概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
中原 スナコ (なかはら すなこ)
長い黒髪の少女。北海道から叔母・中原美音が経営する下宿にやって来た。登場当初は前髪で目を隠していた。中学生の時に好きだった男の子に「ブスは嫌いなんだよ」と言われ、それがトラウマとなっている。異常なほど自らの容姿にコンプレックスがあり、鏡を見ると極端に怖がる。また美しいものを極端に恐れている。地味で孤独を愛しているが、そのためかえって悪目立ちしている。 普段は三頭身で描かれることが多いが、いざというときにはモデルのような容姿になる。ホラーやスプラッタをこよなく愛している。
高野 恭平 (たかの きょうへい)
下宿に住む4人の男性の1人。容姿端麗で女性からの人気は高いが、自己中心的で喧嘩っ早い。女の子達から毎日のように追い掛け回され、母親がノイローゼ気味になったため下宿している。同じ下宿に住んでいる織田武長、遠山雪之丞、森井蘭丸と共に、大家の姪中原スナコをレディーにできたら家賃はタダという条件を出されいる。 乱暴な物言いもするが、4人の中でスナコと一番ウマが合っている。
織田 武長 (おだ たけなが)
女性達の目を釘付けにする美少年で、さらに頭脳明晰で運動神経も良い。女性からの人気も高い。同じ下宿に住んでいる高野恭平、遠山雪之丞、森井蘭丸と共に、大家の姪中原スナコをレディーにできたら家賃はタダという条件を出されいる。性格は硬派で思いやりがあるが、当初スナコには腹を立てていた。
遠山 雪之丞 (とおやま ゆきのじょう)
女顔で背が低い事にコンプレックスを抱いている。気弱で泣き虫かつ純情な性格。その風貌から何かにつけて女装させられている。同じ下宿に住んでいる高野恭平、織田武長、森井蘭丸と共に、大家の姪中原スナコをレディーにできたら家賃はタダという条件を出されいる。
森井 蘭丸 (もりい らんまる)
見目麗しいが、女好きでとにかく手が早い。人妻まで手を出す程女癖は悪いが、同年代の女子には興味が無い様子。同じ下宿に住んでいる高野恭平、織田武長、遠山雪之丞と共に、大家の姪中原スナコをレディーにできたら家賃はタダという条件を出されいる。
中原 美音 (なかはら みね)
中原スナコの伯母。未亡人でかなりの大金持ちらしく、世界中を飛び回り要人達と人脈を持っている。壮麗な屋敷を下宿として高野恭平、織田武長、遠山雪之丞、森井蘭丸に貸している。彼らに姪のスナコをレディーにできたら家賃はタダという条件を出している。
笠原 乃衣 (かさはら のい)
容姿端麗な少女。織田武長に憧れており、一緒に住んでいるという中原スナコに近付いてきた。勝気でさばさばした性格でスナコとは対照的。元は平凡な容姿だったが、普段の努力で現在の美貌を手に入れた。
イライザ
下宿となっている屋敷の地下に棲みついていた幽霊。大掃除の時に誤って地下に落ちた中原スナコに憑りついてしまう。(1900年)当時イギリスにあった屋敷で殺されたという。とりつかれたスナコはレディー然として織田武長達を喜ばせた。しかし恐るべき性癖を持っていた。
さゆり
中原スナコ達が森井蘭丸の紹介で訪れた温泉旅館の女将。見るからに女の色香に溢れている。訪れてわずかな時間で蘭丸と親しくなり彼を「蘭ちゃん」と呼んでいる。ある計画にスナコ達を巻き込もうとする。
お嬢様 (おじょうさま)
森井蘭丸の見合い相手の女子。見合いの席で蘭丸に一目惚れし、彼を一途に思い続けている。最初は反発していた蘭丸も、心を傾けるようになった。蘭丸を追いかけるうちに中原スナコや笠原乃衣と仲良くなり、3人で出かけたりしている。
保健室の先生 (ほけんしつのせんせい)
中原スナコ達が通う高校の保健室の養護教諭。ウェーブのかかった髪の女性で、妖艶な雰囲気を醸し出している。森井蘭丸とできている様子。バレンタインデーには蘭丸を狙う女子生徒達に保健室を占拠された。
番長 (ばんちょう)
ゴリラのような風貌の男子。衿の高い学ランを羽織り「先公」などと話すステレオタイプそのものの風貌をしている。女性の趣味はマニアックで、中原スナコに惚れてしまう。
場所
下宿 (げしゅく)
