ハーメルンのバイオリン弾き

ハーメルンのバイオリン弾き

勇者とその仲間達が、北の都に住む大魔王ケストラーを倒すために旅を続けるファンタジー漫画。クラシック音楽をモチーフとした人物名、地名などが多数登場する。また、主人公達の奏でる魔曲にも実在のクラシック音楽の名前が使われており、その薀蓄も披露される。シリアスな場面であっても、ギャグ展開を入れ、そのまま話が進行していくのも特徴。

概要

その昔、この世の全ての魔族と大魔王ケストラーが封じ込められているパンドラの箱があった。その箱をパンドラという女性が開けてしまい、平和だった世界は暗黒の闇に閉ざされる。そんな世界を旅する、勇者を自称し、大きなバイオリンを携え北の都を目指す青年、主人公ハーメル。旅のさなか立ち寄ったスタカット村で、身寄りのない村娘フルートと出会い、幼馴染のライエル、亡国の王子トロン・ボーンを旅の仲間に加える。

その後、スフォルツェンド公国の助力を受けながら、魔界軍や様々な困難へ仲間達と立ち向かっていくことになる。

登場人物・キャラクター

主人公

大魔王ケストラーと聖女パンドラの間に産まれた、勇者を自称する青年。金に汚く、ヒロインフルートに着ぐるみを着せ路銀を稼いだり、仲間達に肉体、精神を酷使する悪戯を行うなどかなり外道な性格をしているが、根は... 関連ページ:ハーメル

フルート

スタカット村に住む村娘。正義感が強く、明るい性格の少女。魔界軍に襲われていたところを主人公ハーメルに助けられ、以後旅に同行する。だが、着ぐるみを着せられ路銀を稼がされたり、戦闘の際はハーメルの弾く魔曲で強化され戦わせられたり散々な扱いを受けている。名前の由来は木管楽器の一種であるフルート。

オーボウ

主人公ハーメルと共に旅をする、喋る黒いカラス。戦闘はできないが、ハーメルの父親的な存在で、仲間達にとってもまとめ役として重要な人物。だが、ハーメルからは、敵に向かって投げつけられたり、邪険に扱われるなど碌な目にあっていない。名前の由来は木管楽器の一種であるオーボエ。

愛の勇者を自称する、主人公ハーメルの幼馴染。幼少期に両親をハーメルに殺されており、復讐に心を囚われている。それに加えて、北の都へ行こうとするハーメルの気持ちを誤解しているため、止めなければいけないとい... 関連ページ:ライエル

スフォルツェンド公国の同盟国であるダル・セーニョ王国の若き王子。魔界軍に、故郷と両親を奪われ、敵討ちのために北の都を目指し旅をしていたところで主人公ハーメル達と出会う。生意気な性格をしているが、精神的... 関連ページ:トロン・ボーン

スフォルツェンド公国の女王。第1王子リュートの母親でもある。実年齢は50代半ばだが、外見は若々しい。慈愛に満ちた性格で人々から愛されている。法力により長命であるが、他者の傷や病気を癒す「癒しの力」の反... 関連ページ:ホルン

スフォルツェンド公国の魔法兵団を束ねる兵団隊長。階級は大神官。幼い頃に魔界軍との戦争の際、ホルンとリュートに助けられ、恩を返すため魔法兵団に入団した。ヒロインフルートを除く、主人公ハーメルとその仲間達... 関連ページ:クラーリィ・ネッド

スフォルツェンド公国に住む、クラーリィ・ネッドの妹。「魔闘家」と呼ばれる、魔法と法力を使う武闘家の地位にいる。ヒロインフルートの魔法の指導員として、主人公ハーメルの旅に同行するが、本当の目的はフルート... 関連ページ:コル・ネッド

スフォルツェンド公国の女王ホルンに仕える執事。モノクル(片眼鏡)を付け、髭を生やした老人。頭にはカツラを着用している。執事ではあるが、作戦指示を出したり、法力の力にも秀でている実力者。ヒロインフルート... 関連ページ:パーカス

かつてスフォルツェンド公国の第一王子だった青年。絶大な魔法と法力の力を持ち、人々から「人類の守護神」、魔界軍からは「スフォルツェンドの魔人」と呼ばれていた。心優しいが、天然な性格ゆえ加減を知らず周囲へ... 関連ページ:リュート

魔界軍王NO.1の実力を持つ、魔界軍王の長。髭面の男の頭部を持つ漆黒の軍服を着た青年、という異様な風体をしているが、これはスフォルツェンド公国との戦争の際、リュートとの戦いによって頭部のみが残ったため... 関連ページ:冥法王ベース

