ニッケルオデオン

SF、ファンタジー、ホラーに怪奇譚など、さまざまな非日常ジャンルをごちゃ混ぜにしたオムニバス作品集。閉園後の動物園で人語を話す虎と女子高生が出会う「Heart Food」をはじめとした、39のエピソードを収録している。基本的にすべてのストーリーは独立しているものの、続編やクロスオーバーが多く見られるため、出版された順番に読み進めることでより深く内容を理解できる。各巻には番号がなく色で分けられており、赤、緑、青の順に全3巻が出版された。「コミックIKKI」2010年11月号から2014年10月号まで連載された作品。

正式名称
ニッケルオデオン
ふりがな
にっけるおでおん
作者
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
レーベル
IKKI COMIX(小学館)
関連商品
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あらすじ

Heart Food

閉園後の動物園にて、女子高生は寝ていたベンチで目を覚ました。そこに人語を話すがやってきて、出口まで案内してくれるという。しかし女子高生には、動物園から脱出するのとは別の思惑があった。

コピ・コピ・ルアク

東京の大学に進学した菅原だったが、とある出来事をきっかけに帰省。上條、中村ら友人と共に多岐の家で酒を飲み交わしていた。夜中になり、他の友人らが追加の酒を買いに出かけている間、菅原は多岐から超希少なコーヒー「コピ・コピ・ルアク」を勧められ、同時にある秘密を暴露される。

ファニーゲーム

部室でしりとりに興じる4人の女生徒たち。しかしそれは日常的で穏やかな遊びではなく、部室の外を闊歩する化け物から生き延びるため、交番に助けを求めに行く一人を選ぶ過酷なしりとりだった。しりとりに負けたレイコは、仕方なく部室の外へと踏み出す。

カクリヨジョウント

大学院で研究をしているイズミのもとに、大学時代の旧友キリヤが訪ねてきた。キリヤは小学校の職員だが、生徒であるイケジリハルナと恋に落ち、駆け落ちをするつもりだと言う。彼はそのために、イズミが完成させたある道具を使わせて欲しいと話を持ちかけてくるのだった。

竹取パラダイム

疑似科学科に籍を置くイズミには、心を寄せるセンパイがいた。センパイは人に無理難題を吹っ掛けては悦ぶような人物で、イズミにも狛犬鍋を食べてみたいというお題を課していた。その後、センパイから狛犬鍋を作った人と結婚をするつもりだと聞かされたイズミは、彼の無理難題を実現する決意を固める。

フェイスハガー

クラマエはクラスの同級生キヨスバシから探し物を手伝って欲しいと頼まれる。その探し物とは、映画「エイリアン」シリーズに登場するフェイスハガーに似たものだという。そんなものがいるはずないと否定するクラマエだが、その瞬間、視界の端にフェイスハガーのような何かを見つける。

ヒールとスニーカー

生まれつき身体と内臓の一部を共有して生きているシャム双生児の女の子、ハルナツ。2人は自分たちと同じような境遇の双子を研究している大学でアルバイトをしていた。アルバイトの内容は、双子がお互いの意識を共有することができるかどうかの調査。頭部に電極を付けられ、意識が同調すれば機械が反応すると言われた2人だったが、性格の違う姉妹では、機械はなかなか反応を示さなかった。

ヴィジランテ

人知れず街の平和を守るヒーローのタイガーリリーは、師であるミッドナイトファルコンを失ったが、街を守る決意を新たに固めていた。そこにジュニアと名乗る新人ヒーローが現れる。彼はヒーローの宿敵ドクトルマンダークの首級を手に、タイガーリリーとタッグを組みたいと持ちかける。

動物磁気性恋愛主義

「フェイスハガー」に続くエピソード。キヨスバシは以前告白をしたクラマエにその返事を迫る。だが、当のクラマエには周りに内緒で付き合っているコトトイという恋人がおり、誰にも見られないはずの教室で逢瀬を重ねていた。そこに現われたキヨスバシは、2人の関係について問いただしはじめる。

ウォレン=ウィルソンは二度殺される

街の葬儀屋のもとにガンマンが現れ、一人の墓を掘り起こして欲しいと告げる。墓掘りを連れて、死体を掘り起こしたガンマンは、友人からもらったという死者の魂を呼び戻す粉で死体を生き返らせる。そしてガンマンは、生き返った彼に決闘を申し込むのだった。

ぷう太の森

動物たちが人間のように暮らしている森が舞台。突然凶行に走ったぷう太の思惑を知るため、村の住人たちはその真相を探りはじめる。

パラケルススの愛弟子達

「魔法使い」と呼ばれる少年少女たちがいる世界。ミシマユキオとアトラは、周囲にその名をとどろかせる無敵の魔法使いコンビだった。ある日の帰り道、2人は他の魔法使いに勝負をしないかと誘われる。

回収委員と幻肢痛

ある日、鳴宮は地雷の爆発によって首だけになってしまった先輩の頭部を見つける。頭部だけになってしまった先輩だったが、幻肢痛によって自分の身体がだいたいどこにあるのか分かると言う。先輩の体を元に戻すため、鳴宮は先輩の手引きに従い、体を回収していくことになった。

コロンバインで給食を

伏見は脚立をアパートの2階部分に置き、その上から飛び降りることにした。なぜならそれが伏見の導き出した、世界を損失せずに人生をやり直せる定理「2 3/7」にぴったりの高さだったからだ。しかし、飛び降りてはみたものの、過去の記憶が蘇るばかりでなかなか人生をやり直せない。伏見は諦めず、何度も飛び降りを繰り返す。

