マーメイド・ヘヴン（漫画）- マンガペディア

概要・あらすじ

高校2年生の獅馬渡は、不治の病の治療のため、21世紀から300年の間人口冬眠状態にあった。しかしある日渡が目を覚ますと、地球は変わり果てた常夏の星になっていた。困惑する渡だったが、シェルビー・ハーバーライトをはじめとする海賊団「血染めの人魚団」に拾われて協力を要請され、ともに海底遺跡「白の遺跡」を目指すことになる。

登場人物・キャラクター

獅馬渡 (しじまわたる)

21世紀に生まれた、高校2年生の男子。前髪を目の上で切り、髪全体を後ろに流してツンツンにはねさせている。不治の病に苦しんでおり、未来に治療法が発見されることを信じて、治療法が見つかる時間に合わせて目覚めるよう300年間人工冬眠していた。しかし予定時期に目覚めなかったばかりか、冬眠用のカプセルごと海中で漂っていたところをシェルビー・ハーバーライトに発見され目を覚ます。明るく前向きな性格で、目覚めた後の変わり果てた地球に驚きつつ、機械いじりの腕を買われてシェルビー率いる海賊団「血染めの人魚団」で活躍することになる。

シェルビー・ハーバーライト (しぇるびーはーばーらいと)

海賊団「血染めの人魚団」のキャプテンを務める少女。前髪を右寄りの位置で斜めに分け、胸まで伸ばしたロングヘアに三角帽子をかぶり、露出度の高い水着のようなボディスーツを着ている。明るく男勝りな性格で、一人称は「ぼく」。獅馬渡を人口冬眠用のカプセルから保護し、300年前の世界の知識を持つ渡に、海底遺跡「白の遺跡」を目指すための協力を要請する。

ヤッコ

海賊団「血染めの人魚団」の一員の少女。腰まで伸ばしたロングウェーブヘアに、背中にタコの足を模した機械を付けたボディスーツを着ている。褐色肌で、関西弁で話す。明るくおおらかな性格で、格闘技が得意。

ハザミ

海賊団「血染めの人魚団」の一員の少女。耳の下まで伸ばした内巻きボブヘアに、カニを模した帽子をかぶり、背中にカニのはさみのようなものが付いたボディスーツを着ている。小柄で、おとなしい性格。現代の人間たちの中では比較的機械いじりが得意だが、獅馬渡のすばらしい技術を目の当たりにして以来、「師匠」と呼び慕っている。

オビュレ

海賊団「血染めの人魚団」の一員の少女。胸まで伸ばしたロングヘアに、シャチを模した形の帽子をかぶり、鎧のような露出度の高いボディスーツを着ている。クールで寡黙な性格。役割は兵士で、銃の類も扱う。

グリート

シェルビー・ハーバーライト、ヤッコ、ハザミ、オビュレの父親的存在で故人。偉大な海賊であるのに加え、シェルビーたちのような、親を亡くした身寄りのない子供を引き取って育てるなども行って周囲に慕われていたが、ヴォースの裏切りにより2年前に亡くなった。そのため、シェルビーたちはグリートの敵を討つため、ヴォースのアジトである海底遺跡「白の遺跡」を目指している。

ヴォース

シェルビー・ハーバーライトら海賊団「血染めの人魚団」の敵。もともとは普通の人間の男性で、獅馬渡同様人口冬眠用のカプセルから目覚めた存在であったが、何度も肉体を改造し、現在では巨大なタコのような姿になってしまっている。2年前まではグリートの部下であったが、グリートを裏切り殺害。現在は海底遺跡「白の遺跡」をアジトにしている。

シュモック

潜水艦「紅邪悪号」の一員の、若い女性の海賊。前髪を右寄りの位置で分けて額を全開にし、胸まで伸ばしたロングウェーブヘアで、褐色の肌をしている。残忍で凶悪な性格で、ニモをもうけ話に利用できると考え追っている。

ニモ

シュモックに追われている謎の少女。前髪を右寄りの位置で斜めに分け、腰まで伸ばしたロングウェーブヘアに星型の髪飾りを付けている。自分自身を生まれ故郷を滅ぼした危険な存在だと思い込んでおり、死を望んでいる。シェルビー・ハーバーライトたちに助けられ、自分の正体がわかるまで保護されることになる。

集団・組織

血染めの人魚団 (ぶらっでぃまーめいど)

シェルビー・ハーバーライトがキャプテンを務める女海賊のみで構成された海賊団。ヤッコ、ハザミ、オビュレが所属している。かつてはグリートがキャプテンを務め、ヴォースも所属し、他にも多くの団員がいた。しかしヴォースの裏切りによってグリートが亡くなってからは、団員たちはヴォースについていったり団を抜けてしまったため、現在の構成となった。

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EC

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