概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ジュン
『OL進化論』の主人公格。総務二課所属のOL。連載開始直後は長い髪だったが、タバコで焦がしたため、ショートボブにした。そのときからタバコも止めている。「すいません」を十通り使い分ける名人。同期の美奈子と仲がよく、休憩などでも一緒。ひろみとけいこを加えた4人組での行動も多い。両親との3人暮らし。 仕事は優秀とはいえないが、出来が悪いというほどでもない。思っていることが表情や言動に出てしまう。意外とちゃっかり者。家ではズボラで怠惰な生活をしている。高校のときから付き合っている森下は別の会社に勤めている。独り暮らしの森下のところで料理を作ることもある。長いつきあいなので、たまに結婚の話が出そうになるが、具体的には進展しない。 たいへんな食いしん坊で、その味覚は友人の間でも評価は高い。しかし、土地勘がなくで、おいしい店の場所がわからない。
美奈子 (みなこ)
『OL進化論』の主人公格。総務二課所属のOL。ジュンの同僚で社外でも仲のよい友人。ひろみとけいこも加えた4人組での行動も多い。連載当初は主人公扱いだったが、次第にサブ主人公扱いになってきている。常識的な性格でジュンのフォローをすることが多い。交友関係が広く、多くの友達の家へ遊びに行っている。 独り暮らし。
課長 (かちょう)
総務二課所属。ジュンと美奈子の上司で、中間管理職の鑑のような人物。眠そうな目をしていて、一件ボーッとしているが部下の性格を理解していて、ほどよく厳しく接している。妻と一男一女の4人家族。家でもやはりボーッとしている。
ひろみ
総務二課所属のOL。ジュンと美奈子の同僚で、社内報を担当している。OLの中では唯一のメガネキャラで、髪はオデコを出し、カチューシャで背中まで伸ばした髪をまとめている。独り暮らし。ホラー映画ファンで、休日は部屋に籠もってビデオを観ていることが多い。けいこと仲がよい。
けいこ
総務二課所属のOL。ジュンと美奈子の同僚。背中まで伸ばした髪を後頭部でリボンで結んでいる。グループ内ではしっかり者だが、一般的にはそれほどでもない。彼氏を何回か変えている。実家暮らし。ひろみと一緒にいることが多い。
田中 (たなか)
総務二課所属のサラリーマン。ジュンと美奈子の同僚で、営業2課では唯一のレギュラー男子。ヒラ社員。丸いメガネをしている。温厚でちょっと抜けている。人がよく、面倒なことを押しつけられやすい。いつでも花嫁募集中だが、ヤモメ暮らしが板につきすぎたために縁がないと、本人も感じている。
ママ
課長の妻。ちょっとつり目。専業主婦として、家庭を守っている。食事で手を抜くことも多い。ダンナとはほどほどによく理解しあっていて、気になるけどお互いに見て見ぬふりということもある。子どもたちに自然に家事をやらせようと画策。息子を料理上手に育てつつある。
いちろう
課長の息子。父親似で、眠そうな目をしている。友人たちの発言に左右される、ごく普通の高校生。ママの誘導で料理上手になりつつある。作中で名前を呼ばれることはないが、メモに自分の名前を書いたことがある。
さつき
課長の娘。母親似でちょっとつり目。髪を頭の左横で結んでいる。ママの本音を敏感に感じ取るのは、兄のいちろうよりもうまい。作品内で名前を呼ばれることはなく、人物紹介で明かされた。
森下 (もりした)
ジュンの恋人。高校次代からつきあっている。勤め先は別。独り暮らしをしていて、ジュンが泊まり掛けで遊びに来ることもある。ジュンの行動を完全に理解していて、扱いもうまい。ときめきはなくなっているが、ジュンがおいしそうに食事しているところを見るのが好きらしい。
おじさん
ジュンと美奈子が常連となっている定食屋の主人。OLたちを飽きさせない、アイディアたっぷりの新メニューを用意する。ナゾナゾのようなメニュー名をつけることも多い。
令子 (れいこ)
ジュンたちが働く会社の社長秘書。神宮寺社長を最適な時間で社内を移動させて、全社に大きな影響を与えさせている。社員の行動にも細かく気を配っていて、さりげないフォローをすることも。自分の用事はごく短時間で済ませてしまう。あまり目立たないスーパーレディ。一時期は「社長秘書 令子」のシリーズがあった。
お父さん (おとうさん)
ジュンの父。作中では珍しい四角いメガネをした人物。ジュンの会社とは別の会社で部長をしている。だらしないジュンの行く末をお母さん以上に危惧している。
絵美 (えみ)
総務二課所属のOL。ジュンと美奈子の同僚。連載初期のレギュラーで、黒い髪を右で分けている。バイリンガルで、たいへんガサツな下町英語を使う。しばしば相手を怖がらせ、店ではサービスがよくなったりした。
書誌情報
OL進化論 42巻 講談社〈ワイドKC〉
第1巻
(1990-10-19発行、 978-4061765948)
第2巻
(1991-06-20発行、 978-4061766075)
第3巻
(1991-12-13発行、 978-4061766204)
第4巻
(1992-06-19発行、 978-4061766419)
第5巻
(1993-01-21発行、 978-4061766693)
第6巻
(1993-09-17発行、 978-4061766976)
第7巻
(1994-04-20発行、 978-4061767287)
第8巻
(1994-12-14発行、 978-4061767522)
第9巻
(1995-07-17発行、 978-4061767737)
第10巻
(1996-03-19発行、 978-4061767959)
第11巻
(1996-11-20発行、 978-4063373141)
第12巻
(1997-05-21発行、 978-4063373318)
第13巻
(1998-03-19発行、 978-4063373554)
第14巻
(1998-10-20発行、 978-4063373752)
第15巻
(1999-10-20発行、 978-4063374179)
第16巻
(2000-03-21発行、 978-4063374360)
第17巻
(2000-11-20発行、 978-4063374575)
第18巻
(2001-08-16発行、 978-4063374728)
第19巻
(2002-05-21発行、 978-4063374933)
第20巻
(2003-09-19発行、 978-4063375305)
第21巻
(2004-05-20発行、 978-4063375466)
第22巻
(2004-11-20発行、 978-4063375589)
第23巻
(2005-05-21発行、 978-4063375718)
第24巻
(2005-12-21発行、 978-4063375893)
第25巻
(2006-06-23発行、 978-4063376012)
第26巻
(2007-01-23発行、 978-4063376081)
第27巻
(2007-09-21発行、 978-4063376234)
第28巻
(2008-06-23発行、 978-4063376432)
第29巻
(2009-05-22発行、 978-4063376722)
第30巻
(2010-03-23発行、 978-4063376869)
第31巻
(2011-03-23発行、 978-4063377040)
第32巻
(2011-10-21発行、 978-4063377323)
第33巻
(2012-07-23発行、 978-4063377491)
第34巻
(2013-03-22発行、 978-4063377774)
第35巻
(2013-11-22発行、 978-4063377897)
第36巻
(2014-12-22発行、 978-4063378115)
第37巻
(2015-12-22発行、 978-4063378351)
第38巻
(2020-02-21発行、 978-4063378566)
第41巻
(2020-09-23発行、 978-4065205488)
第42巻
(2020-10-23発行、 978-4065205471)