ふたなのか

死んだ兄の遺品を整理していた友永は、宛名も差出人もないハガキを見つける。そのハガキには待ち合わせの日付と場所が書いてあり、興味を惹かれた友永は待ち合わせ場所である神社へと赴く。そこで出会ったのは、「輪狂い姫」と呼ばれる巨体の鬼だった。

かわずカース

橘和樹のもとに少女が訪ねてきた。手塚椿は、橘のクラスメイトである手塚美咲の妹だと自己紹介し、鞄から1匹の蛙を取り出した。すると蛙は口を開き、自分は美咲であり、魔女に呪いでこの姿に変えられ、呪いを解くには愛の口づけが必要だから、キスをして欲しいと橘に語る。だが、美咲の姿は猛毒を持つヤドクガエルであり、口づけをすれば高確率で死んでしまう。橘は美咲に口づけをする条件として、妹にある提案をする。

飲酒番長

偶然流れ星を見かけたは、友人である雪絵の唾液がお酒になりますようにと願いをかける。その翌日、願いは真実になり、雪絵の唾液は大吟醸に変わってしまう。

恋わずらいラポール

吾妻は初恋の相手を運命の人と思い、告白をするが振られてしまう。そのショックでひどく落ち込む吾妻だったが、同じ学校に通う女生徒のコトトイが催眠術を得意としているという噂を聞きつけ、告白した記憶を消してくれるように頼む。

遊星より愛をこめて

鈴木は体が弱く、帰り道に休憩をしなくてはもたないほどの体力しかなかった。しかしある日の帰り道、普段から彼が休憩に使っていた芦ヶ丘公園は立ち入り禁止になっていた。その理由は公園内に爆弾が投下されたためであり、投下したのは主義も思想もないという秘密結社「遊星歯車機構」の仕業だという。一見脈絡のない鈴木とこの事件の間には、実はあるつながりがあった。

契約

ある3人の前に悪魔が現れ、契約に従い願いを叶えると告げる。願いには難易度に応じてポイントが割り振られ、人を一人殺すには3ポイント、現代医療を超える治療を施すには25ポイントが必要で、最大100ポイントまでの願いを叶えてくれるらしい。3人はポイントを等分し、各々の願いを叶えていく。そして残り1ポイントの願いを何にするか相談している時、彼らは思わぬ窮地に立たされる。

デック=アールヴの穴

囚人服の男性が、軍服をまとった2人の男に穴を掘れと命じられた。軍人らの言うことに渋々従う男だったが、地面を掘り進めていくと、人が入れるほどの横穴にたどり着く。過去に聞いた妖精デック=アールヴの話を思い出しつつ、男はその穴に足を踏み入れる。

カミサマレガシィ

短編集の中のさらに短編で構成されるエピソード。カミサマに命じられて空を支えるアルバイトをしている少年と女学生のお姉さんが出会い、縁を深めていく。

ヒッキー&ガッキー

音羽は、学校でもらったプリントを届けにひきこもりの千石家へと赴く。千石の家はいわゆるゴミ屋敷で、家の外も中も足の踏み場もないほどの有様。音羽は、また来週来ると言い残して千石家を去ろうとするが、それに対し、千石はもう会えないと応える。これから役所の人がゴミを片付けにくるため、その時自分も一緒に捨てられるのだろうというのだ。そんな会話のなか、ついに役所によるゴミの回収が始まった。

カミサマソロギィ

「カミサマレガシィ」の続編的エピソード。同じく短編の中でさらに短編に分かれた構成になっている。少年が持つパンドラの箱や人類史のすべてを記すというモノリスにまつわる話が描かれる。

水神岩

その昔、丹波の国では長く続く雨のせいで作物が腐ってしまう季節があった。村の人々はこれが水神の仕業だと恐れ、イケニエの男性を選んで水神にささげることにした。覚悟を決めた男の前にとうとう水神が現れるが、水神はイケニエを食べようとはせず、逆に縛っていた縄をほどき、自由にしてくれた。だからといって村に帰るわけにもいかない男は、水神との共同生活を始めるのだった。

パラノイドアンドロイド

とある病院の前に2人の男女が現れた。彼らはその地を離れる前に、自分たちが出会った場所である病院を見ておきたかったのだと語る。その後、すれ違うようにして刑事らしき男性らが現れるが、彼らは先に現れたカップルを知っているかのように、その出会いや馴れ初めを語りだす。

Grimm DEAD

白雪姫がふと目を覚ますと、そこは棺の中だった。身を起こした彼女は急な嘔吐感に見舞われ、リンゴを吐き出してしまうが、それを見て今までの状況をおぼろげに思い出す。しかし詳しい過去を思い出せない彼女は、それまで一緒に暮らしていた小人たちを探して歩きだした。

迷子のチーコ

チーコは、極度の方向音痴だった。道に迷わないために必死で地図に目印をつけるが、それも塀の上にいる黒猫を目印にするほどで、どこかズレている。そんなチーコを見て、友人のユウはもう目を離さないことを誓い、家に連れて帰るのだった。

リノベート・アト・ランダム

惑星探査員を務める2人の男女は、未開の惑星でリノベートを行なって1ヵ月滞在し、移住可能な星かどうかを調べる仕事をしていた。ある時、半日もあれば1周できるほどの小さな惑星を発見した彼らは、いつもどおりにリノベートを開始する。

食餌の衝動

森の中でエンストを起こしてしまった家族は、近くの屋敷に助けを求めるが、そこは食人鬼の棲家だった。一家は食人鬼に捕まってしまい、と幼い妹を残して食べられてしまう。そして、食人鬼は残された姉妹に、どちらが先に自分に食べられたいかと問いかける。

魅惑のヴンダーカンマー

5年生になったユースケは、クラスに馴染めずにいた。そんな彼に対してクラスメイトは、近くに住む魔女の家からコレクションをひとつでも持ってくれば、仲間にしてやると告げる。早く友達を作らないと悲惨な夏休みを過ごすことになると危惧したユースケは、意を決して魔女の家を訪ねる。

