フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス

フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス

米原秀幸の代表作「フルアヘッド!ココ」シリーズの第3作目で、『サンセットローズ』の続編。大航海時代の只中のヨーロッパにあるファンタジー世界を舞台に、青年になったココ・フェルケナが、仲間たちと共に挑む航海や抗争を描いた海洋ロマンアドベンチャー。また、地上の破壊を目論む最強の海賊であるゼルヴァンス・ゴートの台頭で、これまでにない規模の大戦へと発展していく展開も大きな見どころとなっている。ココやカフェル・スパード、ジョン・バーツをはじめ、旧作のメインキャラクターが数多く登場する。秋田書店「別冊少年チャンピオン」2017年12月号から2022年1月号まで連載。番外編に米原秀幸の『フルアヘッド!ココ 番外編-ZERO-』がある。

正式名称
フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス
ふりがな
ふるあへっど ここ ぜるゔぁんす
作者
ジャンル
アドベンチャー
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ココ・フェルケナ

海賊船「ツインソード号」のキャプテンを務める青年。強靭な肉体と身体能力を誇る。凄腕(すごうで)の剣技を持ち、常軌を逸した大胆な行動が目立つことから、「不思議のココ」の異名を持つ。天真爛漫(らんまん)かつ前向きな性格で、「本気でやればなんとかなる」を信条にしている。だが、敵対する相手には挑発を繰り返し、躊躇(ちゅうちょ)なく戦いを挑むなど好戦的な一面を持つが、無益な殺生は好まない。「天使」と呼ばれる存在を追い求めており、ある街で助け出した少女、レインこそがその天使であることを知る。しかし、その矢先に幽霊船「ゼルヴァンス号」のキャプテンを務めるアスカマ・ニグにレインを奪われ、その奪還のために動き出す。

カフェル・スパード

海賊船「レッドスケル号」のキャプテンを務める青年。ココ・フェルケナの幼なじみ。筋肉隆々のマッチョで、身の丈ほどある大剣を軽々と振り回す。母親のスパードを深く敬愛しており、海賊稼業を続けているのは彼女の影響が大きい。ココとは本音で語り合える親友同士だが、互いの性格から悪口を言い合ったりケンカすることも少なくない。ラーア城の王女、ライラを拉致しようとするアスカマ・ニグの前に現れ、これを阻止するために戦いを挑むが、ニグが仕掛けていた狡猾(こうかつ)な罠(わな)にかかり、左足を切り落とされたうえにライラも奪われてしまう。これをきっかけにニグへの逆襲を決意し、同じ目的を持ったココと改めて手を結ぶ。

前作

フルアヘッド!ココ (ふるあへっど ここ)

大航海時代風の異世界を舞台に、憧れの海賊ジョン・バーツ率いる海賊団スイートマドンナの一員となった少年・ココ・フェルケナが、彼らと共に失われた「ファルコン文明」を追う冒険アクション物語。 関連ページ:フルアヘッド!ココ

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