ブラッククローバー

ブラッククローバー

魔法が絶対とされる世界で、魔力を持たない少年アスタが、自身の夢を叶えるため戦い、成長していく軌跡を綴った、王道のファンタジーバトル漫画。繊細な描画で表現される多彩な魔法や、テンポの良いストーリーがスピーディーに展開されていく一方で、中世的な身分制度という重いテーマも要素の1つとして劇中に盛り込まれている。

正式名称
ブラッククローバー
作者
ジャンル
ファンタジー一般
 
バトル
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊14巻
関連商品
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あらすじ

単行本第1巻

魔神によって絶滅の危機に瀕する人類を救った1人の魔道士。後に彼は魔法帝と呼ばれ伝説となった。それから、魔法帝の座は才能ある魔導士に受け継がれ、人々は平和に暮らしていた。最果ての町・ハージの教会に暮らす孤児の少年アスタは、自らが伝説の魔法帝になることを夢見て、日々特訓に明け暮れるものの、簡単な魔法のひとつもまともに使えずにいた。そう、彼は一切の魔力を持たない非常に珍しい体質だったのだ。一方、アスタと教会で孤児として兄弟のように育ち、同じく魔法帝を目指す少年・ユノは、魔法の才能に恵まれ将来を嘱望されていた。だが、圧倒的な逆境にありながらも決して折れることなく、アスタは夢を叶えるため自らの肉体を鍛え続けていた。そして、アスタが15歳を迎えた年、まるでその努力に応えるかのように、彼は悪魔が棲むという黒い魔導書の使い手として選ばれる。こうしてアスタは相変わらず魔力は持たないが、魔法を無効化する反魔法という、極めて異質な力を手にしたのだった。それから半年後、アスタとユノは自らの夢を叶えるための第一歩として、魔導士のエリートが集まる魔法騎士団の入団試験を受けた。その結果、ユノはエリート集団「金色の夜明け」へ、アスタはならず者集団として悪名高い「黒の暴牛」へ入団することになるのだった。曲者揃いの「黒の暴牛」の面々から団の一員だと認められたアスタに、イノシシ狩りという初任務が与えられた。しかし、依頼のあった村でアスタたちが目にしたものは、謎の魔導士集団に囚われた村人たちの姿であった。アスタたちは村人を守るべく、魔導士に戦いを挑むのであった。 

単行本第2巻

予想外のアクシデントに見舞われつつも無事に初任務を成功させたアスタは、魔法帝・ユリウスから直々に「魔宮」の探索の命を受けた。その任務にはユノたちも参加しており、アスタたちはどちらが先にに魔宮最奥の宝物殿にたどり着くか、勝負をすることになる。しかし、敵対国家・ダイヤモンド王国の魔導士軍団も魔宮に眠る魔導具を狙って侵入、アスタたちと戦いを繰り広げる。ユノもまた人工的に魔力を高められた魔導戦士・マルスと対決し、追い詰められてしまう。

単行本第3巻

新たなる魔法を手にし、魔宮での任務を達成したアスタとユノはその功績が認められ、それぞれの騎士団から優れた魔導士が集まる騎士団員戦功叙勲式に参加することに。しかし、下民の出であるアスタは他の団員に嘲笑されてしまい、一触即発の状況となってしまう。そんな中、王都が何者かに襲撃されていると一方が入る。状況は一転、アスタはいち早く突撃し、団員たちは協力して敵の迎撃へと動き出すのであった。

単行本第4巻

アスタは王都を襲ったテロリスト集団の一人、屍霊魔法使いのラデスと対決。ラデスを追い詰めるアスタだったが、敵の真の目的は紅蓮の獅子王団長・フエゴレオンにあった。フエゴレオンは何者かに襲われ瀕死の重症を負ってしまい、そのうえアスタも更に現れた敵の新手に拉致されてしまう。敵は自ら「白夜の魔眼」と名乗り、クローバー王国の殲滅を宣言し、消えていったのであった。 