とある家族の飲尿法

ある病院にて、死の淵にいる祖父を家族一同が見守っていた。そんななか、祖父がおもむろに喋り出し、ある願いを口にした。「処女のおしっこが飲みたい」。家族は祖父の望みを叶えようと、孫の手塚美咲に頭を下げるが、美咲はその願いを断るのだった。

不死体コンストレイント

マンションに帰宅しようとした一人暮らしの青年は、不意に上の階の者と名乗る人物に声をかけられる。深くフードをかぶったレミントンが言うには、洗濯物をその部屋のベランダに落としてしまったので、部屋に入らせて欲しいという。特に怪しむことなく了承した青年だったが、招き入れた彼女の正体は人を食らう化け物だった。

かいばみ幽霊

マンションに暮らす一組の同性愛のカップルは頭を抱えていた。今のマンションに引っ越してきてからというもの、昼夜を問わず出現する浮遊霊に悩まされ続けていたのだ。カップルの一人であるマサキは、悩みを打開するため、幽霊の研究をしている後輩の菅原に助けを求める。

ミシュリーヌとその中の者たちの話

ミシュリーヌは恋多き巨人で、好きになった男性を丸々呑みこんでしまう性癖があった。ミシュリーヌに見初められ、呑みこまれてしまったシャルル=ルイは、彼女の体の中で同じく呑みこまれた男性らと出会う。

ほうき星のナルナ

舞台はあるオンラインゲームの中。そこには、「ほうき星のナルナ」と呼ばれるキャラクターがいた。その噂を聞いたプレイヤーが、二つ名に興味を持ちナルナのステータスを確認すると、走行速度が規格外の数値を示していることを知る。その分のステータスを筋力や知力に充てていればゲーム内の英雄になれたのに、と話す周囲のプレイヤーたち。しかし、そのステータスの振り分けにはナルナしか知らない理由があった。

積めない方程式

ある宇宙船に潜んでいた密航者のフォーミュラが、その船を操るドロイド(ロボット)のコールドに見つかってしまう。密航者を船外に追放しようとするドロイドと、見逃してほしいと願う密航者。両者の意見は対立し、激論が繰り広げられていく。

OKEYA

女子高生が3人、たわいのない雑談に興じている。会話の内容はアメリカで発生したというタイフーンの話や、北京で蝶が羽ばたくとテキサスでタイフーンが起きる、というバタフライ効果について。そんななか、商店街の桶屋がつぶれているのを見て、会話はあらぬ方向へと進んでいく。

うたかたの日々

オレは、今まで付き合っていた幼なじみの花菜から突然の別れを切り出される。理由を問いただすと、花菜は動物園のハヤブサに恋をしてしまったのだという。隣町の女子高生と付き合っているという話を聞き、自分にもチャンスがあるのではと語る花菜に対し、青年はそれを都市伝説だと突っぱねる。

登場人物・キャラクター

女子高生

エピソード「Heart Food」に登場する。動物園のベンチで寝てしまい、閉園後になってようやく目を覚ました女子高生。近づいてくる虎を見かけて動揺するものの、相手に食べる気がないと言われて信用する。出口まで送ってくれるという虎と道すがらさまざまな話をするが、途中で虎の目を盗み、どこかへ消えてしまう。他エピソードでも登場人物たちの会話の端々に登場し、「フェイスハガー」では虎とAまでいったらしいことなどが語られるほか、「うたかたの日々」では虎にまたがって登場する。

菅原 (すがわら)

エピソード「コピ・コピ・ルアク」に登場する。東京の大学に通っていたが、久々に帰省した際、多岐の家で友人らと夜中まで飲み続け酔っ払ってしまう。その後、多岐から超希少なコーヒーにまつわる話と、ある秘密について打ち明けられる。他エピソードにも登場し、「ヒールとスニーカー」では、双子の共感能について、「かいばみ幽霊」では霊体との会話を実現する研究に従事している様子が描かれる。

レイコ

エピソード「ファニーゲーム」に登場する。化け物から逃れるため部室内に立てこもっていた女性校生の一人。しりとりでお手つきをしたため、近くの交番に助けを呼びに行くことになる。しりとりをしていた4人が所属する部活内でも足が速いほうらしく、なんらかの選抜では2番目にタイムが良かった。他の部員が言うには、ミサの彼氏を奪ったことがあるらしい。 しりとりでは末尾が「る」で終わる言葉ばかりを選ぶなど頭脳プレイが光る。

イズミ

エピソード「カクリヨジョウント」に登場する。カチューシャで留めたボサボサの黒髪、黒眼のない大きな目が特徴。専門は疑似科学という分野。とある事情から月に行くための研究に執心している様子。エピソード「竹取パラダイム」ではキメラを作り出すための生物学の知識があることがほのめかされる他、「遊星より愛をこめて」では爆発物の処理で外部機関から助言を求められるなど、豊富で幅広い知識を持つ。 登場するたびに、「先輩」「教授」などと呼称が変わり、出世していることがうかがえる。天才だがネーミングセンスはゼロ。

ナヨタケ

エピソード「竹取パラダイム」に登場する。イズミの先輩の女性で、長いストレートの黒髪に切れ長の目が特徴。オセロの駒の白いほうだけを欲しがったり、狛犬鍋が食べたいと言ったり、人に無理難題を吹っ掛けては喜ぶ性癖がある。自称ドS。

クラマエ

エピソード「フェイスハガー」に登場する。ろくに会話をしたことのないクラスメイトの頼みでも断れないほど優しい性格。映画「エイリアン」シリーズで一番好きなエピソードは「エイリアン3」。エピソード「動物磁気性恋愛主義」などにも登場する。