冥法王ベースの副官。実力は魔界軍王に匹敵するが、悪ふざけの過ぎる性格から副官に甘んじている。精神的に相手を追い詰めることが好きで、口癖は「あー、楽しい」。鎌とハープを掛け合わせた武器を使い、主人公ハー... 関連ページ:オル・ゴール

魔界軍王NO.2の実力を持つ、破壊力に特化した魔族。傲慢で頭が悪く、妖鳳王サイザーとは折り合いが悪い。見た目は、棍棒を持ち2つの頭部を有した巨躯の竜。大魔王ケストラーに気に入られ、次の大魔王になると考... 関連ページ:幻竜王ドラム

魔界軍王NO.3の実力を持つ、翼の生えた美しい女性。幻竜王ドラムとは折り合いが悪い。血塗られた甲冑と翼、鎌を持った姿で数多の国を滅ぼしてきたことから、人々に「ハーメルンの赤い魔女」と呼ばれ恐れられてい... 関連ページ:妖鳳王サイザー

オカリナ

魔界軍王NO.3妖鳳王サイザーの副官。右目に傷跡のある白いカラスの格好をしているが、本当の姿はきりりとしたショートヘアの女性。サイザーがまだ幼い頃から面倒を見ており、サイザーの母親的な存在でもある。戦闘の際は、鳳凰千破という必殺技を使う。 名前の由来は気鳴楽器の一種であるオカリナ。

妖鳳王サイザーが楽器のフルートを奏でて召喚する精霊。9人おり、肩当に番号が書かれている。それぞれの名前は番号順に、ゲルヒルデ、ヘルムウィーゲ、ワルトラウテ、シュウェルトライテ、オルトリンデ、ジークルー... 関連ページ:ワルキューレ

魔界軍王NO.4の実力を持つ。上半身に犬型の獣人、下半身に犬そのものが付いた見た目をしている。魔界軍一の剣客で様々な剣を集めることと、強い相手がもがき苦しむ様を眺めるのが趣味。強者に媚び、弱者には強く... 関連ページ:超獣王ギータ

かつて魔界軍王の立場であったが、大魔王ケストラーに歯向かい、幽閉されていた罪人。主人公ハーメルの魔族の血を暴走させることと、ケストラー復活を成し遂げるために連れ出された。人間、魔族関係無く破壊し尽す快... 関連ページ:ヴォーカル

大昔にパンドラの箱に封印された魔族の王。箱の綻びから自身の肉体の一部を抜け出させ、天使と人間のハーフである聖女パンドラと接触し、主人公ハーメルを作る。その後、パンドラを騙し、自身が封印されている箱を開... 関連ページ:大魔王ケストラー

主人公ハーメルの母親にして、大魔王ケストラーの妻。天使の父と人間の母親を持つ聖女でもある。ハーメルの持つバイオリンの元の所有者。慈愛に満ちた性格をしているが、ケストラーとの間に異形の子供を授かって以来... 関連ページ:パンドラ

ヴァイ・オリン

スフォルツェンド公国から離れた山小屋に住む老人。世紀の発明家として知られ、パンドラの箱を作り上げた張本人。主人公ハーメルの持つバイオリンを作ったのも彼である。また、ハーメルのファーストキッスを奪った人物でもある。名前の由来は弦楽器の一種のバイオリン。

集団・組織

魔界軍

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する魔族達の軍隊。それぞれに魔界軍王と呼ばれる指揮官が存在し、冥法軍を冥法王ベース、幻竜軍を幻竜王ドラム、妖鳳軍を妖鳳王サイザー、超獣軍を超獣王ギータが指揮している... 関連ページ:魔界軍

スラー聖鬼軍

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する軍団。スラー共和国の5人の王子と王女で構成された軍隊で、有事の際には国を守護する戦闘集団となる。名前は生まれた順から、第1王子コキュウ、第2王子ガイタ、第3王子... 関連ページ:スラー聖鬼軍

場所

スフォルツェンド公国

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する国家。魔法と法力の力を用いて魔界軍と戦う国家。領土全体を城壁で囲まれている、守りの堅い強大な大国。女性が統治する国家で、現在は女王ホルンが国を治める。執事パーカ... 関連ページ:スフォルツェンド公国

ダル・セーニョ王国

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する国家。無敵の剣術によって国を守護する王宮騎士団を有し、魔界軍と戦う。スフォルツェンド公国に並ぶ強大な大国で、トロン・ボーンの父親である、騎士王シュリンクス・ボー... 関連ページ:ダル・セーニョ王国

グローリアー大帝国

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する国家。古の力を持つ精霊と契約を結んでいる帝国。軍事力はスフォルツェンド公国に及ばないが、精霊の加護を受け戦闘力を高められる。現在は、大帝グロッケンシュピールの手... 関連ページ:グローリアー大帝国