単行本第5巻

王都から消えた「白夜の魔眼」たちを待ち受けていたのは魔法帝・ユリウスその人であった。ユリウスは敵を瞬時に撃破し、アスタを奪還。残ったメンバーを尋問しようとするも、敵は空間魔法により消失。そこに残ったものは謎の石版だけであった。その後、休暇をもらったアスタと「黒の暴牛」のゴーシュは、村の子供たちが誘拐されるという事件に遭遇。アスタとゴーシュは犯人を追い、無事に子どもたちを助け出した。しかし、そこに突如「白夜の魔眼」の一員・マリーが現れ、誘拐犯の一人の魔力を増大させ、巨大な怪物へと変化させてしまう。

単行本第6巻

ゴーシュと協力しマリーを打倒したアスタだったが、そこに「白夜の魔眼」党首・リヒトが出現。一転し窮地に立たされたアスタたちの前に、「黒の暴牛」の団長・ヤミが現れる。ヤミとリヒトは激しい戦いを繰り広げるも、さらに「白夜の魔眼」最強の三人「三魔眼」が登場。戦闘力だけではリヒトを上回るという三人を前に、追い詰められたヤミたちだが、そこに「翠緑の蟷螂」団長・ジャック・ザ・リッパー、「碧の野薔薇」団長・シャーロット・ローズレイ、銀翼の大鷲団長・ノゼル・シルヴァが救援に現れた。三人の団長の力に加え、ヤミの戦いを間近に見て成長したアスタの活躍もあり、辛くも強敵を退けたのだった。

単行本第7巻

アスタの反魔法の力により、魔法騎士団内部にいた裏切り者の正体、そして「白夜の魔眼」が各地に散らばる魔石を執着していることが判明した。魔石を奪還する任務を受けたアスタたちは、危険な強魔地帯・海底神殿へと向かった。たどり着いた一行が神殿の長である大司祭に命じられたのは、魔石を賭けて神官魔道士たちとバトルロワイヤルをすること。しかし、戦いの最中に「白夜の魔眼」幹部「三魔眼」の一人、絶望のヴェットが乱入してきたのだった。

単行本第8巻

突如海底神殿に現れたヴェットに、黒の暴牛の団員たちはヤミ抜きで戦うことを余儀なくされてしまう。驚異的魔力を武器に、ヴェットは団員たちを絶望の縁に叩きおとすべく蹂躙する。しかし、バネッサとフィンラルの助けを信じ、アスタは両腕に重症を負いつつも希望を捨てず戦い続け、ついにヴェットに致命的な一撃を加えるのだった。

単行本第9巻

海底神殿から魔石を手に入れ、魔法帝に報告に向かったアスタたちは、キテンの町にダイヤモンド王国の精鋭・八輝将の三人が率いる軍勢が襲撃することを知る。いち早く急行した「金色の夜明け」が敵を迎撃するが、ヤミは団長のウィリアムにある疑念を抱き、キテンへと向かうのだった。ウィリアムの圧倒的魔力と成長を遂げたユノの活躍で、クローバー王国は勝利。その後、アスタは王国一の回復魔導士に、ヴェットとの戦いで傷ついた両腕を診てもらうことに。しかし、古代の呪術魔法の影響で、腕の治療は不可能と宣言されてしまう。

単行本第10巻

呪術魔法に侵されたアスタの両腕の治療法を求め、黒の暴牛の団員たちは各地に散らばった。そんな中、バネッサは生まれ故郷である魔女の森を訪れていた。また、ノエルはかつてダイヤモンド王国から亡命したファンゼルたちに協力を求め、同じく魔女の森に向かうことに。アスタたちはバネッサと合流するが、折り悪くダイヤモンド王国軍と「白夜の魔眼」幹部「三魔眼」の憎悪のファナが魔女の森を襲撃。魔女の森の女王・魔女王の魔法で両腕を治療したアスタは、バネッサとフィンラルとの息の合った戦いでファナを圧倒する。一方、ファンゼルはかつての教え子だったマルスとマドロスと再開、戦いを余儀なくされてしまう。