キヨスバシ

エピソード「フェイスハガー」に登場する。左手首から先を欠損してしまった女の子。弟が見たというフェイスハガーらしき何かを探すため、クラスメイトのクラマエに協力を依頼する。当初は腰まであるほどの長い髪をツインテールにまとめていたが、のちに短く切った。映画「エイリアン」シリーズでは「エイリアン3」が一番嫌い。エピソード「動物磁気性恋愛主義」などにも登場する。

ナツ

エピソード「ヒールとスニーカー」に登場する。シャム双生児の姉。比較的柔和な性格。1年の間に6センチも背が伸びたらしく、妹のハルと行動する際には身長を合わせるため、もっぱらスニーカーを履いている。

ハル

エピソード「ヒールとスニーカー」に登場する。シャム双生児の妹。姉の身長だけが伸びたこと、双子なのに自分が妹であることに不満を漏らすなど、あけすけな性格。姉のナツと行動する際には身長を合わせるため、もっぱらハイヒールを履いている。バイト先で顔を合わせる菅原に好意を寄せている様子。

タイガーリリー

エピソード「ヴィジランティ」に登場する。街の平和を守るヒーローをしている女子高生。師匠であり、パートナーでもあったミッドナイトファルコンと組んでいたが、彼の死によって一人で街を守っていくことになった。その後、ジュニアと名乗る新人からタッグを組もうと提案されるが、断っている。単行本の幕間では、ミッドナイトファルコンに好意を寄せていたことが明かされた。 なおストーリーとは無関係だが、通っている学校の後ろの席にはキヨスバシがいる。

ジュニア

エピソード「ヴィジランティ」に登場する。タイガーリリーがいる街にやってきた新人ヒーロー。突然現れ、タイガーリリーとタッグを組みたいと提案する。

コトトイ

エピソード「動物磁気性恋愛主義」に登場する。クラマエの恋人で、周囲には内緒で付き合っている。当初はドクロの花飾りをつけた長い黒髪が特徴的だったが、のちに短く切った。エピソード「恋わずらいラポール」で登場した際には、催眠術が得意な女生徒として知られていた。

ウォレン=ウィルソン (うぉれんうぃるそん)

エピソード「ウォレン=ウォルソンは二度殺される」に登場する。帽子を目深にかぶったガンマン風の容姿が特徴。殉職した父親の仇を取るため、ジェシー=ジェイムズの墓を暴いて生き返らせ、決闘を申し込む。

ぷう太

エピソード「ぷう太の森」に登場する。オーバーオールを着た熊のキャラクター。物語冒頭から同じ村の住人であるうさ美にかじりつき、殺害。そのまま行方をくらませている。登場キャラクターの中では唯一、腕部から棒のようなものが出ておらず、他のキャラクターとは違った雰囲気を見せる。それまでは友人に弟ができると喜んで報告していたことから、現在はなんらかの理由で正気を失っている様子。

ミシマ ユキオ

エピソード「パラケルススの愛弟子達」に登場する。くせっ毛のような頭髪でメガネをかけている。使い魔のアトラと組んでおり、周辺では敵なしの魔法使いを自称している。事実、「押切町のミシマ」として、ある程度の範囲に名前は知れ渡っている。ある日、街を歩いている際にバトルを申し込まれ、これを受ける。単行本の幕間では、判釈町の人喰鬼に弟子入りを申し込んでいる様子が描かれ、またエピソード「魅惑のヴンダーカンマー」にも登場。 人喰鬼と共にいる様子が描かれた。

鳴宮 (なるみや)

エピソード「回収委員と幻肢痛」に登場する。地雷によって四散した先輩を見かけ、その肉体の回収を申し出る。表情を崩すことは少なく、冷静沈着。一方で先輩の肉体を回収している時に実力行使に打って出ることもあり、目的のためには手段を選ばない激情タイプでもある。

伏見 (ふしみ)

エピソード「コロンバインで給食を」に登場する。「2 3/7」を世界の定理と信じ、アパートの2階と3/7の高さにぴったりになる脚立をホームセンターで6時間かけて探し、その上から飛び降りることで人生をやり直そうとする。その後、クラスメイトの女子に声をかけられて仲良くなったようで、のちに登場する『OKEYA』では、クラスメイトと浴衣を着て七夕祭りを楽しんでいる様子が描かれる。 自称だが、宇宙人と交信する手段に詳しい。

友永 (ともなが)

エピソード「ふたなのか」に登場する。半月前に死んだ兄幸秀の遺品を整理している際にハガキを見つけ、記されていた待ち合わせ場所に赴く。生前の兄とはあまり会話をすることがなく、一方的に「ガリ勉」と思っていたらしいが、嫌いではなかった様子。

橘 和樹 (たちばな かずき)

エピソード「かわずカース」に登場する。手塚美咲のクラスメイト。見た目は色の薄い髪をセンター分けにしたまつ毛も長い好青年。ヤドクガエルになった美咲に口づけする代わりに、手塚椿にある提案をする。『とある家族の飲尿法』には名前だけで登場。入院中で面会謝絶となっている。

手塚 美咲 (てづか みさき)

エピソード「かわずカース」に登場する。春休みの間に魔女に呪いをかけられ、ヤドクガエルの姿に変えられてしまう。呪いを解くには愛の口づけが必要で、妹の手塚椿に頼んで、クラスメイトの橘和樹に助力を求める。椿いわく美人だけどクズ。エピソード「とある家族の飲尿法」にも登場。彼女の祖父によればまだ処女らしい。 愛煙家。

手塚 椿 (てづか つばき)