スラー共和国

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する国家。独自の機械文明を持ち、人類最強の軍事国家、東の大国ともいわれている。スフォルツェンド公国とは友好関係にあり、パンドラの箱の保管を任されている。国王シターンによって統治されており、国の守護はスラー聖鬼軍に任せられている。国名の由来は演奏記号の一種、スラー。

北の都

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する、大魔王ケストラーが統治している魔族達が住まう都。都の名前は「ハーメルン」。主人公ハーメルとその仲間達が目指す最終目的地であり、ハーメルの母親であるパンドラもここに捕らえられている。

その他キーワード

パンドラの箱

『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する、発明家ヴァイ・オリンが作り上げた箱。大魔王ケストラーや魔族達を封じる力を持つ。手の平に置けるほど小さいため、魔界軍王達も探すのに苦労していた。現在、箱自体はスラー共和国に、箱を開けるための十字架型の鍵はスフォルツェンド公国によって守られている。

魔曲

『ハーメルンのバイオリン弾き』にて使われる、楽器を演奏することで出せる必殺技の総称。演奏を聴いた相手を操る、身体能力を強化する、精霊を召喚し戦わせるなど、効果は様々ある。作中でこの技を使えるのは、主人... 関連ページ:魔曲

アニメ

ハーメルンのバイオリン弾き

山あいの平和な村で暮らすハーメルとフルートは、故郷を魔物に襲われ、恐ろしい真実を知らされる。フルートは魔族と戦う人類の最重要拠点スフォルツェンド公国の姫であり、彼女を守る結界が破られて魔族が侵攻してき... 関連ページ:ハーメルンのバイオリン弾き

書誌情報

ハーメルンのバイオリン弾き 全37巻 エニックス〈ガンガンコミックス〉 完結

第1巻

(1991年9月発行、 978-4870250017)

第2巻

(1992年2月発行、 978-4870250109)

第3巻

(1992年8月発行、 978-4870250239)

第4巻

(1993年2月発行、 978-4870250352)

第5巻

(1993年7月発行、 978-4870250451)

第6巻

(1993年11月発行、 978-4870250550)

第7巻

(1994年2月発行、 978-4870250697)

第8巻

(1994年5月発行、 978-4870250802)

第9巻

(1994年9月発行、 978-4870250901)

第10巻

(1995年3月発行、 978-4870250987)

第11巻

(1995年5月発行、 978-4870251106)

第12巻

(1995年10月発行、 978-4870251274)

第13巻

(1995年12月発行、 978-4870251304)

第14巻

(1996年4月発行、 978-4870251458)

第15巻

(1996年9月発行、 978-4870251588)

第16巻

(1996年12月発行、 978-4870251694)

第17巻

(1997年2月発行、 978-4870251793)

第18巻

(1997年3月発行、 978-4870251878)

第19巻

(1997年4月発行、 978-4870251939)

第20巻

(1997年7月発行、 978-4870252066)

第21巻

(1997年9月発行、 978-4870252165)

第22巻

(1997年12月発行、 978-4870252318)

第23巻

(1998年2月発行、 978-4870252424)

第24巻

(1998年4月発行、 978-4870252837)

第25巻

(1998年9月発行、 978-4870253438)

第26巻

(1998年12月発行、 978-4870254176)

第27巻

(1999年4月発行、 978-4870254756)

第28巻

(1999年6月発行、 978-4757500273)

第29巻

(1999年9月発行、 978-4757500679)

第30巻

(1999年12月発行、 978-4757501294)

第31巻

(2000年3月発行、 978-4757501737)

第32巻

(2000年6月発行、 978-4757502482)

第33巻

(2000年9月発行、 978-4757502918)

第34巻

(2000年11月発行、 978-4757503373)

第35巻

(2001年1月発行、 978-4757503694)

第36巻

(2001年4月発行、 978-4757504189)

第37巻

(2001年4月発行、 978-4757504196)

ハーメルンのバイオリン弾き :最終楽章《歓喜の歌》 全1巻 スクウェア・エニックス〈ヤング ガンガン コミックス リミックス〉 完結

第1巻 最終楽章《歓喜の歌》

(2008年9月発行、 978-4757523777)

ハーメルンのバイオリン弾き :シェルクンチク 全8巻 スクウェア・エニックス〈ヤング ガンガン コミックス〉 完結

第1巻

(2008年9月発行、 978-4757523623)

第2巻

(2009年3月発行、 978-4757525016)

第3巻

(2009年9月発行、 978-4757526891)

第4巻

(2010年3月発行、 978-4757528307)

第5巻

(2010年8月発行、 978-4757529823)

第6巻

(2011年1月発行、 978-4757531321)

第7巻

(2011年7月発行、 978-4757532991)

第8巻

(2012年1月発行、 978-4757534865)

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