概要・あらすじ
四辻なぎさは、生真面目で一生懸命な性格の新人OL。住宅設備会社「株式会社ホニャップス」に入社した彼女は、入社前から社について熱心に勉強し、入念な準備をしていたにもかかわらず、入社当日に遅刻をしてしまう。慌てるなぎさだったが、ショールームのスタッフは、皆マイペースでおっとりとした、愉快な面々だった。
登場人物・キャラクター
四辻 なぎさ (よつつじ なぎさ)
住宅設備会社「株式会社ホニャップス」のショールームに勤める22歳の女性。前髪を右から左に向かって斜めに分けて額を見せ、肩まで伸ばしたセミロングヘアを外巻きにしている。真面目で前向きな性格の張り切り屋。しかし男性運が極端に悪く、友人からは「なぎさの交際相手は皆ダメ男の代名詞的存在」と言われるほど。趣味は読書で、特技は暗記。 お酒には弱い。
糸米 仁 (いとよね じん)
住宅設備会社「株式会社ホニャップス」に勤める若い男性で、社長である糸米徹の息子。前髪を真ん中で分け、癖のある髪を襟足まで伸ばしたショートカットヘアをしている。甘やかされて育ったため、ややわがままで世間知らずな性格で、思い通りに行かないことがあると地団太を踏む。四辻なぎさのことが密かに気になっている。
天花 まりか (てんげ まりか)
四辻なぎさの先輩で、住宅設備会社「株式会社ホニャップス」に勤める年齢不詳の若い女性。前髪を目の上で切り、胸のあたりまで伸ばしたロングウェーブヘアを低い位置で1つに結んでいる。大の占い好きで、なぎさに「ナギー」というあだ名を付けた張本人でもある。仕事ぶりは優秀だが、年齢をはじめ謎が多い。
若宮 大地
住宅設備会社「株式会社ホニャップス」でショールームアドバイザーを務める若い男性。前髪を真ん中で分けた撫でつけ髪をしている。ドジなうえに運に恵まれない人物で、よく転んで怪我をしたりしている。住んでいる建物が断水と停電になった際に糸米仁の家に居候して、仁の身の回りの世話をしたこともあるが、それが原因で糸米徹に仁と交際しているのではと誤解を受けてしまった。
桜畠 ゆうこ (さくらばたけ ゆうこ)
四辻なぎさの先輩で、住宅設備会社「株式会社ホニャップス」のショールームアドバイザーを務める若い女性。前髪を真ん中で分けて額を全開にし、ロングヘアを後ろで1つにまとめている。お風呂が大好きで、予定のない休日は、何度もお風呂に入ってしまうほど。
糸米 徹 (いとよね とおる)
住宅設備会社「株式会社ホニャップス」の社長を務める初老の男性。前髪を真ん中で分けて額を見せ、撫でつけ髪にしている。太い眉と口髭が特徴。おちゃめで親しみやすい性格で、息子と社員をこよなく愛している。若宮大地が糸米仁の家に居候した際には、男性同士である2人が交際しているではと誤解するが、「恋愛は自由」と即座に応援するほどの懐の深さを持つ。
東山 一平
住宅設備会社「株式会社ホニャップス」の営業所に勤める、営業担当の若い男性。前髪を眉上で短く切った癖のあるショートカットヘアで、眼鏡をかけている。四辻なぎさとは新入社員歓迎の飲み会で知り合った。明るくノリのいい性格。
集団・組織
株式会社ホニャップス (かぶしきがいしゃほにゃっぷす)
糸米徹が社長を務める住宅設備会社。主にトイレ、バス、キッチン、洗面化粧台、水洗金具などを扱っている。1970年に創立し、資本金は非公開。本社は東京都、工場は九州地方、支店とショールームは全国各地に存在する。
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