ヒロインをめざせ!

ヒロインをめざせ!

お調子者の白銀みさおが、ひょんなことからヒロインになるべく国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に入学し、地球にやってくる未知の生物に対抗するため日々奮闘する姿を描く。エイリアンや怪物も登場するが、全体的にコメディタッチになっており、ヒーローもののお約束を逆手に取ったパロディも多数存在する。

正式名称
ヒロインをめざせ!
ふりがな
ひろいんをめざせ
作者
ジャンル
ラブコメ
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概要・あらすじ

体操選手の白銀みさおは、その運動神経と抜群のお調子者のセンスを見出され、ヒロインとなる試験を受けることになった。無事に試験に合格したみさおは、国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に入学し、そこで地球の平和を守るヒーローを目指して特訓を受けるように言い渡される。はじめは自分に起こった現実を受け入れられなかったみさおだったが、学校で出会った赤星明の言葉や元来の性格、さらに持ち併せた運動神経から、ヒロインの資質を高めていくことになる。

登場人物・キャラクター

白銀 みさお (しらがね みさお)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う14歳の女の子。赤星明、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来、緑松健二は同期。体操選手ということもあって運動センスが良い。人におだれられるとすぐに調子に乗る性格で、その際は本人でもセーブがきかず、後で恥ずかしくなり落ち込んでしまう。調子に乗って失敗した後は明の言葉に救われることが多く、彼に恋心を抱いている。

赤星 明 (あかぼし あきら)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う14歳の少年。白銀みさお、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来、緑松健二とは同期。ヒーローに強い憧れを持っており、同時期に入学した誰よりもヒーローの存在価値を信じている。また、かなりのヒーローオタクでもある。剣術家である父親の影響で、赤星明自身の戦闘力は非常に高い。

桃園 鈴花 (ももぞの すずか)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う13歳のかわいい女の子。白銀みさお、赤星明、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来、緑松健二とは同期。ヒロインが大好きな少女。性格は柔らかくマイペースで肉弾戦などは苦手だが、その姿には怪物も戦意を喪失してしまう。

ハルキ=ブルーウォーター (はるきぶるーうぉーたー)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う15歳の青年。まるで王子様のような外見で、女性に優しい。白銀みさお、赤星明、桃園鈴花、黄風来、緑松健二とは同期。ナルシストな部分があり、みさおたち6人でヒーローシックスを組む際は、自分が絶対にリーダーだと言い張る。

黄風来 (こうふうらい)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う6歳の少年で、国籍は中国。白銀みさお、赤星明、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、緑松健二とは同期。ヒーローに志願したのは「お金が欲しい」という理由だったが、仲間が戦闘で傷つく姿を放っておけない優しい一面がある。

緑松 健二 (みどりまつ けんじ)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に通う12歳の少年。白銀みさお、赤星明、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来とは同期。非常に地味で仲間からも忘れられがちな存在であるが、自分でも存在感がないのをコンプレックスに感じている。

十一文字 五郎 (じゅういちもんじ ごろう)

白銀みさおたちに直接指示や指導を行う、国立ヒーロー・ヒロイン養成学校の男性教官。十一文字五郎自身がヒーローマニアな部分があり、教官に選ばれたのもそれが理由。ヒーローアニメの主人公を彷彿させる熱血漢で、「エイリアンを倒す」という養成学校が設立された本来の意味を忘れがちである。

黒須 悟 (くろす さとる)

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校の2期生として入学した14歳の少年。孤児であり、紫条麗良の父親に拾われ育てられた。白銀みさおとは幼なじみで以前は優しい子供だったが、麗良の父親によって性格を矯正されている部分が強い。自分の人生は麗良の父親のおかげで成り立っていると考えており、彼の命令で養成学校にスパイとして潜り込むこともためらわない。

紫条 麗良 (しじょう れいら)

お金持ちの令嬢で、国立ヒーロー・ヒロイン養成学校に2期生として入学する。わがままで、傲慢な性格。自分の父親が考えることは絶対的だと思っており、父親の障害になっている養成学校を妨害しようとするがいつも失敗に終わる。黒須悟のことを使えない世話係と罵る反面、少なからず好意を寄せている。

集団・組織

ヒーローシックス

白銀みさお、赤星明、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来、緑松健二の6人で結成されるヒーロー戦隊。それぞれの隊員にはカラーが決められており、みさおはホワイト、明はレッド、鈴花はピンク、ハルキはブルー、黄風来はイエロー、健二はグリーンを担当している。

場所

国立ヒーロー・ヒロイン養成学校 (こくりつひーろーひろいんようせいがっこう)

地球にやってくるエイリアン対策のために作られた、ヒーロー・ヒロインを養成するための学校。一期生として白銀みさお、赤星明、桃園鈴花、ハルキ=ブルーウォーター、黄風来、緑松健二が、ヒーロー・ヒロインの適性があると見なされ入学した。国の税金によって賄われており、日本国民からは非難の対象となることもあった。

その他キーワード

生物兵器 (せいぶつへいき)

紫条麗良の父親が作っている戦闘兵器。麗良も国立ヒーロー・ヒロイン養成学校への妨害行為をする際、変装すると共に生物兵器を引き連れて襲撃している。動物をベースにした生物兵器は完成度が低いが、人間がベースになっているものは完成度が高く、強力。

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