エピソード「かわずカース」に登場する。春休みの間に魔女に呪いをかけられ、蛙の姿になってしまった姉の手塚美咲を助けるべく、橘和樹のもとへ姉を連れていく。美咲が猛毒を持つヤドクガエルであることを告げずに橘に口づけを頼む、また自分は姉に触る際にきっちり手袋をはめるなど少々腹黒い面がある。エピソード「とある家族の飲尿法」にも登場。 彼女の祖父の診断によればすでに処女を失っている様子。

雪絵 (ゆきえ)

エピソード「飲酒番長」に登場する。流れ星を見た泉の願い事が現実となり、唾液がお酒になってしまった女の子。そのせいでコンビニに行こうとしてお巡りさんに追いかけられたり、二日酔いになったり散々な目に合っている。

吾妻 (あがつま)

エピソード「恋わずらいラポール」に登場する。髪を二つ結びにした女子高生。初恋をし、運命の人とまで思った人に告白したが振られてしまい、意気消沈。非常に感受性が高いようで、失恋したことから夜眠れなくなるばかりか、朝起きられなくなり、ごはんを苦く感じ、おかずが一品足りなく感じ、わきの下の汗も止まらなくなってしまったらしい。失恋のショックから立ち直るため、コトトイに催眠術をかけてもらい、カレの記憶を忘れようとする。

鈴木の友人 (すずきのゆうじん)

エピソード「遊星より愛をこめて」に登場する。黒髪を斜めに分けたクールな表情の青年。同作品の主人公ではあるが、名前は登場しない。体が弱い鈴木を気遣っており、作中では常に一緒にいる様子が描かれる。

鈴木 (すずき)

エピソード「遊星より愛をこめて」に登場する。理由は不明だが、休憩を入れながらでなければ家にも帰れないほど虚弱体質の青年。程度としては、休憩を入れずに直接家に帰ろうとして、フラついてしまうほど。休憩場所として芦ヶ丘公園がお気に入りで愛用している。

眼鏡の男性 (めがねのだんせい)

エピソード「契約」に登場する。悪魔を呼び出した3人のうちの一人。襟の大きなスーツに身を包み眼鏡をかけているのが特徴。作中では名前が呼ばれない。悪魔に積極的に質問を投げかけたりする頭脳派で、悪魔への願いも「国のため」としてすべてのポイントを暗殺に使用している。

剃りこみの男性 (そりこみのだんせい)

エピソード「契約」に登場する。悪魔を呼び出した3人のうちの一人。腕の裾から見える刺青と後頭部に入った矢印型の剃りこみが特徴。心臓に重大な疾患を抱えており、悪魔への願いごとでその治療を望んだ。

パーカーの男性 (ぱーかーのだんせい)

エピソード「契約」に登場する。悪魔を呼び出した3人のうちの一人。低い背丈とパーカーが特徴の男性。なにかとリアクションが大きく、願い事にはもらえるだけの宝石か現金を望むなど俗っぽい言動が目立つ。

囚人服の男性 (しゅうじんふくのだんせい)

エピソード「デック=アールヴの穴」に登場する。軍服を来た男性2人に言われるがまま行動する痩せた男性。その命令の意味するところは薄々予想できている様子だが、深く考えないようにしている。過去に妖精デック=アールヴの話を祖父に聞かされたことがあり、穴を掘りあてた時にはそのことを思い出している。

お姉さん (おねえさん)

エピソード「カミサマレガシィ」に登場する。ポニーテールの女子高生。河原で空を支えるアルバイトをしている少年と出会い、親交を深めていく。バストサイズは自称B。エピソード「カミサマソロギィ」にも登場している。

少年 (しょうねん)

エピソード「カミサマレガシィ」に登場する。名前は不明で、お姉さんからは「キミ」などと呼ばれている。ボブのような髪型に天使の輪に似たアホ毛が特徴。カミサマから空を支えるアルバイトを頼まれたと言っており、雨に打たれても蹴り飛ばされても、空に向かって両手をかざして直立していた。エピソード「カミサマソロギィ」にも登場する。 ノアの箱舟の設計図を書く、パンドラの箱を持ち運ぶ、人類史のすべてを記録するモノリスの管理などをしているなど多彩な仕事を抱え、非常に多忙。

音羽 (おとは)

エピソード「ヒッキー&ガッキー」に登場する。千石のクラスの学級委員。週に一度、千石家にプリントを届けに来ている。

千石 (せんごく)

エピソード「ヒッキー&ガッキー」に登場する。学校に行かず、日がな一日家でゲームをしているだけのひきこもり少女。引きこもりのためか、髪は伸び放題でかなり長い。住んでいる家はいわゆるゴミ屋敷になっているが、本人は気にしていない様子で、役所によるゴミの強制撤去が決まっても家を離れようとしなかった。またその強制撤去の際には、自分もゴミだから、一緒に処分されるだろうと覚悟を決めている。 ちなみに家があるのは文京区。

イケニエの男性 (いけにえのだんせい)

エピソード「水神岩」に登場する。水神の力を恐れた村人たちによってイケニエに出された。水神に助けられたものの、村に戻らずに水神と暮らし、子供をもうけている。

水神 (みずがみ)

エピソード「水神岩」に登場する。丹波の国に住む神様。上半身は人型だが、下半身が蛇の姿で描かれ、舌も先が二股に分かれている。イケニエの男性を助け、一緒に暮らすことになる。人語を話すことはないが理解はでき、表情や仕草でコミュニケーションもとれる。

冬服の少年 (ふゆふくのしょうねん)

エピソード「パラノイドアンドロイド」に登場する。少女と2人で2年前まで通っていた病院に現れ、どこかに去って行く。生まれつき精子に異常あったため、泌尿器科の「キ〇〇イ病院」に通っていたところ少女と出会ったと語られる。

少女 (しょうじょ)

