太陽惑星イカルス

太陽惑星イカルス

異常低温現象で汚染雲に覆われた地球を救うべく、太陽エネルギーを地球に送るイカルス計画。その乗組員・伊賀中佐は、出発間際に恋人を地球解放戦線の爆弾テロで殺されてしまう。伊賀中佐は悲しみにくれるも、太陽に向けて出発するのだった。SF短編マンガ。

正式名称
太陽惑星イカルス
ふりがな
たいようわくせいいかるす
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

疑似氷河期と呼ばれる異常低温現象で、地球は汚染雲に覆われていた。日増しに冷えていく地球は絶望の闇に閉ざされていた。そこで、太陽の近くまで行き、太陽エネルギーを地球に送るというイカルス計画が実行される。その乗組員・伊賀中佐は、出発間近に恋人を地球解放戦線の爆弾テロで殺されてしまう。彼は、悲しみにくれる中、太陽に向けて出発するのだった。

登場人物・キャラクター

伊賀 五郎 (いが ごろう)

航空宇宙局のイカルス計画乗組員。中佐。イカルス1号出発の前に、恋人の圭子を地球解放戦線の爆弾テロで亡くす。悲しみにくれる中、地球を救うために太陽に向けて出発した。

圭子 (けいこ)

伊賀五郎の恋人。地球解放戦線の爆弾テロで死亡。

キング中将 (きんぐちゅうじょう)

イカルス計画を指揮し、地上より指揮を執る。

その他キーワード

イカルス計画 (いかるすけいかく)

『太陽惑星イカルス』の用語。度重なる大気汚染のために、地球の周りにどすぐろい汚染雲が厚く広がり太陽光を遮断してしまい、地球の気温は低下していった。そこでイカルス1号を太陽の近くまで飛ばし、大型のパネルで太陽エネルギーを受け、船体のエネルギー発生器でレーザーに変えて地球に向けて発射する。汚染雲をつらぬいて地球に到達したレーザーエネルギーを再び地球のエネルギー変換器で電気に変え、世界中に供給するというもの。

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