高野恭平、織田武長、遠山雪之丞、森井蘭丸が中原スナコと共に住む屋敷。元はイギリスにあったが、スナコの伯母中原美音が地下室に至るまでそっくり日本に運んできた。およそ下宿という名にはふさわしくない壮麗な外観と内装で、全貌は下宿人達も把握していない。
その他キーワード
ひろしくん
中原スナコの持っている人体模型人形。かつてスナコが男に傷つけられ、放心状態でいた時に拾った。親友のように話しかけ、日々磨いている。あまりの溺愛ぶりに一度姿が見えなくなるとスナコは半狂乱状態に陥ってしまう。
書誌情報
ヤマトナデシコ七変化 12巻 講談社〈講談社コミックスフレンドB〉
第1巻
(2000-10-01発行、978-4063412109)
第2巻
(2001-03-01発行、978-4063412284)
第3巻
(2001-07-01発行、978-4063412420)
第4巻
(2001-12-01発行、978-4063412611)
第5巻
(2002-06-01発行、978-4063412871)
第6巻
(2002-12-01発行、978-4063413175)
第7巻
(2003-03-01発行、978-4063413281)
第8巻
(2003-08-01発行、978-4063413465)
第9巻
(2004-01-01発行、978-4063413694)
第10巻
(2004-06-01発行、978-4063413885)
第11巻
(2004-11-01発行、978-4063414066)
第12巻
(2005-03-01発行、978-4063414202)
ヤマトナデシコ七変化 28巻 講談社〈講談社コミックスB〉
第13巻
(2005-06-01発行、978-4063414295)
第14巻
(2005-11-01発行、978-4063414523)
第15巻
(2006-03-01発行、978-4063414646)
第16巻
(2006-07-01発行、978-4063414783)
第17巻
(2006-11-01発行、978-4063414936)
第18巻
(2007-03-01発行、978-4063415148)
第19巻
(2007-08-01発行、978-4063415377)
第20巻
(2008-01-01発行、978-4063415575)
第21巻
(2008-07-01発行、978-4063415841)
第22巻
(2008-12-01発行、978-4063415995)
第23巻
(2009-05-01発行、978-4063416220)
第24巻
(2009-09-01発行、978-4063416404)
第25巻
(2010-02-01発行、978-4063416664)
第26巻
(2010-06-01発行、978-4063416879)
第27巻
(2010-12-01発行、978-4063417180)
第28巻
(2011-04-01発行、978-4063417401)
ヤマトナデシコ七変化♡ 32巻 講談社〈講談社コミックス別冊フレンド〉
第30巻
(2011-12-01発行、978-4063417746)
第31巻
(2012-06-01発行、978-4063417982)
第32巻
(2012-12-01発行、978-4063418309)
ヤマトナデシコ七変化 36巻 講談社〈講談社コミックス別冊フレンド〉
第33巻
(2013-04-01発行、978-4063418514)
第34巻
(2013-10-01発行、978-4063418811)
第35巻
(2014-09-01発行、978-4063419375)
第36巻
(2015-02-01発行、978-4063419665)
ヤマトナデシコ七変化 講談社〈講談社コミックスDX〉
the best A
(2006-09-01発行、978-4063721928)
the best B
(2006-09-01発行、978-4063721935)
the best C
(2006-12-01発行、978-4063722383)
the best D
(2006-12-01発行、978-4063722390)