エピソード「パラノイドアンドロイド」に登場する。冬服の少年と2人で2年前まで通っていた病院に現れ、どこかに去って行く。生まれつき難聴を患っており、右耳の聴力がほとんどなく、耳鼻科の「〇チガ〇病院」に通っていたところ、青年と出会ったと語られる。作中で唯一半袖の夏服を着ている。

壮年の刑事 (そうねんのけいじ)

エピソード「パラノイドアンドロイド」に登場する。冬服の少年、少女と入れ替わりで病院に現れた刑事の一人。「来坐来市ヶ谷病院」の読みが分からず、後輩の刑事に教えてもらった後は「東北の出身か」と珍しい苗字を地方の出身と短絡的に結びつけていた。何らかの理由で青年と少女の写真を持ち歩いており、探している様子。 役職は警部。

後輩の刑事 (こうはいのけいじ)

エピソード「パラノイドアンドロイド」に登場する。冬服の少年、少女と入れ替わりで病院に現れた刑事の一人。眼鏡をかけており、壮年の刑事と行動を共にしており、言動から部下と思われる。主にデータ収集が仕事のようで、「来坐来市ヶ谷病院」の読み方や経営形態、少年や少女の動向を押さえている。上司に対してのツッコミは冷静だが割と激しい。

白雪姫 (しらゆきひめ)

エピソード「Grimm DEAD」に登場する。作中では名前が呼ばれないが、童話に出てくる白雪姫に似た女性。棺の中に横たわっていたが目を覚まし、嘔吐したリンゴを見てわずかに過去の出来事を取り戻す。記憶から一緒に暮らしていた小人を探して歩きだす。

赤ずきん (あかずきん)

エピソード「Grimm DEAD」に登場する。作中では名前が呼ばれないが、童話に出てくる赤ずきんちゃんに似た少女。あてもなく歩いていた白雪姫と出会い、持っていた食ベものを分けてあげた。

シンデレラ

エピソード「Grimm DEAD」に登場する。作中では名前が呼ばれないが、童話に出てくるシンデレラに似た女性。白雪姫と赤ずきんが訪れた城の玉座に座っており、2人を森の向こう、アンデルセンの領土へと誘う。ちなみに単行本の幕間では、イソップ領にはネズミとアリとキリギリスしかいないと語るなど、知識に偏りがある様子。

チーコ

エピソード「迷子のチーコ」に登場する。ふたつに分けた三つ編みと星型の髪留めが特徴の少女。極度の方向音痴であり、道に迷ってばかりいる。ユウとは親密な仲のようで、何度かデートを重ねているが、毎回遅れてくるようだ。道に迷った時用に地図を持ち歩き、目印を書きこんでいるが、塀の上にいる猫を目印にしたりと少しズレている。またその猫がいなくなった際には目印がいなくなったことでパニックになり、近くの路地裏でうずくまっているところをユウに発見された。

ユウ

エピソード「迷子のチーコ」に登場する。チーコのボーイフレンド。チーコとは何度かデートをしているようで、彼女が方向音痴であることもある程度把握している様子だが、迷子になった時用の地図を見た時は、その内容に疑問を呈していた。

隊長 (たいちょう)

エピソード「リノベート・アト・ランダム」に登場する。惑星探査員の隊長で眼鏡をかけた女性。今回の惑星移住計画の指揮を取っている。既婚者であり、息子もいる。

隊員 (たいいん)

エピソード「リノベート・アト・ランダム」に登場する。惑星探査員の隊員で、若い青年。惑星探査にはあまり慣れていない様子で、ことあるごとに移住計画について隊長に指示を受けながら作業している。以前から隊長に好意を寄せていたらしい。

食人鬼 (しょくじんき)

エピソード「食餌の衝動」に登場する。人喰いに並々ならぬ興味を持つ異常者。森の中に居を構えており、エンストを起こして助けを求めて来た一家を監禁。物語冒頭時点で既に両親を殺害し、食べてしまっている。人一人を食べきるのにおよそ2週間かけ、食べた部位の味からその人の生活環境を推測したりすることができるらしい。好きな部位は順番に眼球、背筋、大腿筋。 他に心臓、胃、舌も美味いと語る。

(あね)

エピソード「食餌の衝動」に登場する。食人鬼に捕らえられてしまった家族の一人。気丈な性格をしており、食人鬼に食人の理由を尋ねたり、「人喰いが止められないのはなぜだろう」というセリフに対して「お前がド変態だからだ」と返すほどの強い精神力を持つ。妹を助けるため、食人鬼にある取引を持ちかける。

ユースケ

エピソード「魅惑のヴンダーカンマー」に登場する。片目が隠れるほど長い前髪が特徴の少年。5年生になった際のクラス替えで仲の良い友人と別れてしまい、新しい友達を作りたいと焦っている。そんな中、クラスメイトから「魔女の家に行き、なんでもいいから物をパクってくれば仲間に入れてやる」と言われ、単身乗り込んでいく。過去に判釈町の人喰鬼に挑み、ボコボコにされた経験がある。 また直接絡んでいる描写はないが、エピソード「かわずカース」などに登場する手塚椿とはクラスメイト。

祖父 (そふ)

エピソード「とある家族の飲尿法」に登場する。手塚美咲や手塚椿の祖父。作中で登場する病室の名札から「手塚志」の文字が読み取れるが、これがフルネームかは不明。作中でも名前は「じいさん」などでしか呼ばれない。何らかの理由で入院しており、周囲の反応からいつ死んでもおかしくない様子とみられる。最期の頼みとして「処女のおしっこが飲みたい」と発言する。 おしっこを飲んだだけで処女がどうかが分かるらしい。

一人暮らしの青年 (ひとりぐらしのせいねん)

