概要・あらすじ
両親や姉と一緒に暮らすにぃ子は、働きもせず1日のほとんどを家で過ごすニート生活を送っている。ある日、朝9時という普段の自分では考えられない時間に起きたにぃ子はパンで朝食を摂ろうとするものの、お母から「パンはない」と言われてしまう。にぃ子はパンが食べられなくて絶望するが、すぐに自宅にホームベーカリーがあることを思い出して自分でパンを作ろうと考える。
5時間後に無事にパンを完成させ、お母と一緒にパンを満喫したにぃ子は、以降もニート生活を続けながらさまざまな料理を作り続けるのだった。
登場人物・キャラクター
にぃ子 (にぃこ)
実家で両親や姉と一緒に暮らしながらニート生活を送っている女性。明るい性格でテンションが高い。料理好きで、満月を見て急にホットケーキが焼きたくなり早朝に大量に作ったり、真夏の太陽の下で熱いカレーを食べるなど、行動力が非常に強い。普段は夜遅くまでゲームをしてお昼すぎに起きる昼夜逆転の生活をしている。
お母 (おかあ)
にぃ子の母親。主婦として炊事、洗濯、掃除といった家事を日々行っている。ニート生活を送っているにぃ子と接する機会が一番多い女性で、たまににぃ子に苦言を呈する。にぃ子が幼い頃に誕生日プレゼントにくれたおもちゃのお金を大事に取ってあるなど、娘思いの性格。
ねねやん
にぃ子の姉で、会社に勤めるOL。会社の人間からは「宮前さん」と呼ばれている。39度近い熱が出て仕事を休んでいても、仕事のことや自分が休んだことで周囲の人間に迷惑をかけてしまうことが気になって出社しようとするほどの社畜気質で、疲れとストレスが溜まっていることが多い。そのためニート生活を送っているにぃ子がだらしなくしていると機嫌が悪くなる。
お父
にぃ子の父親。社会人として朝早くから仕事に行っているが、家庭では存在感はあまりない。お母のへそくりと思われるお金を発見し、そのお金で焼肉屋に行こうとするにぃ子のことを最初は止めていたが、にぃ子の勢いに負けて一緒に焼肉屋に行ってしまう。