単行本第11巻

断魔の剣の新たな力に目覚め、マドロスとの戦いに勝利を収めたアスタ。戦いは終わったかに思われた。しかし、アスタの力を我が物にしようとする魔女王はアスタを操り、仲間たちを殺させようとする。絶対絶命の中、バネッサは「運命を操る」魔法を覚醒させるのであった。

単行本第12巻

功績に応じて魔法騎士団の順位を決める「星果祭」が始まった。「金色の夜明け」は例年通り一位に、万年最下位であった「黒の暴牛」はなんと二位を獲得。さらに、その場でクローバー王国の国王から、「白夜の魔眼」討伐のための王撰騎士団選抜試験試験の開催が宣言される。昏睡状態のフエゴレオンに代わって「紅蓮の獅子王」団長となったメレオレオナは団員たちを鍛えるため、温泉合宿を強行した、アスタやユノも強制的に連行され、激しい訓練を受けるのだった。

単行本第13巻

王撰騎士団選抜試験がついに開始。その試合内容は、三人のチームを組み、自分の魔晶石を守りつつ相手の魔晶石を壊すこと。アスタはミモザとザクスを名乗る謎の男とチームを組み、身勝手なザクスに振り回されつつもなんとか勝ち進んだ。そして、一回戦最後の試合、ユノとノエルのチームは因縁のソリドのチームと激突する。

単行本第14巻

王撰騎士団選抜試験二回戦、アスタたちはミモザの兄・キルシュのチームを下し三回戦へと進出する。そして、フィンラルとランギルスの兄弟対決が始まった。激戦の末、弟のランギルスが兄を下す。しかし、決着が付いているにも関わらず、ランギルスはとどめを刺そうとし、アスタが止めに入った。暴走したランギルスとアスタの対決は収まらず、そのまま三回戦へと突入してしまう。

単行本第15巻

メレオレオナ率いる王撰騎士団選抜の一員となったアスタは、「白夜の魔眼」アジトへの侵攻作戦に参加。そこで「三魔眼」最後の一人、不実のライアと激突する。一方、「黒の暴牛」アジトは「白夜の魔眼」の襲撃を受ける。ゴーシュ、グレイ、ゴードンは追い詰められてしまうが、謎の青年・ヘンリーがアジトを動かし、三人を援護するのだった。

単行本第16巻

団員たちが奮闘するなか、ヨミはウィリアムへの疑惑を強め、彼への面会を待っていた。一方ウィリアムは、王都にて魔法帝と対峙、ある衝撃的な事実を告げるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

15歳、身長155cm、誕生日(教会に拾われた日)10月4日、天秤座、血液型A型。好きなモノはシスター。単純一直線のまっすぐな熱血少年で、孤児であり下民の出身ということもあってか、常に弱き人々を守らん... 関連ページ:アスタ

15歳、身長172cm、誕生日(教会に拾われた日)10月4日、天秤座、血液型AB型。好きなモノは空。常に冷静沈着な口数少ない美少年だが、その本質はマイペースな天然系である。また一方で、ライバルに闘志を... 関連ページ:ユノ

15歳、身長161cm、誕生日11月15日、蠍座、血液型O型。好きなモノは甘いモノ、小憎たらしくて可愛いモノ。魔法騎士団の1つである黒の暴牛の新入団員で、美しい銀髪と美貌を持つ。アスタとは同時期に入団... 関連ページ:ノエル・シルヴァ

18歳、身長169cm、誕生日4月7日、牡羊座、血液型B型。好きなモノは辛いモノ、漢(おとこ)。魔法騎士団の1つである黒の暴牛の団員で、団長であるヤミ・スケヒロに心酔し、ヤミの筆頭舎弟を自称している。... 関連ページ:マグナ・スウィング