エピソード「不死体コンストレイント」に登場する。夜遅くにマンションから出かけようとしたところ、レミントンに呼びかけられ部屋に招き入れてしまう。多量の出血を伴う重症を負いながらも機転を利かせるなど思考能力は高い。1週間前に彼女と別れている。

レミントン

エピソード「不死体コンストレイント」に登場する。ツインテールとそばかすがチャームポイントの女性。「洗濯物を落としたから取らせて欲しい」と一人暮らしの青年に声をかけ、部屋に入り込む。実は右手に別の人格を宿した人外の化け物。若く見えるがアメリカの開拓時代から生きているととれるセリフを口にしており、右手によれば150年生きているという。 招かれないと家に入れない、朝日が差し込むのを嫌がるなど吸血鬼を彷彿させるルールに従わなくてはならないらしい。

右手 (みぎて)

エピソード「不死体コンストレイント」に登場する。レミントンの右手に宿っている別の人格。口ぶりから察するに男性人格と思われる。手の平部分に口があり、人語を発することも可能。また単行本の幕間では「男の血飽きた」と発していることから主に右手が吸血を行なっている様子。直情的なレミントンに対し、冷静で現状把握能力に長け、一人暮らしの青年を説得する際にはミヤガワケンジの作品を引用するなど知識も豊富。

レイジ

エピソード「かいばみ幽霊」に登場する。マサキの恋人。部屋に現れる幽霊に悩まされており寝不足気味。朝9時に家を出れば間に合うような仕事をしている。

マサキ

エピソード「かいばみ幽霊」に登場する。レイジの恋人。部屋に現れる幽霊に悩んでおり、元後輩の菅原に頼んで調査とお祓いを依頼する。

シャルル=ルイ (しゃるるるい)

エピソード「ミシュリーヌとその中の者たちの話」に登場する。キノコヘアーに眼鏡をかけた少年。ミシュリーヌに丸飲みされ、彼女の胃の中で生活をすることになる。実は医学をたしなむ医者の卵。

ナルナ

エピソード「ほうき星のナルナ」に登場する。獣耳に尻尾を持つ半獣のプレイヤーキャラクター。走行速度に異常なほどのステータスを割り振っており、数値は「6950」。ゲーム内においては馬より早く走ることができる。ちなみに走行速度に振った数値を筋力か知力に割り振れば、英雄になれたほどらしい。単行本の幕間では、走行速度+30%の装備を入手しており、さらなる速度アップが見込まれる。 作中の台詞からヴァイカスと一緒にプレイすることが多い様子。釣りは苦手なようで、半日粘って釣果ゼロという有様だった。

フォーミュラ

エピソード「積めない方程式」に登場する。航宙チケットが入手できなかったという理由で宇宙船に無断で乗り込んだ少女。ドロイドのコールドに発見され、船外に放り出されそうになるが、抵抗した挙句手首をひねるなど向こう見ずな性格。

コールド

エピソード「積めない方程式」に登場する。プログラムで制御されたドロイド(人型ロボット)。フォーミュラを発見した際は、即座に船外に追放しようとするなど感情がないドロイドのように振る舞うが、フォーミュラが怪我をすると手当をしたり、無感情とは思えない言動をとることもある。

オレ

エピソード「うたかたの日々」に登場する。花菜の幼なじみで彼氏、だったが、冒頭で別れ話を切り出されてしまう。その後、花菜が惚れてしまったという「人」に会いに行ったうえで「昔のようにオレを驚かそうとしているんだろう」と一蹴。花菜の語る噂話の続きやそれに似た都市伝説についても知ってはいるが、おとぎ話だと思っている。 ラッキーストライクに似たパッケージの煙草を吸っている。なお、ストーリーとは無関係だが、物語冒頭のレストランではエピソード「とある家族の飲尿法」に登場する祖父と背中合わせに座っているほか、女子高生と虎に会うなど別作品とのクロスオーバーが激しい。

花菜

エピソード「うたかたの日々」に登場する。幼なじみのオレと付き合っていたが、動物園のハヤブサに惚れてしまい、オレに別れを切り出す。となり町の女子高生が虎と交際しているという噂を耳にし、自分とハヤブサにもその可能性があると信じている。

エピソード「Heart Food」に登場する。人語を理解し、話すことができる虎。夜になると園内を自由に闊歩できる動物園で飼われている。閉園後、園内を歩いているときにどこか見覚えのある女子高生と出会い、出口まで送っていこうと誘う。エピソード「うたかたの日々」にも登場し、女子高生を背中に乗せている。

多岐 (たき)

エピソード「コピ・コピ・ルアク」に登場する。菅原の旧友。酔っ払った菅原を気遣い、他の友人らが買い出しに出かけている隙に、内緒で特殊なコーヒーを勧める。高校生時代は酒を飲んでいたが、現在はある事情から苦手になり、酒は飲まない。

ミサ

エピソード「ファニーゲーム」に登場する。元々は部室内に立てこもっていたが、しりとりの結果助けを呼びに行くことになったため、すでに部室内に姿はない。選抜のタイムはレイコを抑えて1番の早さだったが、部室を出てから長く戻ってきていない。レイコに彼氏を取られて死ぬほどショックを受けてた時期があったらしい。

キリヤ

エピソード「カクリヨジョウント」に登場する。イズミの大学時代の同級生で、現在は小学校の教諭をしている。教え子であるイケジリハルナと真剣な交際をしているが、捕まった際のリスクを考え、国を出ようと思い立ち、イズミを訪ねてくる。

イケジルハルナ

エピソード「カクリヨジョウント」に登場する。キリヤの教え子の女子。髪型に猫の耳に見える部分があり、表情によって立ったり寝たりするほか、語尾に「ニャン」とつける特徴がある。クラス内で孤立していたところをキリヤに相談にのってもらい、親密な仲になった。

