ヘルハウンド

ヘルハウンド

『スプリガン』『ARMS』などで知られる作者・皆川亮二の、講談社「月刊アフタヌーン」初連載作品。舞台は現代の東京。幼い兄弟たちのために傭兵となったショウ・ザンマは、戦場で強化犬ヘルに追い詰められ、巨大な謎の花の中に落ちてしまう。見たこともない平和な世界(治平界)で目覚めたショウと強化犬ヘルが、元の世界(戦乱界)に戻るために奮闘する姿を描いたSFバトルファンタジー。戦場で敵同士だったショウとヘルが共通の目的のために協力するバディアクションが魅力。また、戦乱界から現代日本に潜伏し、ショウとヘルの前に立ちふさがる「人間擬態植物(プラントヒューマノイド)」たちの謎も見どころ。講談社「月刊アフタヌーン」2022年8月号より連載。

正式名称
ヘルハウンド
ふりがな
へるはうんど
作者
ジャンル
軍隊・軍人
 
ファンタジー
レーベル
アフタヌーンKC(講談社)
巻数
既刊3巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ショウ・ザンマ

戦乱界の住人の男性。貧困にあえぐ幼い兄弟のために傭兵に志願した若者で、傭兵部隊「地獄の番犬(ヘルハウンド)」に所属。第七地区(セクターセブン)防衛の任務を遂行中、最強の強化犬ヘルに追われて、地下にあった大きな蓮の花の中に落下。気がついた時には、2022年の東京の蓮池に浮かんでいた。怪物じみた謎の人間に襲われた際、強化犬ヘルが現れ、共闘して敵を倒す。以来、元の世界に帰るという共通の目的を持つヘルとコンビを組むことになる。ヘルとは精神呼応術で会話が可能。また、戦乱界から蓮の花を通ってきた時に、ヘルの能力が少し分配され、動体視力の強化と的確な反撃モードが発動するスキルを手に入れた。

ヘル

戦乱界で兵器として戦っていた犬。額に「H」の模様がある。強化(ブースト)手術を施され、武装した最強の兵士。「悪魔」と恐れられる「猟犬(ハウンド)部隊」に所属。第七地区(セクターセブン)で戦闘中、ショウ・ザンマを追いかけて、一緒に蓮の花の中に落ち、2022年の東京に転移する。敵同士だったが、元の世界に帰るという共通の目的を持つショウとコンビを組んで行動することになる。「ヘル」という名は便宜上ショウにつけられたもの。正式名称は「H・E・L(ハウンドエレクトリックラボラトリー)製1179番」である。プライドが異常に高く、ショウを常に下に見ている。

書誌情報

ヘルハウンド 3巻 講談社〈アフタヌーンKC〉

第1巻

(2022-11-22発行、 978-4065295908)

第2巻

(2023-04-21発行、 978-4065311127)

第3巻

(2023-09-22発行、 978-4065328286)

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