18歳、身長167cm、誕生日10月11日、天秤座、血液型O型。好きなモノは強い者、ちょっかい。魔法騎士団の1つである黒の暴牛の団員で、常に笑みを絶やさない偏執的なバトルマニアの青年。平民の出ながら、... 関連ページ:ラック・ボルティア

魔法騎士団の1つである金色の夜明けの団員。生真面目かつ理知的ではあるが、貴族としての誇りが高く、身分の低い者を見下すなど性格は鼻持ちならない。一方で、女性に対する不意打ちを嫌うなど、紳士的な一面も。ま... 関連ページ:クラウス・リュネット

魔法騎士団の1つである金色の夜明けの団員。ノエル・シルヴァとは従姉妹同士であり、彼女もまたクローバー王国における王族の1人である。マイペースなおっとりとした美少女で、世間知らずなためか悪気は全くないの... 関連ページ:ミモザ・ヴァーミリオン

シスター

クローバー王国の最果ての町で教会に仕える聖職者。まだ年若い女性ながら孤児たちの面倒を見る。アスタやユノたちにとっては姉や母親のような存在。なお、アスタからは何度も求婚されているが、神に仕える身としてその申し出を断り続けている。得意とする魔法は水創生魔法。

28歳、身長183cm、誕生日9月17日、乙女座、血液型O型。好きなモノはタバコ、威圧、面白いヤツ。アスタが所属する魔法騎士団の1つ黒の暴牛の団長である。厳つい筋肉質の大男で、破壊神の異名で周囲からは... 関連ページ:ヤミ・スケヒロ

クローバー王国と対立するダイヤモンド王国で、実験的に造り出された魔道戦士。強大な魔力を誇っているうえ、複数の系統の魔法を行使できる。口数少ない無機質な青年で、人としての感情が希薄。実験体として施設で育... 関連ページ:マルス

集団・組織

魔法騎士団

『ブラッククローバー』に登場する組織。アスタたちの祖国クローバー王国が誇る、9つの騎士団からなる魔法帝直属の魔道士軍団。それぞれが戦闘に特化した魔道士のエリート集団で、誇りと命を懸けて国民を護ることか... 関連ページ:魔法騎士団

黒の暴牛

『ブラッククローバー』に登場する組織。クローバー王国における魔法騎士団の1つで、アスタが所属する。武功よりも被害額の方が多いというならず者ぞろいの騎士団で、周囲からは嘲笑と畏怖の視線を向けられがち。団員も癖のある個性的な人材が揃っており、日常茶飯事のように騒動が巻き起こっている。

その他キーワード

魔導書

持ち主の魔力を高める魔法のアイテムで、年に1度、全国各地で15歳になる若者を集め、魔導書の授与式が催される。この魔導書を授かることで、若者たちは一人前の魔道士として、それぞれの道を踏み出していく。授け... 関連ページ:魔導書

書誌情報

ブラッククローバー 既刊14巻 〈ジャンプコミックス〉 連載中

第1巻

(2015年6月4日発行、 978-4088804163)

第2巻

(2015年8月4日発行、 978-4088804521)

第3巻

(2015年10月3日発行、 978-4088804897)

第4巻

(2015年12月4日発行、 978-4088805672)

第5巻

(2016年3月4日発行、 978-4088806303)

第6巻

(2016年5月2日発行、 978-4088806723)

第7巻

(2016年8月4日発行、 978-4088807515)

第8巻 絶望 VS 希望

(2016年10月4日発行、 978-4088807928)

第9巻

(2016年12月2日発行、 978-4088808239)

第10巻 戦場の決断

(2017年3月3日発行、 978-4088810232)

第11巻

(2017年5月2日発行、 978-4088810737)

第12巻

(2017年8月4日発行、 978-4088811925)

第13巻 王撰騎士団選抜試験

(2017年10月4日発行、 978-4088812106)

第15巻 勝者

(2018年3月2日発行、 978-4088813585)

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