概要・あらすじ
昭和6年栃木県真岡。日本拳闘倶楽部の創立者でアメリカ帰りの渡辺勇次郎は、拳闘(ボクシング)の興行を行っていた。渡辺は試合後のアトラクションとして「誰かこのボクサーを倒せる者はいないか」と観客に呼び掛ける。これに、素人相撲の横綱が応じるが、体格差で有利であったにもかかわらず、ボクサーに軽くあしらわれてしまう。
その様子をリングサイドで見ていた1人の少年が名乗りを上げる。真岡中学柔道部主将、堀口恒男だった。ボクサーのテクニックに翻弄される堀口だったが、打たれても前に出るタフネスと根性で、ついにボクサーに強烈なパンチを入れる。翌年、ボクシングの魅力に憑りつかれた堀口は、上京して渡辺の拳闘倶楽部を訪れた。