ミッドナイトファルコン

エピソード「ヴィジランティ」に登場する。タイガーリリーとタッグを組んで街の平和を守っていたが、7階から転落して死亡してしまった。単行本の幕間のイラストで元レスラーであったことが明かされた。

ジェシー=ジェイムズ (じぇしーじぇいむず)

エピソード「ウォレン=ウォルソンは二度殺される」に登場する。ウォレン=ウィルソンによって生き返った人物。元罪人らしく、仲間に後ろから撃たれて死亡したらしい。生前、ドッジシティの銀行襲撃で、保安官一人とその助手一人の殺害に関与した。

判釈町の人喰鬼 (はんじゃくちょうのおるぐ)

エピソード「パラケルススの愛弟子達」に登場する。長い黒髪にウサギの髪飾りと睨みつけるような瞳、いわゆるジト目が特徴。周辺では有名な魔法使いで、「最凶」とまで評されるほどの実力者。2人を相手取ったバトルでも勝利しており、ミシマユキオを打ち負かした魔法使いも「オルグには歯が立たない」と語っているほど。エピソード「魅惑のヴンダーカンマー」にも登場し、魔女を師匠と呼んで師事していることが判明する。

先輩 (せんぱい)

エピソード「回収委員と幻肢痛」に登場する。地雷を踏んで頭部だけになってしまったところを後輩の鳴宮に保護してもらう。本人いわく「死ぬかとおもった」とのこと。その後、身体の回収を鳴宮に依頼し、体が元通りになるまでの間、鳴宮の部屋の机の上に鎮座している。柑橘系の香りを嗅いでいると落ちつくらしい。

輪狂い姫 (わぐるいひめ)

エピソード「ふたなのか」に登場する。友永の倍近くある身長を持ち、額から角を2本生やしている人外の者。幸秀とは、生前5年間にわたり、毎年相撲勝負を繰り広げており、3勝2敗。幸秀が死んだことを知らず、友永からその死を聞かされた時は涙を流した。

幸秀 (ゆきひで)

エピソード「ふたなのか」に登場する。友永の兄だが、すでに故人。話せば長くなるなんらかの事情で、5年の間輪狂い姫と相撲勝負を繰り広げていた。相撲の成績は2勝3敗。2勝のうち1勝は、小棲取りが決まり手だったことが単行本の幕間で明かされている。

(いずみ)

エピソード「飲酒番長」に登場する。流れ星に願い事をして雪絵の唾液をお酒に変えた張本人。いつも笑顔を崩さず柔和な物腰だが、願い事の内容や発言など、どこか一般常識からズレており、雪絵を困らせて楽しんでいる節がある。

倫子 (りんこ)

エピソード「飲酒番長」に登場する。雪絵や泉のクラスメイト。実家が酒屋のため酒に詳しく、雪絵の唾液が大吟醸であると言い当てた。しかし、本人はお酒に弱く、雪絵の唾液を指ですくって舐めただけで数分後には吐いてしまうほど。

悪魔 (あくま)

エピソード「契約」に登場する。なんらかの方法で3人の男性によって召喚された正真正銘の悪魔。契約に従って呼び出された人物の願い事を最大100ポイントまで叶えてくれる。丁寧な言葉遣いで召喚者の男性を「お客様」と呼ぶなど営業マンのような態度を取る。ちなみに、彼いわく願い事をポイント換算すると、人を一人殺すのには3ポイント、36億円相当の宝石を出すには33ポイント、現代医療を超えた治療をするには25ポイントかかるらしく、100ポイント使っても未来予知はできない。

魔女 (まじょ)

さまざまな作品に絡むが、エピソード「魅惑のヴンダーカンマー」で初めて姿が描かれる。単眼の女性。森ビルという高級マンションの一室に住んでいる。初めて訪ねてきたユースケを気さくに出迎え、弟子たちにも笑顔で接する物腰は柔らかな人物。初めての来客には自身が蒐集したコレクションを惜しげもなく譲るなど、物への執着もない。しかし機嫌を損ねると相手に呪いをかけるらしく、エピソード「かわずカース」などに登場する手塚美咲はこの魔女に姿を変えられたという。

浮遊霊 (ふゆうれい)

エピソード「かいばみ幽霊」に登場する。レイジとマサキの住む部屋に現れる幽霊。昼夜を問わず姿を現わし、2人の寝不足の原因になっている。菅原の調査によれば、同じ部屋に住んでいた元住人のもとには現れず、築年数も浅いため、そのマンションで死んだというわけでもないらしい。

ミシュリーヌ

エピソード「ミシュリーヌとその中の者たちの話」に登場する。成人男性を丸々飲みこめるほどの巨体を持つ女性。惚れた男性を文字通り食べてしまう。作中の描写によれば、今までに食べた男性はシャルル=ルイ、コンスタンティンをはじめとして最低でも15人以上。胃の中で暮らす男性たちのために、たまに牛や馬を丸飲みすることがある。

コンスタンティン

エピソード「ミシュリーヌとその中の者たちの話」に登場する。目が隠れるほどの前髪とあごひげが特徴の男性。飲みこまれたシャルル=ルイが最初に出会った人物。丸呑みされたのが自分だけではないことにショックを受けるシャルルを慰めたり、ミシュリーヌの性癖にも理解を示す人格者。

ヴァイカス

エピソード「ほうき星のナルナ」に登場する。鎧を着込み、剣を背負った男性のプレイヤーキャラクター。ナルナと一緒にプレイすることが多いらしく、先日も半日釣りをしていたらしい。レアな敵キャラであるアルゴスを発見するものの、ナルナと2人での討伐は難しいと判断し、増援を呼んできてもらうようナルナに頼む。

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